概要

『実況パワフルメジャーリーグ』におけるサクセスモードのタイトル。
アメリカにある架空の独立リーグ「パラダイスリーグ」が舞台。
独立リーグはメジャー球団との関わりを持たない小さな野球リーグであるが、スカウトに認められればメジャー傘下の球団と契約を得ることも出来ないわけではない。
独立リーグに入ることとなった主人公はそう己を奮い立たせて野球に励む、という内容である。

主人公の国籍を選ぶことが可能であり、それによって冒頭の設定と育成のシステムに違いが出る。

輝け!アメリカン★ルーキー編

メジャーを夢見て田舎の農場から飛び出した主人公。だがいきなりメジャーのトライアウトに受かるわけがなく路頭に迷ってしまう。
たまたま壁に貼り出されたパラダイスリーグの募集チラシに飛び付き、なんとか野球を続ける。しかし今度は父親が農地を球場に変えたせいで借金まみれになっていたことが発覚、メジャーを目指すために後戻りはできなくなってしまった。

見参!サムライ△チャレンジャー編

日本の剣道場に生まれながらメジャーに憧れる主人公は、苦心の末父親を説得し単身アメリカへ渡る。
だが日本でのプロ実績のない主人公、頼りは日本で入手したパラダイスリーグの募集チラシのみ。そして父親からは2年以内に結果がでなければ諦めるよう言い渡される。ここに主人公の挑戦が始まった。

余談だが、項目名で中黒点の代わりに使われている三角マークは、ゲームだとおにぎりの絵文字である。

登場チーム

パラダイスリーグ

アメリカのどこかにある架空の独立リーグ。規模は小さいが、メジャー傘下で言えばAAA並の選手もいると言われており、そのレベルは低くない。
契約期間およそ半年間の月給制であり、オフは無給。そのためアルバイト可能。
全員が全員、這い上がろうとハングリー精神をむき出しにしている訳ではなく、リーグに順応してしまった選手も割といる。

なお、初回プレイはアメリカン編でパワフルズ固定、2回目はサムライ編でゴーレムズ固定であり、3回目以降のプレイでアメリカン、サムライの両方で全チームを選べるようになる。

サンシャイン・パワフルズ

ジャンガリー・ジャンガルのいるチーム。昨シーズンはぶっちぎりで最下位で監督が逃げ出してしまったほど弱い。
敵として出た場合もすっかりナメられているが、操作レベルに穴がないので実は油断ならない。

ワイルド・ゴーレムズ

バンガノフ・ハマーのいるチーム。
強打が売りで過去5年で一度だけリーグ優勝したことがあるが、守備はさっぱり。
敵として出た場合は打撃レベルが高い代わりに投球レベルが低い。

ガーディアン・ナイツ

マタ・イケイケナのいるチーム。
鉄壁の守備を誇るものの得点力がなく下位に甘んじている。あまりに弱いため親会社に予算を削られてしまっている。
敵として出た場合は守備レベルが高い代わりに打撃が弱い。

ベノム・スネークス

ウラミオ・バッケイのいるチーム。本拠地が高山帯のため投球術に磨きをかけている。
敵として出た場合投球レベルが高く変化球多投。

ゴージャス・ブラックジャックス

ヴィクター・コールドバーグのいるチーム。常勝無敗、満員御礼がモットーの金満球団で、過去5年で4回も優勝している。
敵として出た場合は操作レベルが全体的に高くモブ選手の能力も高め。

プレジデントカップ出場チーム

2年目のシーズンでリーグ優勝すると出場できる、メジャーも独立リーグも日本プロ野球も含めた世界一決定トーナメント。
ただし出場するかこの時点でゲームクリアするかを選択しなければならず、1回戦で負けるとゲームオーバーになってしまう。
ちなみに決勝戦は実在するメジャー球団のどれかと激突する。

頑張パワフルズ

パワプロ10にも出たセ・リーグの架空チーム。福家を差し置いてなぜか矢部明雄がキャプテン扱い。

猪狩カイザース

パワプロ10にも出たセ・リーグの架空チーム。全盛期の猪狩守が先発する。