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おがわめぐる
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登場作品 | eBASEBALLパワフルプロ野球2020 |
登場シナリオ | パワフル農業大学編 |
所属 | パワフル農業大学 |
ポジション | 監督、投手 |
利き手/足 | |
誕生日 | 不明 |
目次 概要
母校であるパワフル農業大学の野球部で監督を務める女性。普段はおっとりとしていてマイペース、一見何も考えていなさそうですらあるが、優れた観察眼で部員の性格や得手不得手を熟知し、行動を巧みに操ったり、弱点を突いた的確な采配をしたりするなどしたたかな一面を持つ。また、いたずら好きであり、嘘泣きしてみせて相手の動揺する様を見るのが大好き。 パワ農の伝統である楽しくのびのびをモットーに放任主義を貫いており、チームは長らく弱小のままであったのだが、主人公が表明した強くなりたいという熱い思いに衝き動かされ、パワ農の特色を活かした独特な練習法で部員たちを鍛え上げていくことになる。 人間に限らずハーブを育てるにしても丹念に思いを込めて世話をするような愛情深い性格をしており、主人公曰く甘やかし上手。料理の腕も確かで、作中では豚汁やハーブ料理を振舞い彼を唸らせる。また、野球一筋でお洒落な服装とは無縁の人生を送って来たにもかかわらず、大学生の主人公とカップルに間違えられるほどの若々しいルックス、美貌を維持している。
獅乃木との関係 彼女の方針が誤っていることを示すため、弱小のパワ農野球部に並々ならぬ対抗心を燃やすなど、メガロポリス学院大のエース獅乃木琢磨から異常なほどの執着を受けている。 自分にとって不要な物はゴミ呼ばわりやカス呼ばわりして容赦なく切り捨てる獅乃木が、野球部分裂などの手段に訴えず、言うことを聞かせるためにわざわざ部室立て籠もり事件を起こすほどの執着を見せた以上、(サクスペのイベントで強く否定してはいるものの)中学時代の彼にとって織河は淡い好意の対象であった可能性が高い。 主人公との関係 主人公ははじめこそ彼女のやり方や熱意に対して懐疑的であったが、「楽しみながら強くなる」ことを目指して共にチーム強化を果たしていくうちに熱烈な信奉者となって獅乃木との対決姿勢を深めていく。 織河の方も、死闘となった紅白戦と「一緒にプロを目指しましょう!」という主人公の冗談をきっかけに、彼は自分が教え導く「タネ」以上の存在であり、漫然とのびのび野球に甘んじていた自分に影響を与えて変わるチャンスをくれた一人の特別な男性であると認識し、恋心を自覚するようになる。 まとめ獅乃木の「(楽しむことなどムダで)ただ強くなりたい」という立場と織河の「(強くならなくていいから)楽しんで野球をしたい」という立場はどちらも極端な物として描写されており、パワ農シナリオにおいては主人公の情熱と織河の創意工夫、そして自然の中育んだ強固なチームワークによってパワ農野球部が「楽しみながら強く」なったことで、それらの相容れない理想が止揚されて1つの解決に至ったと解釈することが出来る。 パワ農のシナリオを織河の物語として総括するならば、愛情深い性格と少年野球時代に受けたスパルタ指導への反発から誰も落ちこぼれないのびのび野球を推し進め、勝ちにこだわるとか強くなりたいという意味での野球への真剣さ(※主人公は獅乃木のことを野球に対して真面目と評している)は失い気味であったが、主人公と二人三脚で「楽しみながら強くなる」野球を模索してチーム強化に励むうちに真剣さを取り戻していき、勝利への執念を見せるまでになる。そして彼への恋心を自覚し、秋の神宮大会で優勝した場合には別れを惜しみ想いを伝える、となるだろう。
パワフル農業大学編メインストーリー『のんびりとした日常』パワ農野球部のダラけた空気に焦りを感じる主人公は、強くなるために練習量を増やすべきだと監督の織河に直訴するも、野球は楽しいのが一番だという彼女から得意の嘘泣きであしらわれそうになる。それでも食い下がろうとすると、「厳しい練習をしたからって、絶対にプロになれるわけじゃないのよ?」「○○くんが望むような練習に、他のみんなはついて来れるかな?」との核心をついた指摘を受けてしまい返答に窮することとなるが、苦し紛れに発した「みんなが楽しみながら強くなる練習があればいいんじゃないですか!?」「オレが、絶対見つけ出してみせます!」という言葉により心を動かすことに成功。自分も何か考えてみると約束してもらうのであった。
『実習練習 春』 「楽しみながら強くなる」方法がさっぱり思いつかない主人公が気分転換のために深呼吸をしていると、そこへ織河が登場。一緒になって深呼吸をしてみせた後、パワ農には都会では感じられない四季折々のいろんな個性があると語りかけてくる。 『大学日本代表』大学日本代表に参加する獅乃木琢磨のニュースをいつになく真剣な表情で見つめる織河。そこへ主人公がやって来たため、慌ててテレビの電源を消して応対。自分も日本代表みたいな大舞台で活躍したいと語る彼を、夢が叶うといいねと励ますのであった。 『実習練習 夏』織河の勧めで土作りと整地をすることになった野球部。このままのペースでは日が暮れるまでに終わらないと効率的に作業を進める方法を相談し合う部員たちを眺める彼女は、「ふふっ、考えてる考えてる」と満足げに微笑むのであった。 『実習練習 秋』 織河が地元の農家に話をつけ、野球部一同は果物の収穫をすることに。よく許可がもらえましたね、と訊く主人公であったが「ん~・・・私が可愛いから・・・かな?」とふざけた返事であしらわれてしまう。やって来た農家のおじさんからめぐるちゃんと呼ばれているため、どうやら個人的なコネで話を付けたのだと思われる。 『秋季リーグ 1回戦』 迎えた秋季リーグ初戦、強豪メガロポリス学院にコールド負けの惨敗を喫し、悔しがるパワ農ナイン。そこへ獅乃木が姿を現し、相変わらずのヌルい指導でこの体たらくなんだから二度とリーグ戦に出てくるなと織河を詰り倒した上、それに憤慨したパワ農ナインに対しても負け犬のゴミ呼ばわり。「くやしかったら勝ってみやがれ!」と挑発してくる。 『新キャプテン』4年生が引退し、織河はパワ農野球部の雰囲気にふさわしいと和良比を新キャプテンに指名する。 『廃部決定』 メガロポリス学院への敗北を引きずってか部の雰囲気はピリピリしており、新キャプテンに就任した和良比はイマイチ頼りない。
『再始動』 主力メンバーである和良比や玉根らすらもグラウンドに姿を見せなくなり、ついにこの部も崩壊かと落ち込む主人公に、織河は「絶対戻ってくるわよ」と予言。 『実習練習 冬』今度は牛の世話をすることに。実習練習を通じて部員たちに自主性が芽生えてきたことを感じた彼女は次なる手を打たねばと考えを巡らせるのであった。 『春季リーグ戦 最終戦』春季リーグ戦を終え、主人公と矢部は全国大会出場を逃したメガロポリス学院について談義。チームの連係は悪かったらしいが、やはり個々の力は素晴らしい、獅乃木が海外遠征でいなかったとはいえ、健闘を見せたメガロポリス学院は油断ならない、見返すくらいの気持ちで練習してやろう、と意気込む主人公の姿に、「・・・・・・放っておいても勝手に気づきそうね。ふふっ、いい感じだわ~」と織河は微笑むのであった。 『新入生』 廃部が決まっても諦めずに戦う姿に感銘を受け大勢の新入部員が入部してくれたことに感動する主人公たち。みんながチームのために頑張ったからだと織河から称賛され、自分たちの強みは実習練習や署名活動を通じて培ったチームワークだということに気付く。
『獅乃木現る』 単身パワ農の練習グラウンドに乗り込んできた獅乃木は、楽しい野球なんておめでたいお題目では強いチームは作れない、とまたしても織河を挑発するも、動じず嘘泣きでからかってくる彼女にイライラ。中学時代の恨みつらみを吐き出し、「その様子じゃ、今もきっとあのときと同じ過ちを繰り返してんだろうな!」と嘲笑ってみせる彼に我慢ならなくなった主人公は、織河と作り上げたやり方でメガロポリス学院に勝つと啖呵を切る。
『2人の想い』都会の高級店で秋のリーグ戦に向けた決起会を行った帰り、皆とはぐれてしまった主人公はランニング中の獅乃木と出くわすが、彼からは名前すら覚えてもらえておらず、勝つために全力を尽くしている自分に比べていかにパワ農野球部が甘っちょろいかを熱弁されてしまう。その勝利への執念に感心しつつも、織河との確執について一言物申そうとした彼は……。
『秋季全国大会 決勝』 ついに迎えた全国決勝、「せいぜい悪あがきするんだな」と獅乃木から挑発されるも織河は意に介さず、教え子対決の実現に無邪気に喜んでみせ、ライバルが出来たおかげで彼もいい目をするようになった、これまでの集大成を見せてこいと主人公を激励。 秋季全国大会 決勝 試合後『秋季全国大会 決勝 試合後(勝利)』 パワ農ナインが勝利の喜びを分かち合う一方、メガロポリス学院ベンチでは怒り狂った獅乃木がチームメイトに当たり散らしっぱなし。近付いてきた織河から、勝ち負けばかりにこだわっても仕方がないといい加減気付いただろ、と諭され、キツい口調で言い返すと、またしても嘘泣きでからかわれてしまう。
『秋季全国大会 決勝 試合後(敗北)』試合には敗北。敗戦を悔しがりつつも皆で頑張ったことを誇りに思い笑顔を絶やさないパワ農ナインを眺め、意味がわからないと気味悪がる獅乃木に、そのうちわかるようになると語りかけた織河は、彼がいずれ本当に大切なことに気付いてくれることを願うのであった。
『世界大会1回戦』主人公が大学日本代表に選ばれ、嬉しさのあまり号泣する織河。嘘泣きじゃないですよねと訊ねる彼であったが、彼女が本当に喜んで泣いてくれていることを悟り、もらい泣きしそうになるのであった。
『世界大会決勝』 パワ農ナインと一緒に現地で観戦した織河から、よく頑張ったと主人公と共に褒め称えられる獅乃木。 エピローグ『エピローグA』野球部の存続も決まり、織河は明るい未来に胸を膨らませる主人公たちを応援するのであった。
『エピローグB』廃部は免れたものの規模は縮小することになり、落ち込む主人公たち。「次こそ花を咲かせる」と織河はもう弱小に甘んじ続けるつもりはない様子を見せるのであった。
その他イベント『隣町のショッピングモール』 主人公、稲穂、織河の3人は隣町に出来た大型ショッピングモールへ向かうことに。選択肢によっては主人公と織河が2人でモールを回ることになる。 『季節の味わい』近所の農家からもらった食材をみんなで料理するという話になり、リーダーを誰が務めるか主人公が選ぶことに。選択肢によっては織河に頼むことができ、彼女お手製の豚汁を振る舞ってもらえる。 織河の好感度が十分高い時 「すごく優しい味がします!」と舌鼓を打つ主人公は、「○○くんの好みの味だった?」と尋ねられ、「はい!とても!」と即答。「ふふっ、じゃあ覚えとかなきゃね」と微笑みかけられるのであった。 織河の好感度があまり高くない時「おいしいです!」と舌鼓を打つ主人公は、「プロを目指してるんだから、いっぱい食べて体を大きくしないとね」と微笑みかけられ、早速おかわりを頼むのであった。 個別シナリオ『のんびり仲良く』球拾いすらテキパキ終わらせられないたるんだチームメイトとそれをニコニコ見守っている織河を見て「基本的にほったらかしなんだよな、この人」と危機感を覚えた主人公は……。
どちらにせよ、帰り際に昔からみんなで和気あいあい、のんびり楽しくがパワ農の校風なんだと織河に諭されることとなり、このとき同時に彼女がパワ農OGであることが判明するのであった。 『チームワーク』生憎の雨天でグラウンドを使えない野球部。それでも練習に励みたいという主人公に練習方法を考えるよう織河は言いつけるが……。
成長できる環境『成長できる環境1』作物を育てつつ練習する部員たちに触発されてハーブを育て始めたという織河は、どんな音楽を聴かせながら育てるのが良いか主人公の意見を求めてくるが……。
いずれの選択肢を選んでも、しっかりと愛情を注いで育てたと語る彼女の温かな表情を見た主人公は「優しい笑顔だなぁ。こういう愛情が、オレたちにもかけられてるのかもしれないな・・・」としみじみ感じるのであった。
『成長できる環境2』先日のハーブを使って料理を作りたいが、部員全員分くらいの量を作れそうなので手伝って欲しいと織河から頼まれた主人公の答えは……。
この辺りから主人公→織河の好意がやたらと強調され始める……。 『お見合い』矢部からもたらされた織河がお見合いをするとの一報に、モヤモヤした思いを抱く主人公は、現れた彼女に何か言葉をかけようとするが……。
いずれにせよ、自分はタイプだったのに相手にフラれてお見合いは破談になった、と涙を滲ませる彼女の姿に、ショックなのか嫉妬なのか判然としない動揺の表情を一瞬浮かべる主人公であったが、それが嘘泣きであるとすぐさま看破。
もう迷わない『もう迷わない1』4年生になってから発生。突然上級生チームと新入生チームで紅白戦をすると言い出した織河。新入生に実力を見せてやると余裕綽々の主人公らであったが、彼女の的確な采配により新入生チームに敗れてしまい大慌て。まだまだ至らぬ所が多いと痛感した彼らはさらなる成長を遂げるためどのような方針を取るべきか思案するが……。
練習の成果に手応えを感じた主人公は、次は負けないと意気込みつつも、これほどの優れた戦術眼を持ち合わせている彼女が今まで采配を部員任せにしていたことを不思議に思うのであった。 『もう迷わない2』夜間特訓を終えて織河と談笑しているうちに、実習練習や署名活動を行うに至った経緯について思い返した主人公は、要所要所で彼女が巧みに自分たちをモチベートするよう計らっていることに気付き、それを実際にぶつけて確かめようとするが……。
いずれにせよ、織河は「私のエゴなんだけどね~」と注釈しつつ、自分にとっては楽しい野球こそが理想で、決して練習を部員に押し付けたくはなかった、「強くなりたい」と言ってくれなかったら今ものんびり野球に甘んじていたままだっただろうと語り、キャプテン選びについても、本当は和良比にするか主人公にするか随分悩んだことを明かす。 『もう迷わない3』ついに迎えたリベンジマッチ。主人公ら上級生チームは猛練習の成果を見せ付け、5点差と試合を優位に進める。彼らの押せ押せムードに気圧される新入生チームであったが、リリーフとして織河が登板したことで空気は一変。長年のブランクがあると言いつつも、打席に立った玉根が腰を抜かすほどの剛速球を投げ込んだ彼女に、その場の全員が唖然となり、流れも一気に新入生チームへ。試合は同点で最終回を迎えることになる。 しかし、なんとか持ちこたえた上級生チームが、主人公の必死の走塁によりサヨナラ勝ちを収め、熱戦はついに決着。織河とお互いを称え合い、今回の登板も例によって「点差のついた試合でも気を抜くなよ」というヒントだったのかと尋ねると、そんなつもりはなかった、主人公の影響で負けたくないという気持ちが湧いてきたのだとの答え。ならばと軽い冗談のつもりで「じゃあ、オレと一緒に、監督もプロを目指しましょう!」と言ってみると、いつもの余裕はどこへやら、彼女は顔を赤らめ、うまく返事ができなくなってしまう。
主人公の去った後も胸の高鳴りが収まらない織河は、「影響されてるだけじゃ、すまないかもね・・・」とここで初めて自らの恋心を自覚するのであった。
エピローグ『私が変われたのは』パワフル農業大学は秋の神宮大会でメガロポリス学院を破り優勝。織河は、無事プロ入りも決まった主人公と卒業前最後の挨拶を交わす。どこで投手をやっていたのか尋ねられ、いつものようにはぐらかそうとする彼女であったが、ちょうどやって来た農家のおじさんに、全国大会クラスの少年野球チームでエースを張っていたことをバラされてしまう。 普段と違ってやけに饒舌になった彼女は、少年野球時代のスパルタ指導がイヤでしょうがなかったのが、楽しい野球へのこだわりの原点だと述懐。獅乃木の件のように失敗することもあるし、パワ農は主人公たちのおかげで強くなれたが……と自らの歩んできた道を振り返る。
コンプ記念アルバムトウィンクルひかりこと越垣玲にチームの中で特に影響の大きかった選手は?と訊かれ、顔を赤らめる織河。
顔が赤いと指摘され、必死にごまかそうとするが、かえって墓穴を掘ってしまうのであった。
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