ゆめしろのどか
夢城和花

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登場作品 パワプロアプリ
登場シナリオ その他オリジナルキャラクター
所属 ガールズチャレンジャーズ
ポジション 3B(メイン)、1B(○)
利き手/足 右投左打
誕生日 不明

概要

 夢城家の次女にして、優花の妹。髪をうなじで一本に束ねている姉に対し、彼女は首元から小さいお下げを二本垂らしたヘアスタイルをしている。
 弾道2のためホームランは出にくいものの、走攻守いずれもハイレベルにまとまったアベレージヒッターで、幼い頃からの英才教育で培った流麗な守備動作は美にうるさい黒衛が思わず見とれるほど。自分を凌ぐほどの才能を持ち、国を動かすことのできる人物になれるはず、と姉・優花には非常に高く評価されている。

 完璧主義者揃いの家族に囲まれて育ち、野球でも何でもムラなくキッチリこなすようになった一方、情緒の発達に課題を抱えており、他者への共感をほとんど持たず、何事も論理で割り切ろうとする傾向がある。デートをある程度重ねるまではまさにロボットといった感じで、納得の行かないことについては筋の通った答えが返ってくるまでズバズバ質問責めしてくる。それゆえ、チームメイトのみならず、周囲の女子からも敬遠され気味。ユニークボーナス名は"氷結姫"で、いかにもロジハラで空気を凍らせる彼女らしい。
 ただし、後述のエピソードからわかる通り、一度ハマったことには旺盛な好奇心を見せ、極端なほどの行動力を発揮する。そしてその好奇心こそが彼女の心を融かす鍵だったのである……。






※※※以下ネタバレ※※※




イベキャラ

通常バージョン

夢城姉妹の妹の方。巧打好守で投手を支える三塁手。名前に反して、あまりのどかではない。
(パワプロアプリN~PRのプロフィールより引用)

巧打好守の三塁手。女子選手だが男子顔負けの打撃パワーも持つ。常に冷静で表情の変化に乏しく、物事に対して独特の判断基準を持つ。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより引用)

ユニークボーナス:氷結姫

自己紹介

 和花の好守備を褒める主人公であったが、返ってきたのは「物理的に不可能ではありませんでしたが?」というあまりにも味気ない言葉。めげずにうまい、安定感があると褒めても喜ぶ素振りすらなく、「自明なことを確認する必要はありません。時間のムダです」とバッサリ切り捨てられてしまう。
 そんな彼女について主人公は、「のどか」という名前の割に性格がドライすぎると嘆くのであった。

全レアイベント『驚くほど驚かない』

 部室の掃除をしていると出てきたビックリ箱にも全く動じない和花を見た主人公だったが……。

  • 「驚いた顔が見たい!」を選んだ場合、心臓発作を起こして倒れたフリをしてみることに。しかし、パニックに陥るどころか、呼びかけに応答しないのを確認してから救急車を呼ぼうとするなど冷静に対処されてしまい、慌てて彼女を制する羽目になってしまうのであった。
  • 「驚いたことはないの?」を選んだ場合、選択肢通り、驚いたことはないのか尋ねることに。すると、毎日が驚きの連続だという和花は、キウィフルーツがマタタビ科であること、そもそもマタタビ科という分類が存在していることなどを最近驚いたこととして挙げ、さらに続けてツノゼミの話をしようとするなど、例の不思議な好奇心の片鱗を覗かせる。さらに、叫び声を上げたりしたことは?との質問には、子供の頃3階から転落して両足を骨折したときくらいしか泣き叫んだことはないとの冷血エピソードを披露するのであった。
  • 「和花ちゃんを見習いたい!」を選んだ場合、その冷静さを見習いたいと感心してみせるが、この会話自体が掃除の遅れをもたらしていると冷静な指摘が飛んでくる。掃除のことをすっかり失念していたと答えるも、「もし本当に忘れていたとしたらあなたはいらない人ですね」とバッサリ斬り捨てられてしまうのであった。

Rイベント『ムラムラしないっ!』

1回目

 調子がイマイチ上がらない悩む主人公は、そういった安定感の欠けたプレイは、調子の問題ではなく日頃の行動のムラが原因であると和花から指摘されてしまうが……。

  • 「関係あるかも!」を選んだ場合、色々なムラをなくしていくと宣言。もっと具体的な目標設定をすべきとアドバイスされ、勉強、練習、会話のいずれかでムラをなくすよう心がけるのであった。
  • 「関係ないよ」では、疲れてるだけだと反論。ならば疲労回復にどうぞと和花お手製の栄養ドリンクを振舞ってもらうも、あまりの苦さに、もう少し味を良くしたらと提案してみることに。もちろん合理性の熱烈な信奉者である彼女が折れることはなく、目的はあくまで疲労回復なのでわざわざ味にこだわる必要もないと却下されてしまうのであった。(イベント終了)

2回目

 後日迎えた練習試合。ムラをなくした成果を和花に見せようと主人公は意気込むが……。

  • 成功パターンでは、3打数2安打1打点の活躍を見せるも、彼女のコメントは、「結果が出てよかったですね。ただ、今回だけでは何の意味もありません」といつもと変わらぬ淡々としたもの。それでも好成績が嬉しい彼は、この調子を維持できるよう頑張ると喜色満面で応じるのであった。
  • 失敗パターンでは、ノーヒットに終わり、ムラをなくしてこの体たらくということは、これが実力とバッサリ斬られてしまうのであった。

その他

  • 優花のエプロンバージョンのバレンタインイベンでもツボに入ったときに見せる異常なまでの行動力について語られる。わざわざ南米のジャングルまでカカオの原生種を採取しに行ったとのこと。
  • 瞬鋭高校でデッキにセットして使うと、離脱組のコーチをドライに追い詰めて嫌われてしまったことを呼び戻しイベントの際に知ることができる。

告白

 恋バナで盛り上がる同級生女子に対し、根拠がどうのプライバシーがどうのとロジハラをかましたことで、「和花ちゃんとこういう話はできないみたいね」と嫌われてしまい、自分の返答に問題はなかったはずだと首をかしげる和花。
 一部始終を目の当たりにしていた主人公は、楽しく話をする上で問題のある振舞いだったと彼女に苦言を呈し、どうすればいいのかアドバイスすることになるが……。

  • 「相手に合わせよう!」を選んだ場合、選択肢通り相手に話を合わせるべきだとアドバイス。すると和花は、自分には恋愛経験がないため話の合わせようがないと語り、相応の経験を得るためお付き合いして欲しいと依頼してくる。彼女の口から語られる「もっとも手頃な男性」だからというのが選ばれた理由であり、「特別な感情」は一切ないという事実にショックを受ける主人公であったが、合意しないのなら別の適当な男性を見繕うと早速切り捨てられそうになったため、慌てて交際OKの旨を伝え引き留めるのであった。(交際スタート)
  • 「ユーモアを磨こう!」を選んだ場合、選択肢通りユーモアを磨くべきだとアドバイス。すると、ユーモアについては多少心得ているつもりだと豪語した和花は、そのことを示すため『まんじゅうこわい』を演じ始めるが、最もユーモアが発揮される部分を先に話すのが効果的だという合理的判断に基づき、初っ端から「お茶が怖い」というオチの部分を喋ってしまうなど、センス以前の問題を抱えていることを露呈してしまうのであった。

もっともユーモアがある部分を先頭に置き、効果を高めました。

デート

1回目

 主人公がチョイスしたデートスポットとして人気の遊園地に行くことにした2人だったが、和花は時間をかけてアトラクションに並ぶこと自体の価値に疑問を呈し、全体的に非効率的だったと今回のデートプランを酷評。次回は自分が効率的なプランを用意すると言い始め、次があってよかったと胸を撫で下ろす主人公に対しては、プランニング能力の低さを非難されたのになぜヘラヘラしているのだと叱りつけるのであった。

2回目

 来る人自体が少なく待ち時間がゼロのためデートに最適だと心霊スポットをデート先に選定した和花だったが、案の定主人公のウケは悪く、ショックを受けてしまう。
 彼女自身は今回のデートを意義が薄かったと総括し、次は意義のあるデートをしたいと言ってお開きに。そういう問題ではないのでは、と疑念を抱く主人公なのであった。

3回目

 和花は前回のリベンジにと有意義なデートを目指し、学校のグラウンドで野球の練習をすることを企画するも、生憎の雨天に見舞われる。部室で雨宿りしながら開始してすぐにプランが破綻してしまったことを詫び、天気のせいだし仕方ないとのフォローに対し、悪いのは自分だと珍しく語気を荒げて言い張る。どうやら完璧な家族に囲まれ、常に完璧であることを志してきたにもかかわらず、2回連続で失敗を冒してしまったことにショックを受けていたらしい。
 デートの目的はただ予定をこなすことではなく、2人の距離を縮めることであって、そういう意味では成功じゃないかと励まされ、うまく理解できないと言いつつも、物理的に距離を縮めようと身を寄せてみた彼女は、人のぬくもりの心地よさに初めて気付く
 2人身を寄せ合いゆったりとした時間が流れる中、「オレたち、少しずつ恋愛らしいことができ始めてるのかな」と確かな手ごたえを感じる主人公なのであった。

4回目

 デート1回目で行った遊園地に主人公を連れて来た和花は、練りに練ったプランで完璧なデートを実現。運営会社の株価やマスコットキャラクターの設定など遊園地について隅々まで調べ上げたが、そこまでするに至った動機は主人公への深い興味、好奇心であると彼女は結論付け、今後も交際を続けていく意思を示す。
 それを受け、好きという言葉はなかったものの、これが和花なりの告白なのだろうと主人公は納得。満面の笑みを浮かべるのであった。

はい、運営会社の株価からマスコットキャラクターの設定まであらゆる情報を調べ上げました。

・・・はい。明らかに不要な情報のはずです。ですが調べずにはいられなくて。
あの時、あなたがここをデートの場所に選んだ意図を知りたかったのかもしれません。
ですから、私は遊園地ではなくあなたのことを知ろうとしていたと言えます。
私は恋愛がどういうものかいまだに明確にはわかっていません。ですが、これだけは言えます。
私は・・・あなたの事をもっと知りたい。それが私の意志であり、希望です。

5回目

 今度は話題の恋愛映画を観ることに。交際を通じて感受性が発達したらしく、映画に思わず涙し、経験のない感情に取り乱してしまう和花に対しては主人公が取った行動は……。

  • 「言葉でなだめる」の選択肢を選んだ場合。
    • 失敗パターンでは、きっと感動したんだろうと声を掛けようとするも、エンドロール中にした欠伸のせいと結論付けた彼女は話も聞かずさっさと帰ってしまうのであった。
    • 成功パターンでは、それはきっと共感したんだろうと声を掛ける。恐らく生まれて始めて共感を覚えたのであろう彼女は、映画に登場したカップルを自分たちと重ね合わせて見ているうちに涙が溢れてきたことを語り、彼らのように主人公と幸せになりたいと願うのであった。

共感・・・
あのっ、私、想像してみたんです。映画の2人を私たちに置き換えて
そうしたら、急に涙が・・・

・・・はいっ、私もあんな風にあなたと幸せになりたいです。

  • 「手を握る」の選択肢を選んだ場合、選択肢の通り、いきなり和花の手を握る。
    • 失敗パターンでは、「無許可の身体的接触に対し実力を行使しました」と腕を捻り上げられてしまい、場合によっては爆弾まで付けられてしまうのであった。
    • 成功パターンでは、手を握って主人公の顔を見ていると感情が落ち着いてくるという彼女から、しばらくこのまま握ってもらっていていいかと上目遣いで尋ねられる。こうして2人の間には何とも言えない甘い空気が流れるのであった。

手を握って、あなたの顔を見ていると感情が落ち着きます。
○○さん・・・しばらくこのままでも構いませんか?

汎用デート

公園

 いい天気だと笑いかける主人公に、和花は気温も気圧も安定していて屋外で過ごすには最適な日だと答える。

喫茶店

 いつもは姉が「味見したい」と言った品を頼むため、自分で何を頼むか決められないという和花は、代わりに決めるよう主人公に頼んでくる。

カラオケ

 歌が上手いと主人公から褒められた和花は、いくらか本来の音から外してしまったと反省。「楽しければいいんだって!」「オレは和花ちゃんの歌を聞いて素敵だなって思ったよ!」と明るく励ましてもらう。

ゲーセン

 初めて体験するゲームであるにもかかわらず、主人公からの説明を一度聞いただけで勝ち筋を完全に把握した和花は、容赦なく連戦連勝を収めてみせる。

映画

  • 「アクション」を選んだ場合、迫力のある映画で、恋愛に効果的とされる適度な刺激をもたらしてくれるいいチョイスだと和花はコメントする。
  • 「恋愛もの」を選んだ場合、和花は恋愛映画という括りの中にも多様なジャンルや設定が存在することに興味を惹かれる。
  • 「悲劇」を選んだ場合、「とても悲しいつらいお話でした・・・」と珍しく感動した様子の和花は、「公的扶助サービスを利用すればこの悲劇は防げたはず」と悔やみ、主人公をズッコケさせる。
  • 「コメディ」を選んだ場合、特に笑った様子もない和花に、「もしかして、オレばかり笑っててつまらなかった?」と不安がる主人公は、「いえ、あなたが何を面白いと思いどこで笑うのか観察ができてとても有意義でした」と鑑賞中観察の対象となっていたことを明かされ、急に恥ずかしい思いが込み上げてくる。
  • 「動物もの」を選んだ場合、明らかにその手のサイエンティフィックな内容を扱っているわけではなさそうな映画に対し、和花は「生き物の体は非常に合理的にできていますね」との感想を抱く。

遊園地

  • 「のんびり歩き回る」を選んだ場合、とりあえず歩き回ろうとする主人公であったが、情報を得ずになんとなくで動くのは非効率だと和花に意見される。
  • 「ジェットコースターだ!」を選んだ場合、ジェットコースターを乗り終えても全く動じない和花は、吊り橋効果を考慮すれば恋愛向きのアトラクションだと総括する。
  • 「いきなり観覧車だ!」を選んだ場合、まず全体の位置関係を把握する効率的なチョイスだと和花は評価する。
  • 「ゲームで景品ゲット」を選んだ場合、瞬く間に景品を手に入れてしまった和花は「ええ、ゲームとあれば負けられませんから」といつもの無表情で語り、「なんとなくドヤ顔に見える」と主人公から評される。
  • 「ホラーハウス!」を選んだ場合、やはり驚いた様子のない和花は「なかなか凝った演出だ」と感心してみせる。

 「デート向けの水着を準備したのできっとご満足いただけるかと」と和花は恥ずかしげもなく言い放つ。

クリスマス

 「和花ちゃんに似合うかと思って」とペンギンのぬいぐるみを贈る主人公であったが、返ってきたのは「実用性はありませんね」との微妙な反応。
 気を取り直して受け取ったプレゼントを開封しようとすると、同封されていた一枚のレシートが目に付く。それはギフトレシートというもので、人から貰ったプレゼントが気に入らなかった場合に返品し、欲しいものと交換するために用いるのだと説明され、せっかくのプレゼントにそんなことできないと首を振るも、「なぜですか?気に入らない物は返品して必要な物を得られる方がよいかと」と合理的かつドライに追い詰められていくが……。以下、和花との交際状況により分岐が発生。

デート4回目を済ませていないとき

 和花がそういう考えの持ち主ならば自分もレシートを貰ってきた方がよかったかと項垂れていると、「はい。あった方がありがたいです」と社交辞令の"し"の字もない厳しい追い打ちをかけられてしまい、ぬいぐるみを返品してギフト券のような実用性のあるプレゼントを代わりに用意すると約束する羽目になるのであった。

デート4回目を済ませているとき

 和花がそういう考えの持ち主ならば自分もレシートを貰ってきた方がよかったかと項垂れていると、実用性はないもののこういったシチュエーションでもらった初めてのプレゼントとして重要性を帯びている品なので、返品は不要だとキッパリ言ってもらい、なんだかんだ言って喜んでもらえていたようだと安堵するのであった。

いえ。確かにコレには実用性はありませんが大切な価値がありますから。
このような形でプレゼントをもらうのは初めてです。その意味では、重要な記念品かと。

初詣

参拝まで

 世間の大勢が、神頼みという無益なことを喜んで行うことに納得しかねる様子の和花は、「ま、まぁ、そこは気持ちの問題だからさ・・・」と主人公になだめられ、取りあえずは話を合わせてお参りすることにする。

祈るだけで願望は実現しません。なぜこうも多くの人が無益なことをするのでしょうか。

参拝

  • 「野球がうまくなりたい」を選んだ場合、和花は同じことを祈ってくれるが、参拝した途端本当に野球が上達した気がした主人公から「気のせいかもしれないけどオレ・・・」と切り出された際には、「では、気のせいです」と最後まで言わせぬままバッサリ切り捨ててしまう。
  • 「健康に過ごしたい」を選んだ場合、ケガをするのも病気にかかるのも自己責任ではあるが、気をつけるきっかけになるという観点から言えばお祈りする意味もあるだろうとあくまで合理性重視の見解を和花は披露。参拝した途端元気になった気がすると言い始めた主人公に対しては、普段からムダに元気ではないかとすげなく突き放す。
  • 「和花ちゃんと仲良くなりたい」を選んだ場合、具体的にどのくらい仲良くなるかの具体的な目標設定はしているのかと問い詰めてきた和花は、「とっ、とにかく!こんなふうに話をしたりどこかに行ったりしたいってことだよ!」という照れ気味の答えに、自分も同じ考えだと同意してみせる(デートを4回こなしているか否かでこの受け答えの背後にある意図も恐らく変わってくるであろう)。

おみくじ

 おみくじのことは信じていないので、引かないという和花だが、主人公の引いたくじに関してコメントを残してくれる。

  • 大吉を引いた場合、喜ぶ主人公を見てご利益はともかくモチベーションの上昇には寄与しているようだと分析。
  • 中吉を引いた場合、当たり障りのない結果なら誰でも納得するというものだとチクリ。
  • 小吉を引いた場合、大吉を引きたかったと不満げな主人公に、何が印刷してあろうと所詮はただの紙切れだという味気ない考えを説く。
  • 大凶を引いた場合、たかが紙切れ1枚から悪影響を受けるはずがないので落ち込む必要はないと言ってくれるが、あくまで励ます意図はなく合理的な事実を述べたに過ぎないとのこと。

バレンタイン

デート4回目を済ませていないとき

 和花からのチョコに喜ぶ主人公であったが、パッケージに業務用と書いてあることに気付いてしまう。しかもワケあり品だと聞かされ、一層ガッカリするのであった。

デート4回目を済ませているとき

 和花からのチョコに舌鼓を打った主人公は、それが彼女手作りのものであると知って、手作りなんて非効率的と言うと思っていたと驚愕。非効率だとは思うが、手作りチョコにどういう反応をしてもらえるかどうしても知りたくなったのだとの答えに、ニヤニヤが止まらなくなってしまうのであった。

・・・ええ、そう思います。
ですが、それを渡したときあなたがどう反応するのかが知りたくなって・・・

エピローグ

デート4回目を済ませていなかった場合

 主人公のプロ入りを祝ってくれたは良いものの相変わらずの冷血人間のままな和花から、恋愛経験を得られた感謝とともに今回の交際をモデルケースとして引き続きデータを収集するため、主人公に似た人を代わりの恋人役として探すという話を聞かされた主人公。そのまま素っ気ない別れの挨拶を済ませ、「・・・いつか、和花ちゃんも自分なりの恋を見つけられる日が来るはずだよな?」と心配に思うのであった。

デート4回目を済ませていた場合

 主人公のプロ入りを祝う和花は、恋愛経験を得られた感謝を伝えつつも、1年後自分がプロ入りするまでそんな経験も出来なくなってしまうと語り、てっきり進学すると思っていたと驚かれたため、かつては進学しか考えていなかったが、今の自分にとっては主人公と共に過ごすことこそが一番の望みなので、プロ入りこそが最も合理的な進路になるのだ説明。「・・・もしかしてご迷惑な話だったでしょうか?」と不安げに反応をうかがうも、むしろ大歓迎だと快く受け容れてもらい、2人はプロでの再会を誓い合うのであった。

・・・たしかに、あなたと付き合うまでの私は進学しか考えていませんでした。
ですが、今の私はあなたともっと一緒にいたいのです。そのために最も合理的な進路かと。

・・・もしかしてご迷惑な話だったでしょうか?

デート4回目を済ませていて優花もデッキにセットしている場合

 主人公が大歓迎だと和花のプロ挑戦を受け容れたところで優花が登場。自分以上に才能のある和花が野球の道を続けることを嘆きつつも、情緒が未発達だった妹を感情に従って意志を貫く決断をできるほどにまで成長させてくれた主人公への感謝を述べ、やるからには一流になることを約束した上で2人の関係を応援してくれるのであった。

デート4回目を済ませて優花もデッキにセットした上、さらに二股以上をかけていた場合

 プロ挑戦を主人公に受け容れてもらった和花が、「これで気兼ねなくあなたを監視することができます」と不穏な一言を言い放ったところで、「言い逃れは許さないわ」と優花が登場。和花以外の女子とも交際を深めていることを指摘した上で、両親がスポーツ関係の政策を担当するキャリア官僚であることが明らかにし、プロ野球選手としての道を閉ざさないためにも、しっかり責任を取るようにと姉妹で脅しをかけてくるのであった。

全て姉さんから聞きました。
あなたと付き合い続けるためには行動を監視する必要があります。

プロの世界に入るのならこれ以上、両親を愚弄するのは賢明ではないかと。

コンボイベント

『休日の過ごし方』

 優花とのコンボイベント。休日にどこへ行くか、海派の優花と山派の和花で意見が割れた2人。手っ取り早く結論を出すため第三者の主人公に決めてもらうことにするが……。

  • 「海!」を選んだ場合、世界各地の海峡を泳いで渡るチームに所属している彼女らに付き合わされ、かなりの距離を泳ぐことになり、主人公はヘトヘトに。さらにこの後トライアスロンの練習を兼ねてロードバイクとマラソンをすると告げられ、音を上げてしまうのであった。
  • 「山!」を選んだ場合、もうすぐ通行禁止になる廃道に対して特異な好奇心を見せて踏破しようとする和花に優花ともども付き合わされることになるのであった。
  • 「家!」を選んだ場合、「2人の部屋を見てみたいなぁ~!」とボケてみることにするが、姉妹の冷たい視線に晒されてしまい、以下成否判定。
    • 成功パターンでは、優花は将来のための勉強、和花はテルミンの練習をしたかったことを思い出し、主人公の案が採用される。
    • 失敗パターンでは、冷たい視線に耐え切れずに逃げ出し、2人から呆れられてしまう。
  • 「グラウンドだろ!」を選んだ場合、「どうせ練習しに行くんだろ?」とグラウンドを薦めるが、優花に「まったく、野球のことしか頭にないのね!」と呆れられ、以下成否判定。
    • 成功パターンでは、優花は「全くの的外れではないけど」と続け、姉妹は野球の練習をして休日を過ごすことに決める。
    • 失敗パターンでは、優花の怒りは収まらず、主人公に尋ねた自分たちにも責任があると和花からも貶されてしまう。

『美しきコンフェッション!?』

 黒衛隆富とのコンボイベント。練習中の和花を見て心を奪われたという黒衛。主人公は黒衛が和花に惚れたと思い込むが……。

和花が彼女でない場合

  • 「黒衛を焚きつける」を選んだ場合、ガツンと言ってやれと黒衛の背中を押すことに。しかし、彼が惚れ込んだのは和花の守備動作や打撃フォームの美しさと判明し、「ええ!?そっちかよ!」と驚愕。何と勘違いしたのかと問われて「オレはてっきり黒衛が和花ちゃんのことを、異性として、その・・・」と口ごもってしまい、「何を言っているのかわかりません」「はっきりしない言い方は美しくありませんよ・・・」と2人から白い目で見られてしまうのであった。
  • 「仲を取り持つ」では、主人公の提案により3人で喫茶店に行くことになるが、黒衛が惚れ込んだのは和花の美しい守備動作であることが判明。守備のコツを教える/教わるならグラウンドの方が良いと店を出た2人に置いていかれた主人公は、「ここの会計、オレ持ちかよ!?」と思わず叫んでしまうのであった。

和花が彼女でありかつデート4回目を済ませていない場合

  • 「実はオレたち・・・」を選んだ場合、自分と和花は付き合っていると伝えようとするも中々踏ん切りがつかない主人公は、「私たちは、チームメイトですが?」と先回りして言われてしまい、「はぁ・・・やっぱり想ってるのはオレだけだよなー・・・」と1人落ち込む羽目に。そこで色々と察した黒衛に、届かぬと知りながらなお想わざるを得ないだなんて応援したいほどに美しい想いだと称えられるも、肝心の和花が何の話か全くピンと来ておらず、彼の気持ちは宙ぶらりんのまま。「ううっ、届けオレの想い・・・!」との切実な願いを口にするのであった。
  • 「和花ちゃんは渡さない!」を選んだ場合、選択肢の通りに啖呵を切る主人公だったが、「私の所有権はないと思いますが?」と当の和花にツッコまれる羽目に。さらに黒衛はあくまで野球選手としての動きに惚れ込んだだけで、恋愛云々は勘違いに過ぎなかったことが判明、自分と同じく甘酸っぱい気持ちになっているかと思ったのだと騒ぎ立てたワケを話していると、「甘酸っぱい気持ち」の何たるかを理解していない彼女からはちみつレモンを渡されてしまい、一方通行な想いは空回り。そのさまを見た黒衛から、「勘違いといい、独りよがりな感じといい、なんとも美しくありませんね」と呆れられてしまうのであった。

和花が彼女でありかつデートを4回目を済ませている場合

  • 「実はオレたち・・・」の選択肢を選んだ場合、主人公は自分たちが付き合っていることを明かそうとし、和花もそれを察する。2人の雰囲気から自分が和花を狙っていると勘違いされていることに気付いた黒衛は、男女の美しい愛を邪魔するような無粋なことはしたくないと和花の守備について聞けないことを悔やみつつ2人の前を離れるのであった。
  • 「和花ちゃんは渡さない!」を選んだ場合、選択肢の通りに啖呵を切る主人公だったが、「私の所有権はないと思いますが?」と当の和花にツッコまれる羽目に。さらに黒衛はあくまで野球選手としての動きに惚れ込んだだけで、恋愛云々は勘違いに過ぎなかったことが判明、自分と同じく甘酸っぱい気持ちになっているかと思ったのだと騒ぎ立てたワケを話していると、「甘酸っぱい気持ち」という言葉に好奇心を刺激された彼女から「甘酸っぱい気持ちとは?○○さんの気持ち、知りたいです」と興味津々な反応が。好きな人を想うと感じられるような、甘い気持ちと気恥ずかしくムズムズする感じのことだと説明すると、自分の胸に去来しているこの思いが甘酸っぱい気持ちなのかもしれないと彼女は顔を赤らめ、この気持ちについてもっと知りたいと迫ってくる。流石の主人公もこれ以上人前でイチャイチャし続けるのは、と抵抗を覚えるが、愛の劇場は見ていて気持ちがいいものなので自分のことはその辺の木とでも思って続けてくれと黒衛から奇妙な頼み事をされることとなり、「思えるかっ!」と鋭く拒絶するのであった。

今、少しだけ、胸がムズムズしました。これが・・・甘酸っぱい気持ちなのかもしれません。

もっと、教えてくれませんか?

新規作成日: 2020/10/19 01:47
最終更新日: 2022/08/09 02:36
最終更新者: 匿名ユーザ
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