どうまんりさ
道満里沙

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登場作品 パワプロアプリ
登場シナリオ その他オリジナルキャラクター
所属 マントル辺境高校
ポジション 3B(メイン)、SS(○)
利き手/足 右投右打
誕生日 不明

概要

 三塁や遊撃を守るマントル辺境高校の内野手。パワーA80にパワーヒッターを有する長距離打者であり、長きにわたってパワプロアプリの投手育成環境を担った同校において、(主人公が代わりに登板しているため)堂江竜河を欠く打線の核としてお世話になったと多くのユーザーから地味~に愛されている存在である。
 マントル辺境高校のチームメイト同様ファンタジー作品に登場する種族にちなんだ命名がなされていると考えられており、彼女の場合は、リザードマン/リザードウーマンをもじったというのが定説(リザードマン/リザードウーマン→里沙道満→道満里沙)。名前の通りトカゲをモチーフにしたであろうワイルドな髪型をしているのだが、そういったいかつい見た目やパワフルなプレースタイルとは裏腹に、本性は内気で気弱なそばかす娘であり、他人と相対するとつかえながらでないと話せなくなってしまう。
 そんな彼女が、野球を通じて交流を深めていくうちに主人公へ好意を抱くようになり……?

モブキャラからの大躍進

 元々は汎用の男モブパワターを与えられていた道満。里沙という女の子らしい名前を持つことがサクスペ経由で判明した後、2022年春頃からしれっと告知もなく固有のグラフィック&パワターが追加され、それからさらに1年以上経った2023年GW、やっとイベキャラとして実装されることとなった。……のだが、話はそれだけで終わらず、なんとその際彼女は、プロ入りを果たしあまつさえ主人公と両想いになるという驚きの展開を引っ提げてきた。

 女性キャラクターがプロ入りを果たしたのは、千葉ロッテマリーンズに入団した早川あおい、キャットハンズに入団した橘みずき、津々家バルカンズに入団した六道聖、パワプロスタジアムにおいてキャットハンズに入団した姿が描かれた小山雅という錚々たるメンツ以来であり、もちろんアプリ出身キャラとしては初めて。彼女候補でない選手キャラに主人公と結ばれるエンドが用意されているのは、[恋のキューピッド]天音姫恋(人気投票1位を記念しての実装)以来2人目のことである。(※選手キャラ以外も含めるなら2018南国リゾート学園編の花鳥風香、2020パワフル農業大学編の織河めぐるが該当する)
 1モブキャラだったことを考えると意外なほどの大躍進を遂げ、特別な存在感を放つキャラクターとなっている。

選手能力

 ミートDパワーAにパワーヒッターという典型的な長距離砲タイプの打撃能力を持ち、守備能力も肩力B守備力B捕球Cに送球○、守備職人と三遊間を任せるには理想的。ただし、走力がFのため守備範囲にはあまり期待できず、三塁手はまだしもサブポジ補正で守備力もD相当まで下がっている遊撃手を任せるには不安が残る。
 それでも、遊撃を守れる強打者というだけでも十分な希少価値は有していると言えるだろう。

イベキャラ

通常バージョン

驚くべきパワーを秘めた女子選手。単純作業が大好きで、野球部でもひたすら筋トレをしている。人付き合いが苦手で、内気。
(パワプロアプリN〜PRのプロフィールより)

三塁を守る強打の女子選手。野球も学業も優秀なのに、自分に自信が持てず、いつもおどおどしている。ひなたぼっこが大好き。
(パワプロアプリSR〜PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:低体温系女子

自己紹介

 野球部全体がボランティアで草むしりをすることとなり、不平や愚痴をこぼしながらダラダラ取り組む主人公であったが、そんな彼の前に大量の雑草を抱えた道満が登場。しっかりやっているなんて偉いなどと称えられた彼女は、口下手なあまり、自分はただ単純作業が好きなだけで真面目とかそういう話ではないのだという内容すら最後まで話しきれないまま、すっかり赤面しきって逃げ去ってしまうのであった。

主人公:道満(どうまん)さん!?その袋の草、全部1人で抜いたの!?
道満:う、うん・・・そう・・・だけど・・・
モブ:へぇ、ちゃんとやってて道満さんは偉いなぁ。
主人公:うんうん。オレなんか全然手につかないよ。
道満:違っ・・・わたし、単純作業・・・
モブ:いやぁ、本当に偉い!さすが道満さん!
道満:好きなだけ・・・で・・・う、あ・・・
効果音:(ピュー!)
モブ:あっ、行っちゃった。
主人公(心情):道満さん、真面目だけど人と話すのは苦手みたいだな・・・

全レアイベント『筋トレと友情』

 室内練習場を訪れた主人公は、隅で自主練に取り組む道満を発見。いつもアームカール、スクワット、腕立て伏せ、腹筋、プランクをこなしているという彼女のトレーニング量に感銘を受けた彼は……。

  • 「一緒にやらせて!」を選んだ場合、1人で黙々とやるのが好きだという彼女を押し切って一緒に筋トレを行うことに。
    • 大成功パターンでは、見事フォームを崩すことなくトレーニングをやり切った主人公は、「やってみて分かったよ。これを毎日こなしている道満さんはスゴいって」と道満を称賛。「・・・そ、そうやってまっすぐ言えるのも十分・・・すごい」と赤面しつつも、トレーニングに関しては饒舌になってきた彼女の様子を見て、「少しは心を開いてくれたのかな?」と微笑むのであった。
    • 成功パターンでは、なんとかトレーニングをやり切った主人公は、「えっと、トレーニングは自分に合ったもの、じゃないと・・・」と忠告され、「今さっき実感したよ。道満さんはスゴいな。あれだけのトレーニングをやったのに息切れひとつしてないじゃないか」「その仕上がった筋肉はそうやって作られたんだね」「いやぁ、本当にスゴい!腕だけじゃなく太ももまでバキバキでうらやましいよ!」とデリカシー0の言葉で道満を称え、「――ッ!!」と突き飛ばされる羽目になってしまうのであった。
    • 失敗パターンでは、道満が普段こなすメニューを半分もやり切れなかった主人公は、「さすが道満さんだな・・・そのストイックさ、尊敬するよ」「いやぁ、本当にスゴい!集中力も根性も見習わなくちゃ!」と彼女を称賛。相手が赤面して逃げ去ってしまったのを受け、「この流れ、なんだか前にもあった気がするな・・・」と既視感を覚えるのであった。
  • 「追い込むコツは?」を選んだ場合、選択肢の通りハードなトレーニングを続けるコツを尋ねることに。単純作業が好きなだけだという答えに対し、それでも辛いトレーニングをこなすのは大変だと言うと、「つ、つらいなら・・・やらなくていいんじゃない・・・かな?」「・・・つらい思いをするのはかわいそう・・・」「わたしが代わってあげるのってどう・・・かな?」などとピントのずれた優しさに満ちた反応が返ってくるのであった。

Rイベント『日向ぼっこで夢うつつ』

1回目

 珍しく練習に来ていない道満について、「あの真面目な子がだぜ?ちょっと心配じゃないか?」「あの人見知りだぜ?どこかの隅に引っ込んでるだけで練習してるうちに顔を出すって」とモブが話すのを耳にした主人公は……。

  • 「探しに行こう」を選んだ場合、選択肢の通り学校中を探し回った末に屋上に横たわっている道満を発見。慌てて駆け寄ると「しっぽが切れちゃう・・・」というトカゲくらいしか言わなさそうな寝言が耳に入り、目覚めた彼女にその真意を問い質そうとするも、逃げられてしまうのであった。

主人公:おい、道満さん!しっかりするんだ!
道満:むにゃむにゃ・・・しっぽ、しっぽが切れちゃう・・・
主人公(心情):ね、寝てる?というか、しっぽって何?
主人公:道満さーん!起ーきーて!
道満:んぅ・・・あれ、○○くん・・・?
主人公:よかった。目が覚めたんだね。
道満:わたし・・・日向ぼっこしてて・・・え、えっと・・・わたし・・・寝過ごした?
主人公:ところで、しっぽって何?寝言で言ってたんだけど・・・
道満:あ・・・えっと、その・・・ごめんなさーいっ!
主人公:待って!だからしっぽて何!?

  • 「先に練習を始めよう」を選んだ場合、主人公は構わず練習をスタートさせる事を決め、結局道満は来ずじまいとなってしまう。すると翌朝出会った彼女は、日向ぼっこをしているうちに練習も忘れて眠りこけていたと言い、変な日焼けをしてしまったからと姿を隠すのに必死で、「いや、何してるの?」と思わずツッコむことになるのであった。(イベント終了)

2回目

 練習中、道満からの視線に気づいた主人公がどうかしたのか尋ねると、彼女が勝ったらお願いを聞くという条件で飛距離勝負を挑まれる。

あ、えっと・・・その・・・わ、わたしと・・・
わたしと・・・飛距離勝負・・・して!
そ、それで・・・わたしが勝ったら、お願いごと・・・聞いて。

  • 成功パターンでは勝利した上で何を頼みたかったのか尋ねることに。答えはこの間聞いた寝言のことを忘れて欲しいというもので、わざわざそんなことを言われなくても言いふらしたりはしないと笑い飛ばしてみせる。すると、迷惑をかけたお返しにお気に入りの日向ぼっこスポットを教えるからそこで寝言を聞かせて欲しいと言われ、「それは仕返しっていうんじゃないかな?」とツッコむこととなるのであった。
  • 失敗パターンでは敗れてしまい、約束通りこの間聞いた寝言のことを忘れて欲しいとお願いされる展開に。そんなことはすっかり忘れていたと笑い飛ばし、別のお願いをしたらどうかと提案すると、「これからも寝過ごしたら・・・起こしに・・・来て・・・」と頼まれることとなり、それは自分で気をつけて欲しいと内心ツッコミを入れるのであった。

SRイベント『野球とキミの話』

1回目

 休み時間、教室移動があることを忘れてぼーっとしている道満に主人公が声をかけると、ちょうど彼女の女友達が登場。その子からは「あなたが声をかけてくれたのよね?保護ありがとう」と感謝され、「ほら、里沙ちゃんってちょっとぼんやりしてるところがあるでしょ」「私が守ってあげなきゃ!って気持ちにさせられるのよね」と熱弁を振るわれた彼の反応は……。

  • 「わかる気がする」を選んだ場合、選択肢の通り頷き、それならばと部活中の保護を頼まれることに。流石に心配し過ぎではないかと断ろうとするも、「いいえ!そんなことないわ!」「そもそも大人しい里沙ちゃんが運動部に入っていること自体が意外なんだから」と押し切られてしまう。その影響で、一体なぜ道満が野球部に入ったのか気になり始める主人公なのであった。
  • 「早く授業に行こう」を選んだ場合、選択肢の通り早く教室を移動するよう促し、お節介から彼女を助けることに成功。すると、直後の授業では翌日いきなりテストを行うとの予告が。対策が間に合うか不安に思っていると、助けてくれたお礼にと道満から要点のまとまったノートを貸してもらえることとなるのであった。(イベント終了)

2回目

 トレーニングの合間、部室で一息吐く道満と鉢合わせした主人公。話題に窮してかねてより気になっていた野球部に入った理由について尋ねると、それをきっかけに野球の醍醐味について語り合うこととなる。

道満:え、えっと・・・打席に立つ順番が決まってる・・・から・・・
主人公:どういうこと?
道満:そ、その、打席にいる間は1人・・・でしょ?何も奪い合わなくていい・・・飛んでくる球に集中するだけ、で・・・よくて・・・
主人公:もしかして!真剣勝負の空気感のこと!?
道満:そ、そう・・・!自分とボールだけ、で・・・
主人公:すべてが完結するような感覚!あれは体験したらやめられないよね!

 そして、ついには「いやぁ、まさか道満さんがここまでの野球好きなんてな」と認めるまでに至り、野球を愛する仲間として、今後もどんどん色々な話をしようと約束し合うのであった。

3回目

 主人公は、野球好きの同志として近隣で開催される野球イベントへ行かないかと道満から誘われ快諾。実際行ってみると中々の混雑具合で、はぐれないよう気をつけようと口にした矢先、通行人にぶつかられて彼女が体勢を崩してしまい……。

あ、あの・・・今度のお休み、予定・・・ある?
え、えっと・・・近所で野球のイベントが、あって有名選手も来る、らしくて・・・
野球好きの同志として・・・一緒に、どう・・・かな?

  • 成功パターンでは、すかさず瞬時に彼女をホールド。
  • 失敗パターンでは、彼女を掴もうとするも支え切れず共倒れ。

 いずれにせよ以降の展開は同じで、無事を確認した後、気を取り直した彼が「オレ、イベントが楽しみすぎてドキドキしてきたよ!」と胸を高鳴らせる一方、同じく胸の高鳴りを覚える道満は、「このドキドキは多分そのせいだけじゃない・・・けど・・・」と自らの秘めたる恋心を自覚するのであった。

エピローグ

彼女がいない場合

 互いのプロ入りを祝い、主人公と道満は新天地での活躍を約束し合う。しばしの沈黙の後、今後も休みの日は共に外出したり、様々なことについて話し合う関係でいたいと道満が切り出し、募る想いを告白。主人公もその想いに応え、これからも沢山色んな話をしようと2人は誓い合うのであった。

主人公:道満さん?どうかしたの?
道満:あの、あのね・・・またお休みの日に会うことってでき・・・る?
主人公:なになに?また何かイベントでもあるの?
道満:う、ううん・・・そうじゃなくて・・・わたし、○○くんと・・・野球のことも、野球以外のこともお話し、したい・・・
主人公:それってまさか・・・
道満:うん・・・わたし、あなたのことが好き・・・あのっ、でも・・・もし迷惑だったら・・・
主人公:迷惑なわけないよ!オレも道満さんが好きだ!
道満:ほ。ほんと・・・?
主人公:ああ、だからいっぱい話そう!2人のことも!これからのことも!
道満:うん・・・ありがとう○○くん・・・お話し・・・しようね。たくさん、たくさん・・・

彼女がいる場合

 互いのプロ入りを祝い、主人公と道満は新天地での活躍を約束し合う。しばしの沈黙の後、彼には恋人がいると知る道満はついぞ想いを告白することができず、身を引く決心を固めてしまうのであった。

主人公:道満さん?どうかしたの?
道満:なんでもない・・・プロでも、ライバルとして・・・よろしくね。
道満(心情):・・・今だけはしゃべるのヘタでよかった・・・○○くんには彼女がいる。わたしが入る場所なんて・・・ないから・・・

コンボイベント

『静かな日向ぼっこ』

 茂古葉萌子とのコンボ。
 校舎裏でのんびりしている茂古葉と道満を見かけた主人公が2人に近寄ろうとすると、足音を察知され、「敵襲ー!!」と逃げられてしまう。ギリースーツを着ていなかったため焦ってしまったという茂古葉の弁に「だからって、わざわざ着て来なくても・・・」とツッコミつつ、何をしていたのか尋ねると、道満の誘いで日向ぼっこをしていたとの答えが返ってき……。

  • 「仲良いんだね」を選んだ場合、選択肢の通り指摘し、今度一緒にサバゲーに行く話が進んでいるのだとと頷かれる。後日、件のサバゲーはどんな感じだったか2人に尋ねると、道満が銃いじりに熱中してしまい肝心のゲームには参加しなかったと判明。「で、でも地味な作業・・・好きだから、楽しかった・・・」「はい!おかげでお気に入りの銃がピカピカになりました!」と笑顔を浮かべる両者を眺め、「まあ、2人が満足ならそれでいいか」と苦笑する主人公なのであった。
  • 「どうしてこんな所で?」を選んだ場合、選択肢の通り尋ね、人目に付かなくて落ち着くから(道満)、静かで足音がよく聞こえるから(茂古葉)という答えを得る。さらに茂古葉は「神経を研ぎ澄ませ、接近する敵の気配を察知する必要がありますから!」と続け、道満が「さすが茂古葉さん・・・いつも守ってくれて、安心・・・」と全幅の信頼を寄せる一方、主人公は「つまり、さっきのオレは敵扱いされてたってことか・・・」と釈然としない表情を浮かべるのであった。
  • 「オレも一緒にいい?」を選んだ場合、選択肢の通り混ぜて欲しいと申し出るも、2人ともに難色を示されてしまう。3人でギリースーツを着込めば互いの気配も気にならなくなるかもという茂古葉の提案に、「う、うん・・・安心・・・できそう・・・」と道満が肯定的な反応を見せる一方、主人公は「知らない人が見たら逆に不安になりそうだけど!?」と全力でツッコむのであった。
新規作成日: 2022/03/31 15:55
最終更新日: 2023/07/31 22:22
最終更新者: エチレン @etilen_pawa
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