くろともね
黒戸もね

編集 履歴

登場作品 パワプロアプリ
登場シナリオ その他オリジナルキャラクター
所属
ポジション マネージャー
利き手/足 右利き
誕生日 不明

概要

 美術部と兼部している明るい性格のマネージャー。パレットを象ったヘアピンを身に付けており、色とりどりのメッシュが入った黒髪を乱れ気味のポニーテールにまとめているのが特徴。津乃田梨亜に続く2人目のパワプロの日実装キャラであり、ファンアート選手権出身イベキャラの記念すべき第一号でもある。

 天才肌の芸術家気質で、主人公のフォームを正確に描写できるほどのデッサン力と鼻毛1本も見逃さない観察眼、一度見た物をイメージではっきり思い浮かべられる記憶力を持ち合わせており、心象や感情を言葉で語る代わりにさっと絵に描いて表現することも多い。
 芸術的情熱があらゆるものに優先する傾向があり、食費を削ってまで画材を買い込んで絵画に打ち込んでいる一方で、絵のために他者の感情を度外視した行動に打って出たり、衛生観念に乏しく、絵の具の付いた手でおにぎりを握ったりするため、度々周囲を困らせてもいる。
 なぜそんな彼女が野球部に入ったのかというと、理想の絵というものを追究するため。しかし、練習中でも絵を描くのに夢中になってマネージャーとしての職務を忘れてしまい、粗相をしでかすこともしばしばとなっている。






※※※以下ネタバレ※※※




イベキャラ

通常バージョン

絵を描くのが大好きなマネージャー。普段から優れた観察力を発揮する。3周年記念ファンアートキャンペーン最優秀イベキャラ。
(パワプロアプリN~PRのプロフィールより)

絵を描くのが大好きなマネージャー。うまく言葉にできないときは絵で表現することもあるが・・・。3周年記念ファンアートキャンペーン最優秀イベキャラ。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)

絵を描くのが大好きなマネージャー。ちょっぴり天然なところはあるが、美術センスとともに磨かれた観察力はときに思わぬ発見をすることも。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルN~PRのプロフィールより)

絵を描くのが大好きなマネージャー。美術部と野球部を兼部している。うまく言葉にできないときは絵で表現することもあるが・・・
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルSR~PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:芸術はスポーツだ!

自己紹介

 練習の休憩時間、水浴びするチームメイトを見た主人公は自分もマネしようともねにバケツがないか尋ねるが、絵を描くのに夢中の彼女からは筆洗いの水をかけられてしまう。しかも、それを拭き取ろうとして描画に用いていた雑巾をゴシゴシ押し付けられてしまい踏んだり蹴ったり。お詫びにと即席で描かれた見事な土下座の絵を贈られるも、それが何かの足しになるはずもなく、「いいからタオル取って来ーーーいっ!」と怒鳴りつける羽目に。
 そして1人になった彼は、この体たらくの彼女がわざわざ美術部と野球部を兼部していることを不思議に思うのであった。

練習後イベント『練習後に黒戸と』(ラブパワー時)

パターンA

 もねによるボールやグラブの絵があしらわれた手作りクッキー(クッキー自体は別の人が調理)を振る舞ってもらう。

パターンB

 美術部で余った果物(静物画のモチーフ)とパン(消し具用の余り)を再利用したフルーツサンドを振る舞ってもらった主人公は「えっ?それ、いいの?」と怪訝な表情を浮かべる。

パターンC

 もね自身が握ったというおにぎりを振る舞ってもらう主人公だったが、外側のラップに絵の具がついており(彼女によると中身は大丈夫だとか)、「いや、ちゃんと手を洗ってくれよ!!」と叱りつける羽目に。

全レアイベント『もねちゃんのお返し』

 昼休み、購買部の前で立ち尽くしているもねに話しかけた主人公は、彼女から手渡された"羽の生えたお金"のイラストに困惑。これでは埒が明かないと金欠なことをカミングアウトし、さらには「ここは最後の手段でこの絵をより精巧にして・・・」と贋札作りに手を染めんとする彼女の窮状に同情を覚え、ちょうど買い過ぎて余っていたパンを分けてあげることに。すると、お礼に1つ好きなものを描いてくれるという話になったので、何かリクエストをすることになるが……。

  • 「食べ物の絵」を選んだ場合、選択肢の通り食べ物の絵を描くよう頼むことに。すると彼女はパンの絵を描いてくれ、あまりに良く描けていて焼き立ての香りが漂ってきそうだなどと考えていると、心なしかパンの臭いが漂ってくる。そのことについて触れると、これが原因かもと彼女が鞄から食パンを取り出したので、これを食べたら良かったんじゃないかと一口食べてみせることにする主人公だったが、実はそれが木炭デッサンで消しゴム代わりに用いたパンだと判明。慌てて口から吐き出す羽目になるのであった。
  • 「野球をしているところの絵」を選んだ場合、プレイの参考にしたいからと自分が野球をしている姿を描くよう頼むことに。
    • 成功パターンの場合、もねの絵を通じてフォームの崩れを発見。大いに感謝することとなるのであった。
    • 失敗パターンの場合、目に入ったのは精密に書き込まれた自らの鼻毛。「さきほど誉めていただいた観察眼を限界まで活かして描きました!」と屈託のない笑みを浮かべる彼女に対し強く出ることもできず、「そんな所は頑張らなくていいんだけどなぁ・・・」とただただゲンナリするのであった。
  • 「やっぱりいいや」を選んだ場合、選択肢の通りリクエストはやめておくことに。それでは気が済まないからと先程のお金の絵を渡そうとされるも、すげなく断ってしまうのであった。

Rイベント『印象って大事です!』

1回目

 世界史の勉強に四苦八苦する主人公。是非とも手助けしようともねが申し出てくるが……。

  • 「お願いする」を選んだ場合、選択肢の通り助力を請うことに。しかし、彼女は人物や事件の絵を描いて質問に答えようとしてはくれるものの、それらの名称は全く覚えていないことが判明。今までどうやって試験をパスしてきたのかと尋ねると、解答に合致する絵を描くだけで特別に歴史の試験を通してもらっているという。実際彼女の描いてみせた本能寺の変のイラストを見た彼は、自分には到底真似できないと確信し、真面目に勉強しようと改めて決心するのであった。
  • 「遠慮する」を選んだ場合、部活を掛け持ちしていて忙しいだろうしやめておくと断ることに。すると彼女は、それなら代わりに応援してあげようと勉強する主人公の姿を黒板に描き励ましてくれるのであった。(イベント終了)

2回目

 勉強を手伝ってくれたお礼にと主人公はもねの買い出しに付き合うことに。すると河川敷にて泣いている男の子と出くわすことになり、優れた観察眼のおかげで男児が犬とはぐれたことを見抜いた彼女は、その犬を探してあげようと主張。手がかりとして一度見かけたことがあるというはぐれ犬の似顔絵を描いてくれるが、それは特徴を過度に強調した結果、「極端すぎだろ」「今、もねちゃんの中でどんなスイッチが入ってるんだ・・・」と主人公からもツッコまれるほどのアヴァンギャルドな代物になっており……。

  • 「これで探そう」を選んだ場合、選択肢の通りその似顔絵を用いて犬探しをすることに。すると、似顔絵はさっぱり役に立たなかったものの、犬は無事に発見され一件落着。記念としてその犬に似顔絵をあげようとするもねであったが、案の定気味悪がられ逃げられてしまうのであった。
  • 「ちょっと直した方が・・・」を選んだ場合、選択肢の通りリテイクを出すことに。すると、男の子のダメ出しを受けて似顔絵を修正しているうちに犬が帰還し一件落着。出来上がった似顔絵について「何がなんだか分からない」とお手上げ状態だった主人公は、「さすが飼い主さん。直した部分もバッチリでしたね」というもねの言葉に大いに驚くのであった。

告白

 もねが描いたと思しきスケッチを見つけた主人公は、部室にいる彼女の許へ。すると積み上げられたスケッチが雪崩を起こし、しかもそれらが全て自分を描いたものと判明。さらに一息吐く間もなく、「私、もうあなた無しでは限界なんです!付き合ってください!」と迫られてしまい……。

  • 「付き合うよ!」を選んだ場合、大量のスケッチも愛情あってのことだろうと告白を受け容れることに。しかし、彼女の反応は「やったー!これで理想の絵を完成させられます!」というもので、どうやら恋愛の話ではないらしいことに気付くが、時すでに遅し。すっかりその気のもねから、そもそも野球部に入ったのが理想の絵を描くためであること、取り分け主人公が絵のモデルとして見初めたことを聞かされた上で連絡先を手渡され、愕然とする羽目になるのであった。(交際スタート?)

私、理想の絵を描くためにこの部活に入ったんです!
そしたら、○○さんがビビッときて!もう少しでいい絵が描けそうなんです!

  • 「それはちょっと・・・」を選んだ場合、紛らわしい物言いのせいもあってドン引きし、「オレ、この重さに応えられる自信がないし」「とにかく、今のことは忘れるから!じゃあねっ!」と言ってそそくさ逃亡。取り残されたもねは、「うーん、絵のモデルってそんなに大変なんですかね?」と首を傾げるのであった。

デート

1回目

 公園で絵のモデルになる主人公であったが、どんな絵を描いているのか覗いてみるとそこには顔がおにぎりになった自分が。面食らいつつも、「はっ!?こ、これは現代アートの模索中で・・・」とごまかしにかかるもねが腹を鳴らしたのを聞き付け、すかさず昼ご飯へ話を持って行く。

 結局この日は満足いく絵を描くことができず、申し訳なさそうにする彼女を、納得いくまで付き合うつもりだし、今日も一緒に過ごせて楽しかったと温かく励ました彼は、その瞬間何か糸口となるようなイメージが浮かんだとの報告を受け、またモデルとして付き合うことを約束するのであった。

2回目

 河川敷で練習する姿を見せることになった主人公は……。

  • 「全力でやる!」を選んだ場合、いつに増して全力で練習に取り組むことに。「いいですよ、○○さん!さあ、もっと気合いを入れて!」ともねもノリノリで、異様な雰囲気を放つ2人は、周囲の通行人からドン引きされてしまう。
  • 「普通にやる」を選んだ場合、いつも通りの練習をすることに。しかし、もねの反応は微妙なもので、「なんというか普通なんですよね。動き・・・あと、顔?」と辛辣に評されてしまう。
  • 「手を抜く」を選んだ場合、所詮は絵のモデルだからと手を抜くことに。しかし、もねにはお見通しで、「それじゃダメです!モデルの自覚を持ってください!」と叱られてしまう。

 いずれにせよ納得いく絵の完成とはいかず、「あのっ!私、無理に付き合わせてしまってご迷惑なんじゃ・・・」とやはり申し訳なさそうにするもねであったが、「そんなことないよ。オレだって付き合いたいから付き合ってるだけだしさ」との温かい言葉をかけられ、その瞬間またしても糸口となるようなイメージが去来。興奮した彼女は、次は少し早めの時間に呼び出すかもしれないとだけ告げ、そそくさと帰途に就いてしまうのであった。

3回目

 早朝、浜辺に主人公を呼び出したもね。事情をしっかり説明する暇もなく、水平線から太陽が顔を覗かせたその瞬間、このイメージこそが自分の求めていたものだと描画に取り掛かる。
 途轍もない集中力でほとんどを描き上げ、残すは仕上げだけに。ついに彼もお役御免……と思いきや、何かに思い至った様子の彼女はどうしてももう1度だけ付き合って欲しいとだけ告げ、時間に追われながら(朝練か朝礼の時刻が迫っているものと思われる)そそくさと海岸を去るのであった。

あれっ?でも、この絵がイメージ通りって事はつまり、○○さんは・・・
――ッ!?
あのっ、○○さん!もう1度だけ、お付き合いいただいてもよろしいですか!?

4回目

 再び浜辺。日の出に照らされる主人公を題材にしたのは、あの柔らかな日差しのような温かさを彼に感じ取っていて、実際優しい言葉をかけてもらうたびにそのイメージが沸き上がって来ていたのだともねは語り、心臓の絵を彼に贈る。

・・・○○さん。今日は、あなたに伝えたい事があります。
なぜ光に照らされるあなたを題材にしたのか・・・
あの日の光、あれこそが私が○○さんに抱いていた印象だったんです。

あなたから温かい言葉をかけてもらうたびにイメージが浮かんでいました。
それが、まるで柔らかな日の出の光のように感じられて、私・・・

 面食らった反応に、リアルに描きすぎたと反省しつつも、自分の中に湧きたつこの想いはハートマークなんてものでは表しきれないのだと混乱してみせる彼女は、主人公の温かな励ましもあって「好き」の2文字に辿り着き、溢れ出す「大好き」を情熱的に告白。2人は晴れて恋人同士となるのであった。

・・・この気持ちハートマークじゃ全然足りないです。どう言えばいいんでしょうか。

私、○○さんの温かさにずっと包まれていたい。○○さんとずっと、ずっとにいたい。この気持ちは・・・
好き・・・そう、好きですっ!
やっと伝えられた・・・
うわーーーん!好きです、大好きですーーーっ!

5回目

 街中でもねと落ち合った主人公。完成したという例の絵を見せてもらい感心していると、通りすがりの美術コレクター(自前の美術館を持っているほどの大物)がその絵に目を付け、「おおーっ!?こりゃすごい!!」「これぞまさに理想的なインプレッショニズムの体現だ!」「リアギャルドな姿勢が逆にアバンギャルドであるが故にハイブリディティが・・・」などと横文字満載で絶賛し、是非とも自分のコレクションに加えて美術館に展示したいと申し出てくる。
 もねがこれは大切な絵なので渡せないと困惑しつつも相手の押しの強さに断り切れないでいると、「もねちゃん!!その絵は渡さないでくれ!!」と割って入った主人公が、これは2人の思い出の絵なので渡せない、もね1人にとっては確かにおいしい話かもしれないが、今は自分との恋人関係も含めた彼女の幸せを考えなければならないといった趣旨の啖呵を切り、「その絵よりも、さらに美しい愛を拝ませてもらった」とコレクターを感動させて撃退。
 そして、この顛末により愛がさらに深まった彼女は、例の絵に眩しすぎるほどの光を描き足すのであった。

汎用デート

公園

 晴天の下、公園の植物の色鮮やかさに見惚れたもねは、黙々とスケッチを始める。

喫茶店

 メニューに載っている手書きイラストの画風について、なかなか味があるとコメント。

ゲーセン

 とあるゲームの絵柄に目を惹かれ、プレイしようと主人公を誘う。

カラオケ

 主人公の歌を聴いて浮かんだイメージをすぐさま絵に描いてくれる。

映画

  • 「悲劇」では、色味のない冬景色がつまらなくて船を漕いでしまったと告白。
  • 「アクション」では、アクションやシナリオに説得力を持たせる俳優の筋肉に目が釘付けだったとコメント。
  • 「恋愛もの」では、作中のカップルを「まるで石膏像みたいに完璧な美男美女」と評する。
  • 「コメディ」では、俳優の顔芸が見事だったので忘れないうちに描き留めたいとコメント。
  • 「動物もの」では、過酷な環境で懸命に生きる野生動物の美しさに感動。

遊園地

  • 「のんびり歩き回る」では、ここの遊園地はブロックごとに異なるテーマで作り込まれているので楽しみとコメント。
  • 「ジェットコースターだ!」では、園のメインであるお城のすぐそばを通ってくれたので、塔に飾り付けられている彫刻がよく見えたとはしゃぎ、「・・・すごい動体視力だね」
  • 「いきなり観覧車だ!」では、上から遊園地をスケッチできるとドキドキ。
  • 「ホラーハウス!」では、怖がりはしないものの、ゴシックホラーの世界観がしっかり作り込まれていてすごく良かったと気に入ってくれる。
  • 「ゲームで景品ゲット」では、なかなかお目当ての品が手に入らない主人公に、代わりにそれの絵を描こうかと申し出てくる。

 泳いでいる主人公の姿をしっかりスケッチしてみせると意気込む。

クリスマス

 ライブペインティング鑑賞に主人公を誘ったもねは、彼がロマンチックなクリスマスを求めているとはつゆ知らず、目の前で描かれる絵に夢中。さらに、観客に絵を描いてもらうという企画に立候補し、公衆の面前で一枚描き上げてみせ、「どんな気持ちでこの絵を描きましたか?」という司会からの質問に答えようとするが……。

デートを3回以下しかこなしていない場合

 「皆さんに生きた芸術を届けたい!そう思って描きました!」と返答した上で、痺れを切らして話しかけてきた主人公に作品の一部として先程描き上げた絵画の前に立っておくよう要求。突然のことに「生きた芸術ってそう意味なの!?」と驚く彼であったが、「しばらく展示するのでナマモノはちょっと・・・」と司会から難色を示されてしまい、「店員さんからの扱いはもっとひどかった!?」とショックを受けるのであった。

デートを4回以上こなしている場合

 「え?それはまあ、今日一緒にいる人へのクリスマスプレゼントに・・・」とノロケ混じりに答え、主人公は大喜び。「メリークリスマスです!」と抱きつかれる際に絵の具をベッタリ付けられてしまっても、そんなのは些細なことだとロマンチックなクリスマスの予感に胸をときめかせるが、作品の一部として先程描き上げた絵画の前に立っておくよう要求されることになってしまい、後の展開は上記デート3回以下のパターンと同様ゆえ割愛。

初詣

参拝前

 晴れ着姿の人々に魅せられたもねは往来のど真ん中でスケッチをスタートするが、案の定参拝客の邪魔となり、慌てた主人公に引きずられる羽目に。参拝し終えたら少し離れた場所でスケッチしようと言ってもらい、笑顔を見せる。

参拝

 もねは「食費を削らなくてもいい画材が買えるようになりたいです」と切実な願いを捧げる。

おみくじ

  • 大吉を引いた場合、大喜びする彼の笑顔を見て、もねはこの後何を描くか決まりだとほくそ笑む。

ふふっ、ステキな笑顔。
このあと描く題材は決まりですね。

  • 中吉を引いた場合、最悪の金運付きの大凶を引き当ててしまったもねは、「ううっ、ごはん・・・」と将来を案じ呻く。
  • 小吉を引いた場合、もねは特にコメントすることもなく、「さて、次はスケッチですね!」と行ってしまう。
  • 大凶を引いた場合、もねは自分が大吉に変えてみせるとくじの余白に大吉の札の絵を描いてくれるが、主人公は苦い顔。

バレンタイン

 バレンタインのプレゼントとしてもねが贈ってくれたのは、お皿の上にチョコで描かれた主人公の似顔絵。大喜びで食べようとする彼であったが、手をつけようとする度に「うっ!?」「ひっ!?」などと彼女が声を上げるので事情を話すよう求めることに。すると、「だ、大丈夫です!せっかく作った絵が崩れるのがイヤとか全然思ってないので!」という答えが返ってき、「思ってるのか・・・」と肩を落とす羽目になるのであった。

エピローグ

デートを3回以下しかこなしていない場合

 プロ入りを祝ってくれつつも理想の絵が完成しなかったことを悔やむもねに、プロ野球で活躍してみせるからその姿を描いて欲しい、せっかく自分に輝くものが宿っていると見出してくれたのだからそれをもっと輝かせてみせると主人公は宣言。「最高の野球選手になる」「最高の絵を描く」とそれぞれお互いの夢に向かって突き進むことを2人は誓い合うのであった。

デートを4回以上こなしている場合

 もねからプロ入りを祝ってもらった主人公は、理想の絵は描けたもののまた新たな絵を描きたくなったと言う彼女から促されて校庭を見てみると。そこには2人の将来を描いたという巨大な絵が。「あの・・・ご迷惑、でしたか?」との質問には、「そんなことないよ!もねちゃん、一緒に未来を描こう」と笑顔で首を振り、人生の真っ白なキャンバスに2人の歩みを描いていくことを誓い合うのであった。

はいっ!キャンパスは無限大ですね!

コンボイベント

『もねとひかりの絵』

 黒聖良とのコンボ。
 絵を描くためやたらと自分に付きまとうもねを睨みつける聖良。彼女の発するただならぬオーラから危険なにおいを嗅ぎ取った主人公は、取りあえず2人の間に割って入ることにし……。

  • 「もねちゃんの言い分を聞こう」を選んだ場合、選択肢の通りとりあえずもねの話を聞こうと提案することに。どんな理由があろうが迷惑には変わりないのだからその必要はないと突っぱねられてしまうが、落ち着いてモデルをできる環境をこちらで用意させてもらうともねが粘り腰で交渉に臨み、翻意させることに成功。交換条件として、絵のコンセプトである「地獄に現れた門番と、痛めつけられる被害者A」のうち被害者A役として主人公を用意するよう指定され、「もちろん、ご用意いたします!」と安請け合いした彼女は、「勝手に『ご用意』しないで!」と彼から総ツッコミを受けることになるのであった。
  • 「光野さんの気持ちも考えよう」を選んだ場合、選択肢の通り聖良の気持ちを慮るべきだともねを説得することに。絵の事で頭がいっぱいですっかり失念していたという彼女は、女の子である以上きっと1番キレイな状態で描かれたいだろうとの思い込みから手鏡とメイク道具を用意。さらに、困惑する聖良に「あっ、そうですよね!メイクなんてしなくても、光野さんはもう十分にキレイですし・・・」と早とちりで畳みかけ、「そういうことじゃないよ・・・」と主人公からツッコまれてしまうのであった。
  • 「いっそモデルを引き受けたら?」を選んだ場合、減るもんじゃないんだし引き受けたらと言ってみることに。すると、「減るわ。私の時間が」とド正論をかまされぐうの音も出ない。「あのっ!あなたは私にインスピレーションを与える女神、ミューズなんです!」と食い下がるもねに乗っかって自分は羨ましいと思うと言ってしまったのが運のツキ。羨ましいなら自分がなれと言われてしまい、最終的には「どうなるかは未知数ですがやりましょう、○○さん!」と「月に祈りを捧げるマーメイド」のモデルをさせられる羽目になってしまうのであった。

『衝突!黒戸もね』

 実装直前に開催されたお披露目イベント。
 高校生絵画コンクールで金賞を取った天才美術少女・黒戸もねは、依頼された草野球の勧誘ポスターを描くために野球部の練習を見学。たくさん描かないと正しい形が捉えられないと凄まじい枚数野球部員のスケッチを描いたにもかかわらずイマイチ納得の行くものが得られず、その野球部員(=主人公)のアドバイスを請うことになるが……。

余談

 彼女の名前の由来であるクロード・モネの代表作といえば、印象派という名称の由来ともなった『印象・日の出』(マルモッタン美術館所蔵)。日の出の光景はもねのデートにおいて非常に重要な役割を果たしているが、これはひょっとすると元ネタを意識してのことなのかもしれない。

新規作成日: 2020/11/05 15:51
最終更新日: 2023/01/01 03:29
最終更新者: 匿名ユーザ
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