いしざわえんぶ
石触宴舞

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登場作品 パワプロアプリ
登場シナリオ その他オリジナルキャラクター
所属
ポジション SS(メイン)、2B(◎)、OF(○)
利き手/足 右投右打
誕生日 不明

概要

 サーカスのピエロと高校の野球部員という二足の草鞋を履く後輩内野手。パワプロアプリにて開催された第4回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞し、実装された。
 たまたま公演を観に来ていた主人公に身体能力の高さを見込んでスカウトされ、サーカスの滞在期間中だけという条件付きで野球部に参加。あくまで片手間ということもあってか、打撃能力は平凡寄りだが、守備力B78、走力B70に魔術師、トリックスター、牛若丸を有するなど、守備・走塁においては常人には到底真似できない妙技を披露し、見る者を魅了する文句なしのエンターテイナーである。

 普段は先輩相手であろうが「〜だねぃ☆」「〜だよぅ♪」などといったように、ピエロの役に沿っておどけた話し方をする彼だが、ひと度道化の仮面を外せば、極めて大人しい素朴な青年としての姿をのぞかせる。
 実は、プライベートでもピエロとしての振る舞いを求められるために、本来の人格を押し殺して過ごしてきたことや、公演に合わせて転校を繰り返してきたために友達が中々できなかったことなどから孤独感を募らせており、結局のところ、誰も素の自分になんて興味はないのだという風にある種の諦念を抱くようになってしまっている。

 しかし、主人公との出会いが、殻に籠りがちとなっていた彼の心を大きく揺り動かすこととなる。

(心の)相棒

 ファンアート選手権応募時のデザイン原案に、相棒キャラクターである旨が記されていたことから、その設定に沿った仕様で実装されるものだと専ら予想されていた石触だが、実際には、主人公との関係性は言わば「心の相棒」であるとシナリオ・ユニークボーナス名を通じてフォローされつつ、選手キャラクターとして実装されることとなった。

イベキャラ

主人公の後輩で相棒的存在。移動式サーカス団の花形曲芸師でアクロバティックな演目が得意。第4回ファンアート選手権オリジナルキャラ部門最優秀賞キャラ。
(パワプロアプリN~PRのプロフィールより)

何事も非常に器用にこなす選手。主人公の一年後輩で何事にも真っ直ぐで情熱的。第4回ファンアート選手権オリジナルキャラ部門最優秀賞キャラ。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)

主人公の後輩で相棒的存在。移動式サーカス団の花形曲芸師でアクロバティックな演目が得意。サーカスの滞在中だけ野球部に来てもらっているようだ。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルN~PRのプロフィールより)

何事も非常に器用にこなす選手。主人公の一年後輩で何事にも真っ直ぐで情熱的。ステージでの演技からは彼の魅力と輝きが伝わってくるはずだ。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルSR~PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:心の相棒

自己紹介

 柵越えしそうかという当たりを、壁を蹴って捕球してみせた石触の身体能力に「さすがだな、石触!」と目を見張る主人公。「そういう○○クンはダメダメだねぃ☆打たれるようじゃマダマダだよぅ♪」とおどけていながらも手厳しい一言をもらって、「くそぅ、下級生なのに言ってくれるな」「まぁこっちも強くは出られないけど」と唇を噛んだ彼は、たまたま見に行ったサーカスの公演にてそのパフォーマンスに魅了され、楽屋で一息吐いているところを直撃しスカウト、サーカス団の滞在中だけ参加するという条件付きでOKをもらったという経緯を思い返す。
 そこでふと現実に意識を戻すと、石触は硬球でジャグリングを始めており、その最中、高く放り投げたボールが練習を見守る監督に直撃するという事案が発生。「アハハハハハ!大変なことになったねぃ☆」と他人事のように笑う彼に「お前のせいだろ!」と全力でツッコむ羽目となるのであった。

全レアイベント『人気者のピエロ』

 老若男女問わず大人気の石触に嫉妬する主人公。その鬱屈した思いを直接彼にぶつけると、「アハハハハハハハハ!!」と大爆笑された上で、それなら自分が教えるから曲芸を覚えればいいと提案され……。

曲芸を覚えれば毎日ハッピー!
お金はわんさか、女の子にもモテモテ!野球はドラフト1位間違いなしだよぅ♪

  • 「ジャグリング」を選んだ場合、石触に教えてもらってジャグリングを習得。早速部室で披露し、チームメイトの歓心を得ることに成功する。ところが、最後の仕上げに差し掛かったところで、「高く放り投げて背面キャッチだよぅ♪」と教えてもらっていないパフォーマンスを無茶振りされてテンパった結果、オーディエンスの頭にボールをぶつけてしまう事態に見舞われ、「いーしーざーわー!!」「こらー!」と彼を追いかけ回すことになるのであった。
  • 「猛獣使い」を選んだ場合、サーカスのテントからライオンを連れてくると言われ、怖気付いて別の動物をリクエスト。結局河川敷で犬と練習することになるが、初っ端からじゃれついてきた相手に舐め回されて、「あはははは!やめろよ、くすぐったいよー!」とはしゃいでしまい、「これじゃ、遊んでるだけだねぃ☆」とツッコまれてしまうのであった。
  • 「空中ブランコ」を選んだ場合、いきなり屋上で練習しようとされたため、場所を変えてもらうよう懇願すると、公園のブランコへと大幅にグレードダウン。そこを選んだ理由について、「○○クンにはちょうど良いと思ってねぃ☆」と説明され困惑していると、小学生くらいの男児2人組がやってきた途端、「ほら、お友達が来たよぅ♪みんなで仲良く遊ぼうねぃ☆」と子供扱いされてしまい、精神年齢のことを指してちょうど良いと言っていたのだと気づくことになるのであった。

Rイベント『名無しのピエロ』

 五十音順で一番最初なせいでテスト返却の際恥をかいたため、これからは「んんんん」と名乗ると言い出した石触に、もっと良い名前があると主人公が提案したのは……。

  • 「渡辺」を選んだ場合、一般的な苗字でありかつ五十音順で最後になりやすいものとして渡辺を名乗るよう提案すると、喜んで採用されるが、翌日には「ボク、やっぱり石触に戻すよぅ・・・」と撤回されることに。何でも昼休み直前の体育、ワ行効果で実技を披露する順番が最後の方になったはいいものの、クラスメイトが皆お昼のことで頭がいっぱいで、せっかく決めた凄技に全く注目してもらえなかったことが大層不満だったのだとか。「注目されたいのか、されたくないのかどっちなんだよ!」とツッコむ主人公なのであった。
  • 「名無し」を選んだ場合、名前という概念そのものを放棄することを提案し、採用されることに。すると、「石触」などと呼びかけることができなくなってしまったため、彼が話しかけられる度、一緒にいる主人公も自分が話しかけられていると勘違いして反応するようになってしまい、「なんか、名前がないってメチャクチャ不便だな」とゲンナリ。「お前ら、今日は息ピッタリだな。付き合い始めたのか?」とモブにからかわれ、「違う!」と仲良くシンクロして叫ぶ2人なのであった。
  • 「ンドンゴトロンチョポポイのポイの助」を選んだ場合、選択肢の通りのふざけた名前を名乗らせることに。恥をかいているであろう石触を笑うため様子をうかがいに行くと、むしろ大ウケしていたと判明。「ありがとねぃ、名前を考えてくれて!」「名前の順は最後!クラスメイトからは大ウケ!もう最高だよぅ♪」と感謝までされ、あえて「お、おう、よかったな。ドンドコペロンチョポパイのパイの助」と名前を間違えてみると、凄まじい剣幕で訂正されてしまうのであった。なお、それだけお気に入りであったにもかかわらず、いちいち書くのが面倒という理由で3日後には名前を元に戻したとか。

SRイベント『孤独なピエロ』

1回目

 いつも通りピエロらしいひょうきんかつ軽やかな動きでノックをさばいてみせる石触について、「いやぁ、さすが石触。今日も元気モリモリだな」と微笑む主人公。しかし、ふとした瞬間彼が疲れたような表情をのぞかせたのに気づいてしまい……。

  • 「気合いを入れる」を選んだ場合、休んでる場合じゃないぞと発破をかけることに。すると、「まっかせて!ボクの華麗なプレイを見せてあげるよぅ♪」と空元気が行き過ぎてトランポリンまで引っ張り出し始めた彼を止めるため、奔走する羽目となってしまうのであった。(イベント終了)
  • 「心配する」を選んだ場合、調子でも悪いのかと心配することに。すると、「そ、そんなことないよぅ!ボクはいーっつも元気だねぃ☆」「だから大丈夫だって!プレイで証明してあげるよぅ!」と空元気が行き過ぎてトランポリンまで引っ張り出し始めた彼を止めるため、奔走する羽目となってしまうのであった。

2回目

 街中をぶらついていた主人公は、素顔&素の人格をさらけ出した石触と遭遇。いつもはピエロとしての作られた人格を演じていると率直に明かした彼から、たとえステージの外であっても周囲が自分に求めるのはあくまでピエロとしての姿なので素の自分は努めて出さないようにしていると聞かされることとなる。そして、最後にピエロのキャラでおどけてみせてから去っていった彼の後姿を見つめつつ、「別に、オレの前では無理しなくていいのに・・・」とポツリ呟くのであった。

みんながボクに求めるのはステージのボクなんですよ。
たとえステージ外だったとしてもそれは同じ。
ピエロは求められる役割を果たさなければならない。たとえ、自分を殺したとしても。
だから、ボクは自分を出さないんです。全ての観客のために。

おぉっと、いけない、いけない!暗い雰囲気になっちゃったねぃ☆
それじゃ、今日の事は秘密にしてよぅ♪バイバーイ!

3回目

 溌剌とした石触の守備を眺め、「元気をもらえる」「メチャクチャ楽しそう」とモブが無邪気に笑う一方、ピエロとしての彼はあくまで作られたキャラクターに過ぎないと知ってしまってはそうはいかない主人公。たまには素の自分をさらけ出して欲しいと一計を案じ、石触がシャワーを浴びている間にピエロ装束とメイク道具を没収、返して欲しくば……と彼に勝負を挑む。

 ここで勝ったにしても負けたにしても展開は変わらず、こうして「自分自身の心で本気で怒って、本気でプレイした」際の姿はピエロを演じている時以上に輝いていたと告げた主人公は、どこかすがすがしい気分だと言う彼に対し、ピエロの仮面の下に隠れている情熱的かつ魅力的な本当の自分をもっとさらけ出して欲しいと熱烈アタック、「わ、わかりましたよ。時々ですよ?」との答えに大喜びしてみせる。

 それを受け石触は、「まったく、○○さんの方がずっと情熱的じゃないですか」とはにかんでみせるのであった。

石触、自分自身の心で本気で怒って、本気でプレイした気持ちはどうだ?

よかった。お前の心の中には情熱が残ってたみたいだな。
なあ石触、どうして自分を諦めるんだ。自分自身を分かってもらおうとしないんだ。

オレは石触がいい!
石触、お前は魅力的だ!だから、もっと自分を出してくれ!

エピローグ

 主人公をサーカスのステージへと呼び出し、プロ入りを祝う石触。ついにサーカス団の公演が終わりを迎え、近々転校することが決まったと告げた上で、それでも自分本来の人格を認めてくれる主人公という存在を得たというだけでも十分だと笑う。

ええ、でも大丈夫です。ボクには、ボク自身を認めてくれる人ができましたから。
ですよね、○○さん。

 次いで、初対面の際、相棒になって欲しいと出し抜けにラブコールを送られたことを述懐。今ではピエロの変装をせずとも認め合い通じ合える心からの相棒になれたと思うとはにかみ、「ああ、お前はお前でいい。ピエロのフリなんてしなくていいんだ」と改めて頷かれる。

ボクは今まで、ピエロとしてしか人と接してきませんでした。他人が覚えているのは嘘の姿だけ。
転校の度に孤独になる自分に慣れ切った時、初対面のあなたが言ってくれたんです。

『オレの相棒になってくれないか!』

まったく、いきなり友人以上の関係を言われて驚きましたよ。しかも、それがただの野球の勧誘とは。
ま、いいですけどね。今では本当の意味で・・・心からの相棒になれたと思ってますから。
なにせ、ボクにピエロとしてではなく石触宴舞としての魅力を、そして情熱を取り戻してくれたんですからね。

 そして素顔のまま、主人公と出会った土地での最後のパフォーマンス&ピエロでなく石触宴舞としての初パフォーマンスを彼に向けて披露するのであった。

レディースエーンドジェントルメーン!これより最後の・・・そして、石触宴舞の初公演を開始します!

*衝突!石触宴舞

 パワプロアプリ運営も「毎年恒例」と自負する826の日実装キャラのお披露目イベントだが、なぜか石触の実装された2021年のみ開催されず。なお、翌年はしれっと『衝突!蒼鳥つばさ』が開催された

新規作成日: 2021/08/20 20:23
最終更新日: 2022/11/27 09:10
最終更新者: 匿名ユーザ
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