きりん
きりん

編集 履歴

登場作品 実況パワフルサッカー
登場シナリオ 紋星高校編
所属 紋星高校
ポジション MF
利き手/足 右足
誕生日 不明

概要

召喚により生み出されたモンスター。見た目は幼く、性格は純真。すぐ泣き、すぐ怒り、すぐ笑う。いつも優しく接してくれるパワサカを親や兄のように慕う。底抜けのスタミナを誇り、無邪気にパワサカを振り回すことも・・・(パワサカ公式Twitter掲載の設定画キャプションより)

 紋星高校において初めて4色のソーマ100個ずつを捧げたときに召喚されるモンスター。中国の瑞獣・麒麟をイメージしデザインされたというブロンドのふわふわした巻き毛が特徴的な幼女の姿をしている。振る舞いは見た目通り幼く、性格は純真そのもの。主人公に教えてもらったボール遊びに熱中し、視界に入る様々な物に目を輝かせながら元気にはしゃぎ回る。(テテテ・・・)と笑顔で駆け寄る姿はまさに愛くるしさの塊であるが、時には無尽蔵のスタミナで他人がヘトヘトになるまで遊びに付き合わせ、ワガママといたずらで周囲を振り回す黄色の悪魔と化すことも......。
 車に轢かれそうになった際、主人公は自分も車に轢かれることも厭わずに彼女を助けようとし、識布は真の姿を人前に晒す危険を冒してでも彼女を助けようとするなど、2人から深い愛情をもって見守られている。彼女もそんな彼らに懐ききっており、3人で一種の疑似家族のような関係を形成している。一方、テキスト量の都合か、木芽等、羽比、度羅言ら他の面々と絡む描写は少ない。
 そんな彼女も他の召喚モンスター同様ソーマに還すことが可能。というよりむしろ彼女の売却こそが闇堕ちルートに入るための必須条件となっている(※後述するイベキャラの実装によりこの限りではなくなった)。ただひたすらに強さを求めるようになってしまった主人公には届かない最期の言葉は多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた。と言いつつも、闇堕ちルートで取れる超特殊能力エゴイストの実用性が高いため、実装当時は彼女をソーマへ還すプレイングが主流であった。

 しかし、そんな状況も長くは続かず、第4回人気投票のイベキャラ化してほしいキャラクター投票部門において1位を獲得したことにより、[歌姫]羽比、そして樹輪と共にイベキャラが実装。きりんが通常ルート、樹輪が闇堕ちルート向けの調整をされて所謂テンプレキャラになったため、売却の憂き目に合うことも滅多になくなった。






※※※以下ネタバレ(独特の言い回しが魅力なのでセリフの引用多めでお送りします)※※※




紋星高校

『召喚』

 初めて4色のソーマ100個ずつを捧げて召喚を行うと発生。目に入るあらゆる景色が新鮮らしく、空の青さにも大地の硬さにも感動。さっそく主人公を日が暮れるまで遊びに付き合わせ、疲れて眠りに落ちる。識布曰く、「この子からはなにか、強い力を感じます。特別な力を・・・」。

ふおおおお、なんだここ!どこだここ!
すごいすごいすごーーーーい!!

うあーっ、うえ、あおーい!
まわり、すごーい!!
した、かたーーーい!!

『きりんノンストップ!』

うおすごーーーい!!
なんだこれなんだこれなんだこれ!
からだのなか、ぐおーってなった!
いまならきりん、すごいことができる。
まちがいない、きりんはいま、すごいきりんになった。

 4色のソーマ500個ずつを捧げ、きりんを強化すると発生するイベント。主人公にソーマを補充しもらい力がみなぎって「すごいきりんになった」というきりんは、ボールを持って道路に飛び出してしまい、そこへ車が近付いてくる。主人公は無我夢中で彼女を追いかけ、識布は真の姿を解放してまできりんを助けようとするが……。

  • 成功パターンでは識布の追い風が間に合い、すんでのところで主人公が救出。もうボール遊びも出来なくなるところだったんだぞ、と主人公に叱られてきりんは猛省、号泣しながら二度と同じ真似はしないと誓う。

うええぇ・・・ごべんなざぁああい!きりんは・・・きりんはなんということを~!

ありがどおおお○○~!しるふ~!
きりん、いぎででよかったあああ!

  • 失敗パターンでは識布の追い風が間に合わず、きりんは車に轢かれてしまうが、体格が小さかったのが幸いしてかボールがクッションになり、無傷で済む。主人公は安堵し、識布は彼女を抱き締めて道路に飛び出さないように言い聞かせる。

『ドリームナイト』

 部室でお昼寝するもうなされるきりん。

  • 「やなやつ」を信じて隣で寝ていたら売られそうになった夢を見た、と語る。「何があっても、オレがきりんちゃんを守る」と主人公に約束してもらい、「うん!きりん、○○すき!ずっといっしょ!!」と彼に全幅の信頼を寄せる。もちろん、このイベントを見た後でもきりん売却は可能。
  • もう一つのパターンでは、「やめろおおおおお!!」「うわあああああ!!」と寝言を叫びながら部室を滅茶苦茶に散らかしてしまう。目覚めるとケロッとした表情で腹を鳴らしてごはんを所望し、「気楽だなあ、もう」と主人公をげんなりさせる。

『後回しにご用心』

 高校の授業に忍び込み、「あそぼ!」と主人公にせがむきりん。今は無理だからあとでと言われて渋々引き下がり、昼休みに再び来襲。

昼休み

 昼休みに誘いに応じると虫取りに興じる。

  • 成功パターンでは主人公の捕まえた七色に光るちょうちょを見て「たべたら、きりんもひかるか?」と突飛な発想を見せるが、ちょうちょにも家族や友達がいるから食べたら可哀想と主人公に諭され、逃がしてあげる。いい子だと彼は褒め、見守るだけならいくらでも付き合うと約束。きりんは「やったーーーー!!」と大喜び。
  • 失敗パターンではどこからか20cmもあるヘラクレスオオカブトを捕獲、「やる」と主人公の背中、服の中に突っ込み、彼は悶絶。きりんは「○○、こわれた」と困り顔。

放課後

 昼休みもあとでと断ると部活前に再々来襲。

  • 成功パターンでは、主人公と一緒に住むお城を造る、と砂遊びに興じ、主人公がマーカーコーンを活用してお城の塔を作るのを見て大喜びする。
  • 失敗パターンでは、「○○で、しろ、つくる」と言い出し、「うごくな」と砂場に主人公を埋め出す。首から下までを完全に埋めたところで「あきた」と彼を放ってちょうちょを追いかけ始め、主人公は取り残される。

大爆発

 昼休みにも放課後の部活前にもあとで遊んであげると答えるといつまで待たせるんだと癇癪を起こし大爆発。なだめる主人公の言葉に耳を貸さず「あそべええええ!」と連呼し、困り果てさせる。

・・・っ、・・・・・・っ、・・・・・・・・・っ!!
うーそーつーきいいいいいい!!

なんどもなんども、あとであとでって!!きりん、ちゃんとまったのに!
まったのに、なんでそんなこという!これいじょう、まてというのか!
きりんはもうげんかいだというのにー!
うおおおお、おおおおおん!!

練習後イベント

 天使とクソガキは紙一重。

  • 1回目の成功パターンでは、くるくるしているところがきりんの髪の毛に似ていると巻貝の殻を主人公からプレゼントしてもらって「だいじにする!」と誓う。

うおおお、ぷれぜんとだ!
すごーい!きれーだー!
きりん、だいじにする!
またこような、○○!

  • 1回目の失敗パターンでは「ほい」と主人公の頭に蟹を投げ付け、ハサミにつねられた彼は悶絶する。
  • 2回目以降の成功パターンでは「きれーだー!たのしー!」と笑顔。失敗パターンでは来てすぐに「あきた」と愚図りだす。

絵本の読み聞かせ

 読み聞かせていた『モン太郎』なる絵本の続きが途切れていたため、主人公が即興で創作せざるを得なくなる。

  • 1回目の成功パターンでは、モン太郎と人間が仲良く暮らす展開にし、きりんはそれを自分と主人公の関係に重ね合わせ、大喜びする。
  • 1回目の失敗パターンでは、モン太郎が悪人を懲らしめ続ける展開にすると、エキサイトしたきりんが膝の上で暴れ出し、主人公が痛い思いをする。
  • 2回目以降の成功パターンでは「はやく、はやく!つづき、はやくよんで!」とノリノリで、主人公も笑顔。失敗パターンでは途中でスヤスヤ寝入ってしまい、放って帰ることは出来ないしどうしようと主人公はげんなりする。

散歩

  • 1回目の成功パターンでは、散歩で行った先にソーマが溜まっており、主人公は大喜びして明日皆で来ようと言う。「やったー!あしたも、みんなでおさんぽ!」ときりんも大喜び。
  • 1回目の失敗パターンでは、彼女とはぐれてしまい独り不安がる主人公をガサガサする音で驚かせ、怯えて「ほげええええ」と叫んだ彼を見て「○○、ほげーっていった。あした、みんなにはなそ」と言う。
  • 2回目以降の成功パターンでは、やはりソーマの溜まっている場所を2人で見つけ、「あした、みんなでこよー!」とはしゃぐ。失敗パターンではきりんとはぐれてしまい、不安がる主人公を背後から驚かし、「ひひひ」といたずらっぽく笑う。

サッカー

  • 1回目の成功パターンでは、ワンタッチで主人公からのパスをゴールに入れ、「なんか、できた」との弁。「天才だよ」と褒めそやす主人公に対し、自分の足元にしっかりパスを出してくれた主人公こそが天才だ、と珍しく謙虚な反応。

○○のぼーる、きりんのあしのトコにきた!
○○がてんさい!

  • 1回目の失敗パターンでは、シュートチャンスでスカり、サッカーなんて嫌いと愚図りだす。

さっかー、きらいいいぃ・・・!
できないいいい・・・!
もうやらないいいい!!

  • 2回目以降の成功パターンでは、スジがいい、将来すごい選手になるかもと褒められ、「きりん、さっかーすき!○○とするのすごくすき!」とニコニコ。失敗パターンではやはりちょっと失敗しただけで「さっかーつまんないいいいい。もうやめるううう!!」と泣きじゃくる。

『別れ』

 売却イベント。ワガママで部員を振り回すきりんは強くなるための足枷になっており、更なるソーマのためにも売却すべきだと主人公は判断、お別れしたくないときりんは必死に懇願するが、聞き入れられることはなかった。
 そして、きりんちゃんはソーマへ還った。

おわかれ!?やだやだ!ぜったいやだ!

ううう・・・ほんとにむりか?どうしてもだめか?おねがいしたら、よくなったりしないか?

そっか・・・だめなのか・・・もう・・・むりか・・・

○○・・・
きりんは・・・きりんは○○とあえて、よかった。
ぎゅってしてくれて、ありがと。
あそんでくれて、ありがと。
わらってくれて、ありがと。
ずっとだいすきだ・・・すきだからな・・・

 なお、識布の説得に従って思いとどまることもでき、その際は「きりんちゃんも話せばわかってくれるかもしれない」と言う。

エンディング

 売却しないまま通常ルートを進め、プロ入りするとエンディングにも登場。いつもと変わらずボール遊びしようと主人公に声をかけ、ずっと一緒にいると宣言する。

はやくいくぞ!○○。
みんなで、ぼーるあそびしよう!
もっともっと、いっしょにあそぼ。
きりん、○○のそばにずっといる!

 なお、イベキャラきりんのエピローグが成功しているとテキストが変わる。

はやくいくぞ!○○。
みんなで、さっかーしよう!
きりん、○○きたえる!
○○、もっとうまくなる!

その他

  • 実は選手能力が設定されており、紋星高校の一員として試合に出場することもままある。初期状態だとスタミナのみがS99かつ残りの能力はG10で、赤特トラブルメーカーを所持しているなど完全にお荷物。強化するとスタミナ以外のステータスから1つがランダムでS99に上昇する。
  • [ハロウィン]識布セット時の版布斤召喚イベントでは、サッカー部のために連日召喚を行う識布に、食べて元気を付けて欲しいとハロウィンの飾り付け用カボチャを持ってくるも、主人公にやんわりあっちへ行けと言われてしまい、「きりん、しるふてつだう!てつだうてつだうてつだうてつだう!」「きりん、じゃまじゃない!○○のばかー!!」と癇癪を起こしてカボチャを投擲。ちょうどそれが召喚寸前の魔法陣に入ったことでカボチャ頭のモンスターが召喚されることとなってしまう。喋れないカボチャ頭を心配に思う主人公であったが、きりんと仲良くボール遊びする姿を見て安心し、版布斤と名付けるのであった。

しるふ、かぼちゃたべればいい。
あまい。とろとろ。げんきになる。

イベキャラ

ときにてんし。ときにわるがき。だいすきなひとといっしょに、ぼーるあそびをするのがだいすき。きりん、ずっといっしょにいる!あそべ!あそべ!あそべよほおう!
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより)

ユニークボーナス:きりん、きたぞ!

自己紹介

 神社での朝練中、華麗にフリースタイルフットボールをこなす主人公の姿を見かけて感動。初対面の彼に物怖じすることなくコミュニケーションを取ってくる。そして、主人公のような「ぼーるのもんすたー」になりたいと言い、彼に指導を受ける。紋星高校だとあとは召喚イベントと同じ流れ。紋星高校以外だと、彼が指導し始めようとした丁度そのときに腹を鳴らし、「はら、なった」「しるふ、よんでる。かえる」と還って帰ってしまう。

全レアイベント『神社のサッカー教室』

1回目

 いつもの神社できりんと遊んであげる主人公。

  • 「ボールでおえかき」の選択肢では、主人公が地面に引いた直線に沿ってボールを蹴ることになるが、見事成功。彼はあえて大げさに彼女を褒めそやし、調子に乗らせる。
    • 主人公は「次は三角形だ」と更なるお題を出してきりんもノリノリで受けて立つ。
    • 別パターンでは「これ、かんたん!もっとすごいの、できる!」と彼女は木の枝で地面にうんこの絵を描き始める。「ソフトクリームってことにしない?」とフォローしようとするも、「うんこー!」と念押しされ、主人公はゲッソリする。
  • 「ボトルたおし」の選択肢では、ボールを蹴って並べたペットボトルを倒すことになるが、1本しか倒せずきりんはつまらなそうにする。そこで、主人公が大袈裟に驚いたフリをしてべた褒めし、さすがのきりんちゃんも2本同時は難しいかな~、と煽り立てたことできりんも「もいっかいやらせろ!」とせがむほどに乗り気になる。

2回目

 今度はパス交換をして遊ぶ。

  • きりんは主人公のパスをダイレクトに蹴り返して足元ドンピシャに届け、彼を感心させる。これまできりんは遊びの名前をどれ1つ正しく発音できていなかったのだが(「ぼーるがおえかき」「ぼるとたおし」「ぱすこーはん」など)、遊び疲れた休憩時間に、モジモジ照れながら「ぼーるでおえかき!」「ぼとるたおし!」「ぱすこーかん!」と発音してみせ、「いろんなこと、いっぱいおしえて!」とせがんでくる。きりんちゃんマジ天使。

きりん、おぼえた。
○○にきいたこと、ぜんぶわすれない!
もっとあそぼ!
いろんなこと、いっぱいおしえて!

  • きりんはボールを蹴ろうとするが、空振りしてこけ、ボールのせいにして八つ当たりを始める。主人公は彼女をなだめるために同調して「このボールがいけない!」とそのボールを蹴るが、木に跳ね返ったのが直撃してダウン。きりんに「よわい」と呆れられる。

Rイベント『巡り廻る夢』

 練習している主人公を待ち、部室で眠ってしまったきりん。楽しい夢を見るパターンと悪夢を見るパターンの2通りが存在。

  • 前者では、「うひ・・・うへへ・・・」「うひひ・・・うえへへへ・・・」「うあははは・・・」とニコニコ笑いながらゴロゴロ寝返りを打つ。起きた途端、主人公を見つけた喜びでみぞおちにタックルを食らわして飛び付き、ありったけの語彙を用いて愛情表現してくる。そして、識布や主人公をはじめとした皆と遊ぶ夢を見たと語る(恐らく表ルートのエピローグの夢?)。さらに「あそぼ!」とねだるが、もう遅いので明日にしよう、明日にしてくれたらその先もずーっと遊んであげると彼に言われ、遊ぶのは明日にしてずーっと主人公と遊ぶ、と宣言する。

○○、だいすきー!
あそぶ!いっぱいたのしい!
すき!ありがとー!

ずっとって、ずーっとか?
ずーーーーーっと?

じゃあきりん、あしたあそぶ!○○とずーっとあそぶ!

  • 後者では、うなされながら「や・・・やだ・・・いいこ、する・・・する、から・・・やだ・・・やだよぅ」とのっけから不穏な寝言。目覚めて主人公を見つけると飛びのいて怯えた表情を見せ、普段からは想像もつかない卑屈な態度を取る。彼女の恐怖を察知した彼は、落ち着かせるため優しい言葉をかけて、一緒にマフィンを食べようと誘う。「たべるー!」とやっと明るい表情を取り戻した彼女を見て、「やっぱりきりんちゃんにはいつも元気いっぱい笑ってほしいな」と思う主人公であった。こちらでは恐らく売却イベントの夢を見たと思われる。

へ、へへ・・・
○○、きりん、いいこ?
きりん、ヤじゃない・・・?

えへへ・・・
きりんも○○、だいすき。
ずっと、ずっとだいすきだからな・・・

SRイベント『きりんアンストッパブル!』

1回目

 近所の同世代の友達と草サッカーに興じるきりん。しかし、試合中急に泣き出してピッチを後にする。

  • 「声をかける」の選択肢を選ぶと、心配して話しかけた主人公にドリブルがうまく出来ない、自分は歩み寄ろうとしているのに自分勝手にすぐどっかへ行ってしまうし、何も答えてくれなくてほとほと愛想が尽きたから、ボールと「ぜっこう」することにしたと語る。彼はボールと仲良くなる方法をきりんに伝授すると請け負う。

きりんはこんなになかよくしようとしてるのにぼーるはわがままでじぶんのことしかかんがえてないすごくわるいこだ!
すきもきらいもいってくれなくてきりんなにをしたらいいのかわからなくてほとほとあいそうがつきたとはこのことだ!

  • 「そっとしておく」の選択肢を選ぶと、きりんの成長の為にも、何でも自分がしゃしゃり出るのは良くないと主人公は自主練に向かう。しかし、悩める彼女に「なー。なー」とまとわりつかれ、自主練どころではなくなってしまうのであった。(イベント終了)

2回目

 練習場所に着いた主人公はきりんがボールと仲良くなろうと膝を抱えて必死に話しかけているのを目の当たりにし、「これは、絶対に上達させてあげないと」と気を引き締める。彼女は「よろしくおたのむ!もす!」(よろしくお頼み申すの言い間違い)と主人公に対してさえも礼儀正しく振舞おうとし、ドリブル上達へ懸ける想いがいかに強いかを主人公は汲み取る。
 ドリブルを続けているとボールと一緒に自分も速くなって「すごいきりん」になれるのが好きと語るきりんに、主人公は子供にも感覚的に分かるよう噛み砕いてドリブルのコツを伝授、彼女はみるみる上達を見せる。

ぼーるといっしょにはしる。
ぼーる、いっぱいはしる。
きりん、もっとはしる。
びゅーびゅー、はやくなる!
きりん、すごい!
すごいきりんになる!!

3回目

 迎えた試合、ちょうどフリーになったきりんの前にボールが転がり、彼女は見事なドリブルからシュートを決める。

  • 成功パターンでは、チームメイトに褒められ「うはははは、きりん、すごい!」とご満悦。その一部始終を見届けた主人公は感銘を受けて「行けるところまで行ってやる!」と決心し、きりんも「いけーっ!!」と応援してくれる。
  • 失敗パターンでは、主人公は土手で足を滑らせて落水、ゴール場面を見逃した上に、ずぶ濡れの姿を心配されて「たおるいるか?てぇつなぐか?」ときりんから子供扱いを受けたことにショックを受ける。

エピローグ

 プロ入りが決まり、いつもの神社で新天地での活躍を祈願する主人公。そこに「あそぼ!!」と登場したきりんに彼は別れを告げる。

  • 嫌がるきりんに対し、ここは居心地がいいけど、巣立ってプロの世界へ挑む。きりんが挑戦することの楽しさを教えてくれたおかげだ、と決意と感謝を伝える主人公。彼女は涙ながらに餞別となる感謝と応援の言葉を贈り、彼もきりんの成長に感じ入る。そして2人は笑顔でお別れを済ませる。きりんの感謝の言葉は売却イベントとほぼ同じであるにも関わらず、印象は180度違う爽やかなエピローグである。

○○~~!
きりんは・・・きりんは○○とあえて、よかったあ。
ぎゅってしてくれて、ありがとお・・・
あそんでくれて、ありがとおおお・・・
わらってくれて、ありがとおおお!!!
ずっとだいすきだ・・・すきだからなああああっ!!

  • 嫌がるきりんに対し、「やりたいことがあるとき、邪魔されたらイヤだろ?」と諭そうとする主人公。しかし、これがきりんの逆鱗に触れ「きりん、じゃまじゃない!!」とギャン泣き。彼は渋々折れ、内心「オレはいつまでこの子に振り回されるんだろう・・・」とうんざりする。

きりん、じゃまじゃない!!なんでそういうこという!そんなこと、ゆーな!
きりん、いいこなのにいいいい!!なんでそんなにいじめるんだよおほう!うおおおお、おおおおおん!!

『VS.ゴーレム!』

 ゴーレム戦での敗北を1回だけチャラにして強制勝利にしてくれる。その際のイベントテキストは、諦めかける主人公を身を挺してまで助けようとし、その姿に心打たれた主人公が発奮、力を振り絞ってゴーレムを撃退するという筋書き。

さ、さ、させないいいいい!○○、食べさせないいい!

・・・っ、ハァ・・・ハァ・・・!
い、いない?
○○、ぶじか?

う、う、うえええ・・・
○○~~!
いなくなっぢゃうがどおもっだあああ!
むちゃするの、だめえええええ。
だめだよおおほおおおう!!

練習後イベント

 練習中に押しかけ、「あそぼ!」と誘ってくる。今は練習しているからあとで、と言うと「いやだ!いま!いま、あそべ!!」と強硬な姿勢を取り、主人公が渋々折れる。
 紋星高校以外だと、その際「誰だよ、その子」と訝しがるチームメイトに「親戚の子を預かることになってさ」と主人公が説明する。

虫捕り

むっし、むっし、どっこだ~♪
ぶ~んぶんぶん、ひ~らひら♪

  • 鼻にちょうちょが止まり、仲良くするためじっとしようとするもくしゃみをしてしまい、飛び立たれてしまう。「きらわれたか?」とショックを受けるが、主人公が「きっと友達のきりんちゃんに挨拶してから花の蜜を集めに行ったんだ」「一緒に応援してあげよう?」と上手くフォローして機嫌を直す。

おー!
ちょうちょ、がんばれー!!

  • 別パターンでは、コーカサスオオカブトを捕まえてどちらが強いか試すと主人公の背中に投入。ヘラクレスオオカブトのときと同様主人公は悶絶し、彼女は「○○、よわい」と断じる。

散歩

おさーんぽ~、しましょ~♪
ぽ~かぽか、ぬっくぬく~♪
て~くてく、とっとっと~♪

  • 木になっている赤い実を取れるよう主人公に肩車してもらい広がる光景に大喜び。きりんちゃんもすぐに大きくなってこの景色が見られるようになる、と言われて「じゃあきりん、おおきくなる!にんじんもたべる!!」と宣言。肩車してもらったまま走って連れて帰られ、「はやい、はやーい!!」と大興奮。
  • 別パターンでは、肩車したときによろけてしまったことできりんがパニックを起こし、主人公をポカポカ殴りつける。

ぎゃああああ!!
なんだなんだなんだっ!?
おろせーっ、おろせよおほおおおう!!
ゆれるの、こわいいい!
○○、きらいいいい!!

 「うみ、あおーい!!きれーー!!」ときりんは大喜び。

  • きりんは波打ち際の独特な感触に興奮。さらに非デッキセット時と同様主人公に巻貝の殻をプレゼントしてもらい、大喜びする。

うおっ、おおおっ!?
○○、○○、このすな、いきてる!

なみのとこ、たつと、あしのうらがずおおおおってなる!

  • 別パターンでは「なんか、いた」と蟹ではなくウニを投げつけ、やはり主人公は悶絶。

動物園

 職員にパパかママに連れて来てもらってねと言われたので、主人公を連れて行く。

  • ゾウを見たいと言うが、人だかりで見えない。そこで、主人公に高い高いしてもらい、ゾウが見えて大喜び。

うおおお、みえた、みえた!
ぞう、すごい!おっきい!!
○○、すごい!!きりん、かんたんに、ひょいってする!
ぞうよりつよい!かっこいー!

  • 色々な動物を見て回りたいきりんのため、何度も高い高いする羽目になりヘトヘトの主人公。それでも「はやくしろ」「はやく!はーやーくーっ!!!」と急かされ、「子供は気楽だなあ、もう」と腹を立てる。

みえたー!さる、ばななたべてる!

つぎ、こっち!らいおん、がおーっ!

かくれんぼ

 主人公が鬼としてきりんを探し回ることになる。

  • 見つけられずに困っている彼をを見て漏らした「・・・うひひ・・・」という含み笑いを聞き付けられ、ボール籠の中に隠れていると看破される。そして、第六感で分かったんだと嘯く主人公を素直に褒め称える。

うええええっ!?

すごい、すごい!
○○、なんで!?
なんでわかったか!?

だいろっかん!
それ、あると○○、きりんのいるとこ、わかるか!?

すごいすごいすごーい!!
○○すごい!

  • 別パターンでは、どこに隠れたのか日が暮れるまで見つけられず、夜のグラウンドで怯える主人公に後ろから「あそべー!」と大声をかけ、驚いた彼は恐怖のあまり気絶してしまう。

絵本の読み聞かせ

  • きりん太郎なる登場人物がその絵本の主人公について行くことを選んだ理由がわからないきりん。きっと相手のことが人として好きになって一緒にいたいと思ったんだと主人公に説明され、2人の関係を自分と主人公の関係に重ね合わせて「きりんといっしょか!?きりんも、○○といっしょにいたい!!」と口にするのであった。
  • 別パターンでは、絵本の一節を「ただし、きよ!!」や「ただーしき!ぃよっ!!」などと変な風に発音しながら暴れるのにハマってしまい、主人公を置いてきぼりにして一人楽しくなるのであった。

その他

 紋星高校において、きりんをデッキにセットした状態で選手を売却しようとすると、必死に阻止しようとしてくる。

せっかくあえた!
いっぱいあそべた!
かえしちゃだめだっ。
だいじなともだちなんだよおおほう!!
もっといっしょにいさせてよおおう!

 思い止まると「・・・こんなこと、ゆーなんて」「だいじょうぶか?」と主人公の精神状態を心配する。聞く耳を持たずソーマに還すと、・・・その日を境にきりんちゃんをみかけなくなった。
 きりんは練習に参加しなくなり、モンスター一覧からも失踪。イベントも一切発生しなくなる。

ばかばかばか!!○○のばか!!
もお、きらい!!
だいっきらいだ!!
ばかばか、ばかああああ!!

 その後闇堕ちルートを辿るとエピローグに登場し、主人公に対し「ゆるさない」とだけ吐き捨てて去っていく。またその際、アンストッパブルを☆3までランクアップしていようが容赦なく推進力×を付けてくる。なお、流石に彼女自身を売却することは出来ない。

きりんは・・・きりんは・・・おまえをゆるさない。

純情パワフルサッカー

 2021年のエイプリルフールネタに登場。ギャルゲーのパッケージを模したイラストに、きりんと樹輪が攻略対象ヒロインであるかのように描かれている。

 きりんをリア体で描いた初の公式イラストであるが、パワ体での姿や普段の言動からは人間で言う4〜6歳相当という印象を受けるのに対し、ここでの彼女は身長が高く胸が膨らんでおり、少なくとも10歳以上であるように見受けられる。

新規作成日: 2020/10/17 14:40
最終更新日: 2022/09/13 20:33
最終更新者: 匿名ユーザ
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