概要

AAAの強豪、ギャラクシーシャークスのGM。メジャー候補生、ギルガメッシュ・スター（愛称ギル）の父親でもある。GMと言っても実際の役割は選手のまとめ役であり、経営はオーナーのゴールドマンに握られている。
野球への情熱があり選手からは慕われるが、情に厚くそれでいて頑固な性格が災いして貧乏くじを引いてしまう性分。

パワメジャ3

元々は実業家で裕福であったが、友情と愛情を天秤にかけられないために知人の借金を背負ってしまい、その後に情の厚さを買われてゴールドマンに拾われた。
ギルに言わせれば「頭脳明晰・冷静沈着・判断力という言葉が最も似合わない男」。
主人公の実父（主人公とギルは兄弟にあたる）であり、前作のアランと同様に主人公と肌の色が同じである。だが生まれる前に借金苦に陥り妻と別れた（向こうから離縁を申し込まれたらしく、後に逃げられたのかと主人公に聞かれて否定していない）ため互いの顔を知らない。

グリーンアップルズのウイリアムGMと知り合いで、彼を通じて主人公がAAで活躍できるよう便宜を図り、あわよくば自分のチームに引き入れようとしていた。
そして主人公がAAAのゴールデンアップルズに昇格したことを機に対面を果たしたものの、父親が生きていたこと自体は受け入れられても父親と呼ぶことには抵抗を持たれ、反骨心から引き抜きも断られてしまう。

親子でメジャーを制覇する夢を持っていたが、AAAで主人公が負けた場合、移籍を拒み続けた末に優勝争いから脱落した主人公に対し「頑固さも父譲りか…」と複雑な気持ちを吐露して彼の獲得を断念、自分を父と呼んでくれた主人公への感謝を残して去ってしまう。
勝った場合は全治3ヶ月という故障を隠していたギルの処遇を巡って「世界中探してもギルの代わりなどいない」と激昂してゴールドマンにつかみかかった結果、ギルともども退団させられてしまう。
どちらにしろ、主人公とメジャーを制覇する夢が叶うことはなかった。

退団した場合はギルとAAAの映画撮影に臨み、主人公が途中で負けた場合もギャラクシーシャークスを去るが、メジャー球団の経営には関われず浪人状態だという。主人公は自分のチームに来てほしいと願うものの、それが叶う日がいつ来るかはわからない。

なおギルと親子であることを明言するのは追放されるルートのみである。

パワメジャ2009

ギャラクシーシャークスのGM。親バカと天然ボケがやや強調されており、ギルが選手として使えないなら一緒にチームを止めると言い出している（なお、こちらではシッチによりギルとの親子関係が早々にバラされる）。

シッチが反抗的な選手をゴールドマンに密告していることに怒りを見せつつも、ゴールドマンの意向に逆らえず苦悩しているが、そのシッチでさえ追放しておいて金で補強を考えているゴールドマンにはさすがの彼も愛想が尽き「いくら金を積まれても辞めた選手の代わりは出てこない」と相手にしなくなった。

ゲーム終了後はギャラクシーシャークスを去るが、念願叶ってメジャーのGMとなった。

関連人物

パワメジャ君(3)

実の息子。
AAにいる間に便宜を図り、ギャラクシーシャークスに引き入れようとしていた。これは罪滅ぼしだけではなく親子でメジャーを制覇する夢のためであったが、いずれにしろ叶うことはなかった。

ギルガメッシュ・スター

長男でメジャー候補生だが、表向きはGMと選手の関係。
パワメジャ3ではルート次第で親子ともどもチームを追われる。
パワメジャ2009ではギルだけが追放され、その後敵同士となる。