みながわたかや
皆川孝也

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登場作品 実況パワフルプロ野球ポータブル3
登場シナリオ パワフル第三高校編
所属 パワフル第三高校
ポジション P(メイン)
利き手/足 右投右打
誕生日 不明

概要

メガネで知的な頭脳派の先輩、自分の非力を戦略でカバーする。おとなしい外見の奥に、デカイ男の魂が隠れている。(パワポタ3PoTaCaの解説文より)

 パワフル第三高校(通称・三高)に在籍する主人公より1学年先輩のピッチャー。太田源助の後を継いで同校野球部のキャプテンを務めた。
 メガネをかけた大人しそうな風貌の通り温厚かつ知的な人柄である一方で、時として大胆な行動に出ることがあり、チームの団結を強めるため全裸での海水浴を敢行して巨根を披露したり、主人公に低めの制球を身につけさせるためホームベースの上に仁王立ちして自分の股を抜くような球を投げさせる特訓を課したり(巨根ゆえ人一倍難しい!)と「やる時はやる人」という評判にふさわしい勇姿を度々見せた。

 お世辞にも体格や身体能力に恵まれているとは言えないものの、才能の差を埋めるため夜な夜な神社に通っては投げ込みを行っている努力家で、チームメイトの指導にも熱心。主人公には「努力とコーチングの天才」と評されている。
 イベントの進行次第では趣味の将棋にちなんで名付けた「雀刺し」なるシンカー系のオリジナル変化球を習得して、スライダー、フォーク、シュートと合わせて4球種総変化量11を操る技巧派へと成長。最終的には、基礎能力を最速145km/h、コントロールA185、スタミナB110と十分エース級と言える数値にまで伸ばし、条件(2年目夏に甲子園制覇)を満たせばドラフト6位指名でプロ入りを果たす

 キャプテンを務め上げて努力の末にプロ入りを掴むというサクセスストーリーのみならず、全裸海水浴や股抜き特訓といったはっちゃけたエピソードまでもが描かれ、あまつさえ当時希少であったオリジナル変化球まで与えられている(※)など、パワフル系先輩キャラの中でも取り分け掘り下げが充実している稀有な存在であるが、パワスタに収録されて以降は再登場の機会に恵まれておらず、現状知る人ぞ知る良キャラクター止まりになってしまっている。是非ともパワフェス等での復活を期待したいところである。

(※)今でこそありふれたものとなったが、パワポタ3の発売された2008年時点でオリジナル変化球を与えられていたのは猪狩守早川あおい橘みずき阿畑やすしといったレギュラーキャラの他、現役バリバリのレギュラーリーガーであるテリー・マイルマン、そしてウラミオ・バッケイアルヴィン・ロックハートのパワメジャ勢2人のみであった。

パワフル第三高校編

定期イベント

初登場

 入学早々体つきからして違うと中学野球と高校野球の差を実感する主人公と矢部に「ハハハ、そうとばかりは言えませんよ」と声を掛けた皆川は、自己紹介ののち、テクニックやスピード、そして作戦といった体格以外の要素も重要なのだと彼らに説くのであった。

確かにスポーツにおいて体格は重要な要素のひとつ。でも、それだけじゃないんですよ。
テクニックやスピードはもちろん、作戦や戦略も近代野球には不可欠なんです。

キャプテン就任

 パワフル第三高校は夏の大会であかつき大附属に敗北。引退することとなった先代・太田源助から「お前の努力はキャプテンにふさわしい」と指名を受け、皆川がキャプテンに就任するのであった。

夏合宿

 キャプテン就任後の初仕事は夏合宿。あまりの厳しさに昨年はご飯がノドを通らなかったという皆川は篠田監督から「超地獄の特訓・夏」という練習プランを見せられ、「厳しすぎて、みんなが野球をイヤにならないか心配」になり、どうすれば良いと思うか主人公に意見を求めてくる。
 このとき、「例年通りの合宿メニューで十分っす」あるいは「超・地獄の特訓・夏、やりましょう」を選んだ場合はその通りの展開となり、「皆川先輩におまかせします」を選んだ場合は彼が監督と相談して最終判断を下すことになる。

 以下の2イベントは合宿期間中にランダムで発生する。

温かい励まし

 厳しい合宿にフラフラの主人公は、去年も自分はそうだったと皆川に励まされ、元気を取り戻す。

どうした、○○くん!フラフラじゃないか。

野球漬けの毎日だから無理もないな。僕も去年はそうだったよ。
でもおかげ今年は去年より楽だよ。ツライと思うけど、ここで頑張ればひとまわり成長できるんだ。
ちょっと休憩して元気になったら、また頑張ろう!

全裸で海水浴!?

 練習を終え疲弊しきった一同は、監督に内緒で海に行くという皆川の言葉に「あの人やる時はやるからなぁ」と更なる厳しい仕打ちに戦々恐々とするが、海に着いて彼が発したのは、「連日の合宿でみんな疲れてるだろ。たまには監督抜きでパーッとしよう!」という労いの言葉。ホッと胸を撫で下ろしつつ、水着もないのにどうするのだと尋ねると、皆川はここには男しかいないと言いつつ真っ裸になって海へダイブしてしまう。「皆川先輩って、やる時はやる人なんだ」「俺もビックリした。しかも意外に・・・スゴイもの持ってるし」「男として完敗だ。俺は、あの人について行く!」と感化された部員たちが続々全裸になって海へ飛び込んでゆく中、自分も続くべきか主人公は思案するが……。

  • 「こうなったらオレも泳ぐぞー!」を選んだ場合、自分も裸になって泳ぐことに。しばし辛い合宿を忘れてはしゃぎまわるも、探しにやって来たマネージャーの神寺輝に見つかり、監督に告げ口されてしまう。「全裸で泳ぐとは、どういうことだ」と詰問された皆川は、チームとしての結束を高めるためだと理由を述べ、「確かに大切なことだ。さすがはキャプテン、よくやった」と一定の理解を得るが、「しかしっ!!全裸はよくないぞ!全裸は!!いわゆるスッポンポンだぞ!!」と叱責され、懲罰としてグラウンド10周の走り込みを課されるのであった。なお、皆川が去った後「気持ちのまとまりか。このチーム、面白くなるかもしれん」「・・・若さっていいもんだな」と呟くなど、立場上罰を与えたものの監督はいたく感心している様子。

合宿でみんな実力はついてきていると思うのですが、チームとしての結束が、イマイチな気がしまして。

  • 「さすがに脱ぐのはイヤだな」を選んだ場合、距離を置いて見守ることに。すると、探しにやって来たマネージャーの神寺輝がやって来て犯行(?)が露見。皆川を始め裸で泳いだ部員らが監督に叱責される一方、もちろんお咎めなしで難を逃れる主人公なのであった。

友情タッグ結成

1回目

 矢部の編み出した「消えちゃう魔球」(ただボールを持って投げたフリをするだけのおふざけ)を見てもらおうと皆川に声を掛ける主人公であったが、何やら考え事をしているらしい彼には気付かれず、そのまま去って行かれてしまう。そこで、何か悩み事を抱えているに違いないと考え……。

  • 「こんな時はそっとしておくに限る」を選んだ場合、選択肢通り皆川には全く触れないことにし、脇目もふらず真っ直ぐ帰宅。そのまま床に就くのであった。
  • 「追いかけて元気づける」を選んだ場合、選択肢の通り皆川を追いかけることに。タイミング悪く彼が何かを思いついたと思しき瞬間に「悩み事ならオレが聞きますよ!」と話しかけ、考え事をしていただけだと言われ拍子抜け。「もしもの時はオレがいつでも相談のりますから、声をかけてください」と続け、「先輩思いのいいヤツだな」と感心されるが、その一方で皆川は先程閃いた内容をすっかり忘れてしまうのであった。
  • 「それとなく後で声をかける」を選んだ場合、日を改めて話を聞いてみることに。皆川曰く悩み事ではなく考え事に集中していただけだとのことで、「かっこいい~無我の境地ってヤツですか」と憧れの眼差しで見つめ、彼を照れさせる。続けて、「でも、よかった。深刻な悩み事じゃなくて」とホッと胸を撫で下ろし、「心配してくれてありがとう。キミ、やさしいな」と感心されるのであった。

2回目

 投球練習にてアウトローいっぱいビタビタにボールを投げ込む皆川に触発され、自分もとアウトロー目がけて投げ込む主人公であったが、ボール3個半も逸れてしまう結果に。その一部始終を見守っていた皆川は何かを閃いた様子を見せる。

 場面変わって河川敷。主人公に声を掛け、一緒に下校することにした皆川は、しばしの沈黙の後「・・・○○くん。今のチーム、強いだろうか?」と本題を切り出す。ここで選択肢が発生するが、「それはもう、強いに決まってますよ!」「ハッキリ言って、弱いッス」「オレの口からはなんとも・・・」のいずれを選んでも展開は変わらず、今のままではあかつき大附属に勝つことはできないと彼は断言し、投手力が同校攻略のカギになるはずだと指摘。「皆川先輩なら、あかつき打線を抑えられるというワケですね!!」と他人事のような相槌を打つ主人公に、あかつきに勝つには自分以上の投手がもう一枚必要なこと、コントロールさえ身に付ければ主人公がそういった存在になり得ることを告げ、「キミはきっと成長する。キミが三高のエースになるんだ!」の殺し文句で乗り気にさせる。
 そして、コントロールの極意について非常に感覚的なことを熱っぽく語り、少々引かれつつも無事友情タッグ結成と相成るのであった。

コントロールを良くするには、何と言ってもボールに神経を集中させることさ。
本当に集中すれば、周りの雑音はかき消され手足の全ての感覚が感じ取れるっ!!
そしてさらに空気の流れが見え、ついには相手の考え、気持ちまで自分のことのようにわかる。
この手の中のボールは僕の一部であり僕はボール自身っ!!!!!
そんな気がするっ!なんてね。

股抜き特訓

 皆川と制球タッグを行うと確率で発生。
 タッグ練習を通じコントロールの改善が見られてきた主人公に、次はここぞという時に投げられるかどうかで勝敗の行方を大きく左右し得る低めへの制球を伸ばそうと提案した皆川は、精神的緊張を与えるためだとホームベースの上に仁王立ちし、自らの股を抜くようなボールを投げ込むよう要求。「いくらオレのへなちょこ球でも直撃したら場所が場所だけにいくら皆川先輩でも大惨事だぞ」「今、先輩に何かあったら野球部としても大ダメージだ。どうしよう」と主人公は思案するが……。

よしっ・・・準備OKだ!
これから僕のマタの下にボールを通るように投げるんだ!

そうだ!僕のデリケートな部分に直撃するぞ!
僕はお前を信じている!さぁ、投げてみろ!

  • 「自分を信じて思いっきり投げる」「細心の注意を払って投げる」を選んだ場合、主人公はその特訓に取り組むことを決心し、股下の空間目がけてボールを投げ込む。
    • 成功パターンでは、ボールは無事股の間を通過。主人公は腰を抜かし、皆川も「ふぅ、助かった・・・」を冷や汗を拭うのであった。
    • 失敗パターンでは、ボールは皆川の股間を直撃し、病院送りに。大事には至らなかったものの、数日間はまともに歩くこともできず、皆川の能力も大幅に低下してしまうのであった。

コントロールの練習をもっと・・・
はは、タマったもんじゃないね・・・

  • 「もしものことがあったら・・・無理だ」を選んだ場合、エースにケガをさせるわけにはいかないと主人公は固辞。皆川はどこかホッとした様子を見せるのであった。

いざ甲子園

 甲子園に乗り込んだ皆川は、野球の才能がないと思っていた自分がここまで来れるなんてと感極まった様子を見せる。

子供のころからの夢が目の前に。
野球の才能が無いと思っていた僕がここまで来れるなんて・・・

ここまで来たら、後は持てる力の全てで臨むのみです。

 そして山口賢率いる帝王実業を下し甲子園優勝を果たすと「長年の夢が叶ったんだ・・・」「努力の日々が身を結んだんだ」と感傷に浸りつつ、監督含めた三高野球部のメンバーに感謝を述べ、帰途へ就く。

ありがとうございます。監督・・・みんな。
いつまでも、感傷に浸っている場合じゃないね。さあ、学校に戻ろう。

引退

甲子園制覇済みの場合

 引退に際し、「僕みたいな野球の才能がない選手が、優勝チームのキャプテンなんて、信じられません」と切り出した皆川だったが、才能がないなんてことはないと主人公と矢部から反論され、さらに篠田監督からは、リトル時代から常に野球とチームへの愛情に溢れており、キャプテンに最適の人間だった、チームメイトが各々大きく成長できたのも皆川の力あってこそだと褒め称えられ感動。さらに「皆川先輩はいわば努力とコーチングの天才だと思います」「あふれる才能と努力の天才でやんす!」との惜しみない賛辞に「僕は幸せ者です・・・」と微笑み、キャプテン最後の一仕事として後任に誰を迎えるか指名するのであった(よほど変なプレイをしない限り後任は主人公となる)。

みんな、皆川のことよくわかっているじゃないか。
ワシは昔から知っとったよ。そう、リトルで一緒にやっていた頃からね
あの頃からキミは、野球が好きで、チームが好きでいつもみんなのために頑張っていた
だから皆川をキャプテンに選んだ。正解だったよ。
こうして三高を優勝に導いてくれた。

そう、成長させたのはキミの力だ。それはチームメイトが一番よく知っているハズだ。

甲子園未制覇の場合

 上記諸々の会話が省かれ、後任の指名が行われる。

ドラフト

甲子園制覇済みの場合

 皆川は名前を呼ばれることなくドラフト中継が終了してしまい、指名漏れかと思われたそのとき、篠田監督の許に連絡が入り、ドラフト6位指名を受けたことが判明。プロ入りを夢見て果たせなかった自分の分まで活躍してくれと彼から発破をかけられ、威勢よく頷く。
 そして、「三高からでもプロになれるんだ!」「よーし!オレ達も来年は皆川先輩に続くぞ!」と主人公らの士気も否応なしに高まるのであった。

 ……君とキミ、私とワシなど監督のセリフが表記揺れだらけなのはご愛嬌である。

いや、君にはその実力があったんだよ。
私が達成できなかった、夢をかなえてくれました。

私も昔はプロを目指したんですよ。
でも、体も才能も無く努力だけでは夢をかなえる事は出来なかった。
だが、キミは違った。
皆川、努力を続けろ。そうすれば、必ずプロでも成功する!
さあ、ワシに見せてくれ。私が達成できなかった高みを・・・

甲子園未制覇の場合

 指名漏れとなった皆川はプロを目指し大学で野球を続けると宣言。主人公らに頑張るよう発破をかけ、お別れとなるのであった。

まあ、プロなんてそう簡単にはなれないですよ。
でも、僕の野球人生は終わらないよ。大学でも野球部を続けるつもりさ。
・・・僕、野球が好きだから!

監督、お世話になりました。
僕、高校3年間でわかりました。僕のやるべき事が。
大学でもう一度、勉強をしてプロを目指します。

激励

皆川がプロ入りした場合

 「よっ、元気にやってるか!」と卒業以来久々に顔を出した皆川。三高のユニフォームによく似た私服に身を包んだ彼は(※私服グラが用意されていないことを逆手に取ったジョーク)、プロの生活は野球漬けでキツイが、1軍昇格目指して頑張るのみだとどこか誇らしげ。
 そして、今のうちに貰っておこうと群がる部員たち全員にサインを贈り、加えて練習後全快ラーメン(※食べれば気分爽快、元気全快をキャッチフレーズとするラーメン屋で、実際体力回復・バッドステータス解除・体力最大値アップをもたらしてくれる)を全員分奢ってくれるなど、プロの貫禄を見せつけるのであった。

野球、野球の毎日だよ。
正直、こんなにキツイとは、思ってなかったよ。
まっ、1日でも早く1軍に昇格できるようにがんばるよ。

皆川がプロ入りせず大学へ進学した場合

 「よっ、元気にやってるか!」と卒業以来久々に顔を出した皆川。三高のユニフォームによく似た私服に身を包んだ彼は(※私服グラが用意されていないことを逆手に取ったジョーク)、大学野球でかなりの練習を積んでいると語り、そのまま練習に参加。高校時代よりもさらに上達したプレーを見せ、主人公含めた後輩たちを唸らせるのであった。

ウチの大学は結構名門だからかなり本格的で大変だよ。
かなりプロに近い感じだと思うよ。

エピローグ

 彼女や姫野カレンのエピローグが発生しない状況において皆川の評価が一定以上の場合、低確率(!)で発生。

合宿で全裸海水浴のイベントを見た場合

 主人公のプロ入りを祝いに馳せ参じた皆川は、誰が撮ったのか部員一同が素っ裸で海水浴に興じる様を収めた写真を贈り、辛い時はこれを見て笑って乗り越えて欲しいと激励してくれるのであった。

そうだ、お祝いがあるんだよ。これこれ!
夏合宿の海で泳いだ時の写真さ。スッパダカのなっ!
キミも、なかなか立派じゃないか。

ハハ、今となればいい思い出だよ。
これから辛い時もあるけど、そんな時は、それで笑ってくれよ。

皆川が雀刺しを覚えている場合

 主人公のプロ入りを祝いに馳せ参じた皆川は、雀刺しを編み出した例の神社のお守りを贈り、努力は報われることをゆめゆめ忘れるなと激励してくれるのであった。

そうだ、お祝いがあるんだよ。これこれ!
そう僕が変化球の練習をしていた神社のお守りさ。
努力を続ければ、いつかきっと報われることを忘れるんじゃないよ。

ラーメンに誘われるイベントで「ゴチになります!」を選んだ場合

 調査中。

その他イベント

挨拶

 朝の登校中、朝日に眼鏡を輝かせながら歩く皆川を見かけた主人公の取った行動は……。

  • 「最大ボリュームでアイサツする」を選んだ場合、周囲の目を憚らずに大声で挨拶することに。皆川を困らせてしまうのであった。
  • 「気持ちよくアイサツする」を選んだ場合、普通の挨拶をすることに。「あ、○○くん!おはよう、気持ちいい朝だね。じゃ、また部活で!」と爽やかな笑顔を浮かべつつ返され、「笑顔がこれまたマブしいっす!」と自分も思わず笑顔になるのであった。
  • 「知らんぷりする」を選んだ場合、朝からエネルギーを消費したくないと知らんぷりを決め込むことに。
    • 失敗パターンでは、気づいているのにあえて気づかないフリをしているとバレてしまい、皆川の顰蹙を買ってしまうのであった。
    • 成功パターンに関しては、調査中(成功率は5%らしい)。

考え事

 部室にてああでもないこうでもないと思案する皆川を見かけた主人公の取った行動は……。

  • 「何をそんなに考えてるんスか?」を選んだ場合、直接尋ねてみる事に使、3パターンに分岐。
    • パターンAでは、詰将棋を考えていると判明。数多の指し手から最善手を探り当てる快感がたまらないのだとか。コンピューターと人間ではまだ人間の方が強いらしい、野球もまた戦略が重要なスポーツであり、将棋の経験が配球術に生きているかもしれないなどと話を脱線させているうちに肝心の詰将棋から意識を離れさせてしまった皆川は、「あっ!30手先まで読んでたのに忘れてしまったよ~」と嘆きを口にするのであった。ちなみに、このパターンAを見ている状態でもう一度このイベントが発生すると、またしても将棋に頭を捻っている皆川に1局どうだと誘われ、「皆川先輩とは勝負になりませんから」と固辞する展開が見られる。
    • パターンBでは、試合の戦略について考えていると判明。色々とタメになる話を聞かせてもらうのであった。
    • パターンCでは、次の練習試合のオーダーを考えていると判明。自ずと練習へのモチベーションも高まってくるのであった。
  • 「考え事のジャマをしちゃ悪いな」を選んだ場合、何を考えているのか気になりつつも、話しかけるのは何とか我慢するのであった。
  • 「チラリと後ろからのぞいて見るか…」を選んだ場合、後ろから覗き込んでみる事にし、これまた3パターンに分岐。
    • パターンAでは、皆川が考えていたのは次に控えている練習試合のオーダーと判明。覗き込んでいるのがバレて不興を買ってしまうのであった。
    • パターンBでは、何やら野球に関する内容を箇条書きにしているのが目に入り、脳内で野球の試合をシミュレートしていると判断。そっとしておくことにするのであった。
    • パターンCでは、将棋の本を読んでいると判明。脳内で対局をシミュレートしていると判断し、そっとしておくことにするのであった。

叱る時は叱る

 遅刻を繰り返し、懲りずに言い訳しようとする1年生・篠田和明を皆川は厳しく叱責。キャプテンとしての威厳を見せつけるのであった。

キミは時間に対してルーズだな。
ルールを守るのは、これから大人になるためには必要なことだ。

きちんと自分の言ったことを実践して初めて人から認められるんだ。忘れるなよ。
じゃ、練習しろ。

必殺の雀刺し

 同じクラスの通称・ニュース鈴木が吹聴している神社に人魂が出る噂を確かめてみないかと矢部に誘われた主人公。ここで「うん、行ってみよう!」の選択肢を選ぶと、その通り夜の神社で肝試しをすることになる。

 のっけから夜の神社が醸し出す不気味な空気に怯えっぱなしの2人は青白く丸い影が行き交う様に腰を抜かしそうになるが、よくよく見てみるとその正体は野球のボール。何者かがよく落ちる変化球を投げているのだと看破し近付いてみると、そこにいたのはなんと皆川で、才能の差を埋め合わせるため部活後もそこで投げ込みを行っているのだとか。
 その謙虚さと勤勉さに感心している2人に、つい先程シンカーに似たよく落ちる変化球を編み出したと彼は明かし、趣味の将棋にちなんでそのオリジナル変化球を「すずめざシンカー」、もとい「雀刺し」と命名するのであった。

見てたのか、恥ずかしいね。新しい球種を試していて、やっと今日投げられるようになったんだ。
どちらかというとシンカーに近いかな。これは僕独自の変化球なんだ。

名前?
今日完成したばかりで、考えてなかったな。う〜ん、そうだな。端攻めに有効だから・・・これだ!
すずめざシンカー!!
いやまて、これはちょっとダサいね。
雀刺し(すずめさし)!

雀刺しは将棋の端攻めの戦法のひとつさ。実際に使ったことはないけど。

 なお、このイベントを見た後には、主人公がこの神社で練習するイベントが発生することがあり、「皆川先輩もこうやって特訓しているんだな。オレもがんばらなくっちゃ!」と気合を入れる姿が見られる。

ラーメンのお誘い

 「腹、減ってないか?僕のおごりでラーメンでもどうだ?」と皆川に誘われた主人公の答えは……。

  • 「ゴチになります!」を選んだ場合、ありがたく奢ってもらうことに。皆川お気に入りの全快ラーメンを啜りながら悩み事について相談に乗ってもらうのであった。
  • 「すいません、今日は疲れてるんで」を選んだ場合、調査中。
  • 「じゃあ、みんなも誘いましょう!」を選んだ場合、調査中。

 KONAMI発行の攻略本『実況パワフルプロ野球ポータブル3完全公式ガイド』に記載の発生確率に比べ、明らかに発生しにくいイベントとなっており、内部で何らかの設定ミスが起こっている、あるいは攻略本の記述が誤っている可能性が高いと考えられる。

皆川の配球術

 3年生時の甲子園決勝を前に現れた皆川が、将棋を通じ培った配球術を伝授してくれるという内容のイベント……らしいが、KONAMI発行の攻略本『実況パワフルプロ野球ポータブル3完全公式ガイド』に記載の条件を満たしても発生しないため、詳細は不明。ソフトか攻略本に意図せぬミスが生じている可能性が高いと思われる。

新規作成日: 2022/02/19 15:21
最終更新日: 2022/10/06 12:36
最終更新者: 匿名ユーザ
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