概要

パワメジャ3におけるサクセスの主人公。MLB傘下にある架空のAAチーム「グリーンアップルズ」に昇格したばかりの若手選手。

来歴

生まれた時すでに父親がおらず、母親からは「父は死んだ」と教えられて育った。生まれる前のことで納得はしているものの、キャッチボールができないことを密かに残念に思っていた。

ヤーベン・ディヤンスと幼なじみ同士。幼少期は野球に興味があまりなかったが、同じ学校の勝ち組であるジョナサン・ダイアモンドへの対抗心から本編の6年前に始めた。だがそのうち本気で野球にのめり込み（学校のマドンナだったルーシーを笑顔にしたいという理由もあり）、メジャーを志すようになった。

だが父親は生きており、2年目にAAAの「ゴールデンアップルズ」へ昇格すると、敵対するギャラクシーシャークスのGMとして再会することとなる。

性格

熱血バカで「良いものは残るに決まっている」と言う純粋さを持っている。一方「兵站」や「赤マル急上昇」という言葉の意味が分からず不眠症にかかったり、ギリシャ神話における「女神たちの争いを煽った黄金のリンゴ」の話を聞いて食べ物と勘違いするなど、やや頭は良くない。
タコのことは、パワポケシリーズのアルベルトなどと同様「デビルフィッシュ」と忌み嫌い、食べ物と認識していない。
しかしフランクの影響で8ローストボール（たこ焼きと思われる）にハマることがある。

彼女との関係

ルーシーは幼なじみで、数年ぶりに再会した。だがジョナサンの彼女になったと思いこんでいる。
パティとは5年前に兄のベンと共に引っ越してきて以来の悪友的な関係。今までデートしたことはない。
エミリーとは唯一初対面であるが、公園で犬から助けて以来好意を寄せられている。

関連人物

デューク・スター

ライバルチームであるギャラクシーシャークスのGMで、実の父親。だが主人公が母胎にいる間に離縁したため互いに顔を知らなかった。
主人公がAAにいることを知って最大限に便宜を図ってくるが、父親が生きていた喜びと見も知らぬデュークを父と呼ぶためらいとで、当の主人公は複雑な気持ちでいる。
ただ一緒に野球をやりたい気持ちがないわけではなく、リーグ戦で敗退したもののMLB昇格したエピローグでは、就職浪人となったデュークが主人公のチームに来ることを願っている。

母親

実の母親で、デュークの前妻。ゲームには登場せず、父親に関する話の中で「何をしたか」のみ触れられる。
元々、家族と友情とを天秤にかけられないデュークの性分に辛い思いをしていたようだが、夫が知人の借金を抱えた時に愛想が尽きたようで離縁。主人公に「父親は死んだ」とウソをつき、兄の存在も教えなかった。

ジョナサン・ダイアモンド

AAでのライバル選手。かつて同じ学校の「勝ち組」であったため強烈に嫉妬していたが、ジョナサンからはまるで相手にされていなかった。
だが互いの想い人であるルーシーを巡り、逆にジョナサンから敵視されることになる。

ギルガメッシュ・スター

AAAでのライバル選手で、主人公の実兄。

ルーシー

彼女候補の一人で、同じ学校のマドンナ。
本編の6年前、主人公が野球を始めた頃に引っ越してしまったが、少し前に戻ってきた。
主人公は彼女の「きっと上手くなれる気がする」という励ましを胸にメジャーへの道を歩いてきた。

ベン

ホットドッグ店「ダックス」の主。本編の5年前に主人公の街に来て以来の恩人。

パティ

ベンの妹でダックスの看板娘。5年来の悪友的な関係だが、ベンとしては二人をくっつけたがっている節がある。

ゴールドマン

ギャラクシーシャークスのオーナー。リーグ戦を勝ち進んだルートでは父デュークと兄ギルをチームから追放した仇となる。
またベンの店を廃業に追い込むという意味でも仇となりうる。