どうえりゅうが
堂江竜河

編集 履歴

登場作品 パワプロアプリ
登場シナリオ マントル辺境高校編
所属 マントル辺境高校
ポジション P(メイン)
利き手/足 左投両打
誕生日 不明

概要

 強豪・マントル辺境高校のエースにして4番を務める巨漢。高校生ながらその顔面はほとんどが豊かな髭に覆われており、長く伸びた頭髪は、側頭部でツノに似た突起を形成している他、うなじからは三つ編みとなって垂れ下がっている(しかも先端部ではなぜかピンクのリボンが結び付けられている)。その容姿ゆえに周囲からはおっさん呼ばわりされることも多いらしく、本人も気にしている様子を時折見せる。

 手先が器用で工芸が得意という設定を持ち、髭を蓄えていることも含め、J・R・R・トールキンによって広く流布されたドワーフ像がモチーフである可能性が高い。堂江竜河という名前に関しても、トールキンのドワーフの元ネタであろう北欧神話の妖精・ドウェルグをもじったものではないかと専ら指摘されており、「ドワッハッハッハ!」という笑い方にも確かにその影が感じられる。
 また、天空中央高校編の甲子園決勝が初登場であり、かたや軟派なナルシスト、かたやむさ苦しい職人気質とキャラクター性が真逆な上、天空←→マントル、中央←→辺境と高校名まで真逆である一方で、長髪をリボンでまとめている点が共通しているなど、虹谷誠と対となる存在を意識してデザインされた節がある。

 甲子園決勝の対戦相手として登場するだけあって実力は折り紙付きで、150km/hを上回る剛速球と変化量7のカットボールのコンビネーションに加え、突然のナックルで緩急を付けてくるなど柔剛一体の投球を見せる屈指の好投手でありながら、ミートB75、アベレージヒッターによる巧打とパワーS90、パワーヒッター、広角打法による豪打を両立する柔剛一体のスラッガーでもある。しかし、そんな投打に隙のない彼にも弱点はあるもので、走力がG10と極めて低いため、ひと度塁に出てしまうと各駅停車状態に。走塁面ではチームに大きなマイナスをもたらしてしまっている。

 むさ苦しくも愛嬌のある独特のキャラ造形に加え、マントル辺境高校から十文字東高校にかけ、およそ1年半にわたりパワプロアプリの投手育成環境に君臨し続けたことも影響してか、パワプロ人気投票においては、宇渡幹久大越清亮岸田卓塚見リフターら他のパワー系巨漢キャラが軒並み排出停止に追い込まれていく中、7位→11位→13位と実装以来安定して上位にランクイン。ユーザーから親しまれる人気キャラクターとなっている。

対戦相手として

天空中央高校編

 女子を中心に構成されたチームである聖ジャスミン学園との対戦を心待ちにして大会に臨む虹谷神成東雲の主力メンバー3人であったが、甲子園大会中ロクにニュースも見ずナンパばかりして過ごしていたせいで、決勝戦直前の両校顔合わせという段になってやっと相手が聖ジャスミン学園……ではなく、同校を下して勝ち上がってきたノーマークの無名校・マントル辺境高校であることを知る羽目に。
 虹谷は聖ジャスミンとの対戦を邪魔されたことに対する怒りのあまり、優勝へ向け威勢の良い言葉を並べる相手エースの堂江を逆に怯ませるほどの気迫を放ち、神成・東雲と心を1つにして闘志を燃やすのであった。

フン、お前らのことは聞いているぞ。女の尻ばかり追い回しているそうだな。
お前らみたいなナンパな連中はワシらのバルカン打線で打ち砕いてやるわい!

ム、ムウッ!?この、息苦しくなるほどのすさまじい気迫は・・・!
フンッ、伊達にここまで来たわけではないようだな。勝負が楽しみになってきたわ!
ドワッハッハッハ!

恵比留高校編

 練習試合の対戦相手として登場。当シナリオ以降、マントル辺境高校は甲子園常連の強豪校と言う風に設定が変更された。
 主人公に監督と勘違いされた堂江は、おっさん呼ばわりされていないのにもかかわらずおっさん呼ばわりをするなと激怒(恐らく散々言われてきて気にしている)。必ず後悔させてやると敵意を剥き出しにして試合に臨む。

貴様ッ!!
ワシをおっさん呼ばわりとはいい度胸だ!
名を名乗れ!!

○○か・・・覚えておけ、必ずや後悔させてやる!

 しかし、試合後には態度が一変。いい試合だったと朗らかな笑顔を浮かべた彼は、試合前の勘違いについて釈明しようとする主人公に対して先刻の粗相は水に流すと告げ、握手を交わすのであった。(以降、主人公は堂江へのライバル心を燃やし、彼との再戦を目指し一層練習に励むこととなる)

いやぁ、いい試合だったのう!また貴様らとやり合いたいものだ!

ぬううん、皆まで言うなッ!
貴様のプレーに免じて試合前の暴言は水に流してやる!ハッハッハ!

 このイベントは恵比留高校編におけるターニングポイントとなっており、ここで堂江の魂がカメラに収められ、マントル辺境高校が大きく調子を落としたことで、主人公がカメラによる"偵察"行為に疑念を覚えるようになり、引いては彼の説得を受けた霧崎礼里往田真威人の変心・離反を招くこととなった。

マントル辺境高校編

 鉱工業のスペシャリストを育成するマントル辺境高校が誇る強豪野球部のキャプテンとして登場。校内の鉱山で発掘された「石」が部員に好影響をもたらしていると見るや、持ち前の豪快な性格を発揮して「石」の採掘・加工の推進を即断した。初めのうちは自身も「石」の加工に熱中していたが、その後野球よりも「石」の採掘を優先する部員が多発するに至って完全に考えを改め、部員たちの性根を叩き直すことを意図してアンドロメダ学園との練習試合を組むなど、「石」がもたらす狂騒の幕引きを図った。

ワシの狙いはメンタル面でのサポート!皆が自信を取り戻すために鉱石を利用できると思ったのだ。
何事も中途半端にできぬ性質ゆえいささかハマりすぎていた時期があったことは否定せんが・・・

 しかし、狂騒は収まらず、ついには噂を聞きつけたパワーストーン業者やマスメディアが学校へと訪れるようになり、夏の甲子園へとコマを進める頃には、矢部明雄を筆頭に「石の絶対のご加護がついてる」「信じない人間には石の力は宿らない」「お石様の罰が下る」など狂信者じみた言動をする部員が現れ始めるようになってしまう。
 それでも様子を見ていたものの、甲子園決勝まで勝ち上がったところでついに痺れを切らし、腑抜けてしまった部員らの気合いを入れ直すため「石」を没収。全力で相手とぶつかり合える状態に力ずくで持っていった。

 そしてエピローグでは、「石」のもたらす不思議な力がいつの間にか失われ、それら「石」が全て元あった鉱山へと戻されたことが語られることに。「石」に振り回された1年間を振り返り、あの「石」は一体何だったのだろうか、全ては自分たちの錯覚だったのだろうかと首を傾げる主人公らを豪快に笑い飛ばしてみせる堂江なのであった。

むぅぅぅんっ!
それでもかまわん。現にワシらはこうして強くなった。その事実は消えんのだからな!
ドワッハッハッハ!

イベキャラ

通常バージョン

大柄で筋肉質の投手。豪放で細かい事にこだわらない性格をしているが、手先は非常に器用。
(パワプロアプリN~PRのプロフィールより)

剛速球とナックルを武器にする左投手。立派なヒゲがあり高校生には見えない。個人主義者で、お互いの立場を尊重する事を好む、調整型のリーダー。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:柔剛一体

匠の技バージョン

剛速球とナックルを武器にする本格派堂江竜河が新バージョンで登場!パワーと器用さが両立して弱点なし?
(パワプロアプリR〜PRのプロフィールより)

力強い投球と繊細なコントロールを誇る堂江竜河は、強打者でもある。パワーとミート力を兼ね備えた理想的な両刀遣いだ。
(パワプロアプリSR〜PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:パワフルテクニック

新規作成日: 2020/10/18 16:27
最終更新日: 2023/03/19 21:11
最終更新者: エチレン @etilen_pawa
戻る