さえきはじめ
冴木創

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登場作品 パワプロアプリ
登場シナリオ SG高校編 , 大筒高校編
所属 大筒高校
ポジション パワプロ:2B(メイン)、SS(△) / パワサカ:LMF(メイン)、RMF(◎)、OMF,CMF,DMF(○)、RWG,LWG(△)
利き手/足 右投左打/右足
誕生日 不明

概要

 SG高校の宿敵、大筒高校の正二塁手を務める女性内野手。「ニクいイケメン」(彼女を男子と思い込んでいたとき)、「ボーイッシュな顔立ちがかわいいでやんすねぇ」(女子とわかった後)という矢部の評からもわかる通り、一見しただけでは女子とわからない中性的な容姿を持ち、男女問わず人気を集めるカリスマの持ち主である

 厳しい練習を通じて走攻守いずれにおいても高い技術を身に付けており、ミートB77、守備力B70、走力A82に大量の特殊能力と実力は折り紙付き。パワフェスでは蛇島桐人から二塁手のポジションを脅かす存在と認定され、危うく潰されそうになったこともある。
 礼儀正しくスポーツマンシップに溢れた高潔な人格と、滅多な逆風では挫けない不撓不屈の精神を持ち合わせた極めて模範的な人物であり、リーダーとしての資質も十分。SG高校編では、冷静に戦況を見極めて的確な指示を出しチームを勝利へ導くなど、半ば監督のような役割を務めたりもしている。彼女のおかげで大筒はそれまでの大味な野球から脱却し、より洗練された野球をするようになったと囁かれてもおり、まさにチームの大黒柱としての活躍を見せた。
 その一方で、野球にのめり込むあまり、フィジカル面でどうしても男子に劣ってしまう自らの身体を疎ましく思っており、男の身体でプレイすることを夢にまで見たり、発育の進む自らの胸について邪魔で仕方がないと言い切ったりもしているほど。通常バージョンのSRイベントでは、こういった悩みと折り合いをつけていく姿が描かれている。

 2017年の七夕キャンペーンにて開催された投票企画でイベキャラ化希望1位となり、同年末に実装。第4回パワプロ人気投票では見事1位を獲得し、後日王子バージョンが実装された他、パズドラやパワサカにも出演を果たすなど、パワプロアプリを代表する女性選手キャラクターとなった。

SG高校編

通常ルート

[名コーチ]冴木

 2年秋の大会、大筒高校戦の試合前挨拶にて初登場。挑発的な態度を取るチームメイトを諫め、非礼を詫びるなど紳士的な言動を見せる。この時はまだ女子の公式戦出場が認められていなかったため、コーチ兼記録員としてベンチ入り。彼女が女子であると全く気づいていない主人公と矢部から、明らかに同年代の人間がコーチを務めていることを不思議がられる。

 迎えた試合本番、堅守のSG相手に中々得点を挙げられず苦戦する大筒ナインであったが、冴木の冷静な状況判断に基づいた指示がきっかけで相手投手陣を完全攻略、大勝を収めるのであった。

鉄壁の守備と言っても必ず穴はある。どんな小さな穴でもそこを突破口にすればもろく崩れる。
相手投手の球をよく見ろ。変化球のコントロールが乱れてきている。
疲弊しているのは相手も同じ。ここからはもっと単調な投球になってくるだろう。
いいか?変化球は捨て、まっすぐだけを狙うんだ!思いきり振りぬいていけ!

[名選手]冴木

 1月3週の交流試合で再びSG高校と相見えることに。公式戦でないため、1番セカンドとして先発出場した彼女は、守っては難しい打球を難なく処理して投手を盛り立て、打っては打席に立つ度に出塁の大活躍を見せ、完勝に貢献。
 試合後、彼女が女性であることが明かされ、SGナインに衝撃が走るのであった。

やあ、また会えたね。
今日はコーチとしてではなく選手としてキミたちと戦えるんだ。楽しみにしているよ。

[立ちはだかる壁]冴木

 3月2週、大筒高校の署名活動が実を結び、女子選手の公式戦出場が認められることに。公式戦で冴木と対戦せねばならなくなり、一層気を引き締める主人公なのであった。

[好敵手]冴木

 5月2週、偵察にやってきた冴木は、無人島での過酷なサバイバルから帰還したSGナインの姿から成長と自信の影を感じ取り、対戦を楽しみにしていると彼らを激励するのであった。

ずいぶんとレベルアップしたみたいだね。
なにをやっていたか知らないけど・・・みんな、自信に満ちた表情をしてる。

ふふ、こちらだって誰にも負けるつもりはないよ!
次、対戦するのを楽しみにしてるよ。それじゃ。

さらば、強敵よ

 7月3週、地方大会決勝の対戦相手として最後の登場。これまでの雪辱を晴らそうと意気込む主人公と桜ノ宮を前に、冴木は2度あることは3度あると勝利を断言。甲子園へ懸ける並々ならぬ思いを語り、試合へ臨む。

どんなに技をみがこうとも、女の身では踏み入れられないと何度もあきらめようとした甲子園・・・
その甲子園に、あと1勝で届く!だから負けられない・・・絶対に!

  • SG高校が勝利した場合、共に切磋琢磨してきたライバルだとして感謝の言葉を贈られた彼女は、甲子園優勝を果たすことで、大筒にも優勝を狙えるだけの実力があったことを証明してきてほしいと彼らに思いを託すのであった。

力およばず・・・か。無念だ・・・
自分たちの完敗だ。試合前の無礼の数々をおわびする。
・・・すまなかった。

大筒は甲子園で優勝できる力があった。いや、今でもあると自分は信じている。
だから・・・それを証明してきてくれ。
甲子園で優勝して、大筒ほどあのSG高校を苦しめたチームはいなかったと、そう自慢させてくれ!

  • SG高校が敗北した場合、「一歩間違えれば我々が負けていただろう」「キミたちと競い合い、打ち勝ったことで大筒高校はさらに強くなった」「必ず甲子園で優勝してみせる」とスポーツマンシップに溢れる模範的な言葉をかけ、夢の甲子園へと駒を進めるのであった。

限定ルート

 隕石の落下騒ぎで練習場所を失い、学校地下の洞窟に存在する旧グラウンドを使用することになったSG高校野球部が、周辺地域に伝わる埋蔵金伝説のために、お宝の匂いを嗅ぎつけた盗掘団からしつこくつきまとわれることになるルート。
 こちらでの冴木は、アクシデントに見舞われた彼らを気遣い、度々備品を提供するなど、通常ルートに輪をかけて高潔な面が強調されているのだが、それが仇となって盗掘団に狙われ、“思わぬ"被害を受けることとなってしまった。

[名選手]冴木

 大筒との交流試合が11月1週に前倒し。概ねイベント内容は同じだが、冴木が女子であると判明しなくなった。この翌週、SG野球部は隕石騒ぎに見舞われ、地下の旧グラウンドを使用し始めることになる。

[ターゲット]冴木

 2月1週、冴木は隕石騒ぎを心配してSG野球部をお見舞い。その際、地域に伝わる埋蔵金伝説に言及したことで、様子を盗み見ていた盗掘団から目を付けられることとなってしまう。

ちょっと見舞いにな。グラウンドにいん石が落ちたと聞いてずっと心配していたんだ。
だが、誰もケガがなかったようでなによりだ、安心したぞ。

[女の子]冴木

いん石が落ちた時に備品が色々壊れたと聞いてな。
それで・・・もしよければこれを使ってくれ。
ああ、使い古しで申し訳ないが使ってくれるとうれしい。
なに、困ったときはお互い様だ。

 2月3週、隕石騒ぎで多くの備品を失ったSG野球部を気遣い、色々と備品をお裾分けしに来てくれた冴木であったが、その帰り、盗掘団から襲撃を受ける羽目に。ここで、彼女を投げ縄から庇おうとした主人公が(むにっ♡)してしまったために、実は女子であったと判明することになる。常に冷静さを欠かさぬ彼女も、このときばかりは「な、ななな、なにをするっ!」と動揺する姿を見せた。

まあ、この胸に関しては最近やたらと育ってきてしまってな。邪魔で仕方がない。

[真・好敵手]冴木

この間はすまなかったな。よく盗掘団から守ってくれた。
これはその礼だ。ぜひ、受け取ってくれないか?

ああ、わが校の理事長が取り寄せた物だ。遠慮なく使ってくれ。
最初に来たときからこの洞窟の薄暗さが気になっていたんだ。この環境じゃ練習もやりにくいだろう。
頼む、受け取ってくれ。恩を無にしたくないんだ。

 3月1週、冴木は先日助けてもらったお礼として、洞窟の中でも練習しやすくなることを願って最新の照明器具一式をSG高校へプレゼント。その折、ちょうど女子の公式戦出場が認められたとの一報が入り、これからは「真のライバル」だと主人公へ向け宣言してみせる。そして2人は、夏の大会での再戦へ向け互いに闘志を燃やし合うのであった。

ああ、これで・・・これで堂々と戦えるんだな。
これからは、真のライバルとしてお互い甲子園を目指し戦おうではないか!

大筒高校編

 SG高校編の実装から8年以上が経った2023年夏、ついに大筒高校シナリオが実装。もちろん主役級の活躍を見せた。

その他

ブレインマッスル高校編

 地方大会決勝の対戦相手として登場。敗北すると尾根瑛人の胸の中で涙を流す。

冴木:女のみでは夢でしかなかった甲子園。もう少しで、手に届くと思ったがあと1勝が遠かったな・・・くっ、うぐっ・・・す、すまない、祝福の言葉をかけようと思ったのだが・・・
効果音:(ギュッ)
尾根:よしよし。創ちゃん、アナタはよくがんばったわ。女の子だって野球ができるってこと、アタシが甲子園で証明してあげる。だから、安心してちょうだい。
冴木:うっ、うん・・・ぐすっ。応援してるからな・・・

天空中央高校編

 合宿先でたまたま遭遇した虹谷誠東雲翔也神成尊の天空3馬鹿から是非エンジェルナインの一員にと勧誘され激怒。急遽練習試合を執り行い雌雄を決することとなる。しかし、大筒が敗れた場合であっても、展開の都合上エンジェルナイン入りは破談となってしまう。

フリート高校編

 地方大会決勝に登場。敗戦にショックを受けるあまり大きく取り乱してしまい、梶増人の胸の中で号泣する。

イベキャラ

通常バージョン

セカンドを守る女子選手。フィジカル面では男子に及ばないが身に付けた技術でカバーしている。
(パワプロアプリN~PNのプロフィールより)

攻走守バランスの取れた内野手。女子選手としては抜群の能力だが、本人はまだまだ納得していない。真面目すぎて自分を追い込みがち。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:甲子園への憧れ

自己紹介

 際どいボールでも難なくさばいてヒット性の当たりにしてしまう冴木のテクニカルな打撃に刺激を受け、練習に一層身が入る主人公であったが、通りかかった彼女からスイングがブレているとの指摘が。「部活中に女も男も関係ない!いいから素振りに集中しろ!」と遠慮なく体を密着させてフォームをイジられ、「女の子に密着されて集中しろって言われてもなぁ」とモジモジしてしまうのであった。

全レアイベント『ハンデは無用』

 練習帰り、草野球の助っ人を頼まれた主人公と冴木。強豪という触れ込みの相手チームに女子だからと見くびられるも、冴木は一切動じず。そんな彼女から「実力には差があるのかもしれない。だが、私たちのほうが有利な面もある」「○○、どこか分かるな?」と問いかけられた主人公の答えは……。

  • 「相手が油断している」を選んだ場合、我が意を得たりと頷いた冴木は、味方側選手の勝ちたいという意志を確認し、「その気持ちがあれば大丈夫です」と微笑。試合前練習であえてエラーをして見せて更なる油断を誘った上で、試合本番では好守を連発、さらには自らのサヨナラ打で試合を締めくくるという大活躍を見せる。そして、「くそっ、まさかオレたちが女1人にかき回されるなんて・・・」と俯く相手選手に対し、「カン違いするな。私1人が導いた勝利ではない」「みんなが全力で頑張った結果だ。そうだろう?」とチームメイトを称える形で反論し、野球の技量のみならず人格の面でも大きな差を見せつけるのであった。
  • 「オレたちの存在」を選んだ場合、助っ人たる自分たちに決まっていると答えることに。冴木は「そう来たか。キミらしい答えだな」と苦笑しつつ、味方側選手の勝ちたいという意志を確認。試合へと臨むこととなる。
    • 成功パターンでは、見事勝利。2人のおかげだと称えられるも、冴木は「・・・いや、○○こそが今回の勝利の立役者だ」「ありがとう。キミの言葉がチームに勢いを勝利することができた」と謙虚に功を譲るのであった。
    • 失敗パターンでは、一歩及ばず敗北。冴木は、「必ず勝つ、という気負いがかえって失敗を招いてしまったか。勉強になったな」と失敗からも貪欲に学びを得ようとする意識の高さを見せるのであった。

Rイベント『技術は素質を凌駕する』

 冴木の体力測定の結果を見せてもらった主人公は、チーム屈指の好選手である彼女の数値が思ったほどには秀でていないことを意外に思う。

 その後、チームのベースラン最速記録を更新した彼女に対し、体力測定の結果上はこれまで1位だったチームメイトの方が俊足のはずだが、ことベースランとなるとなぜ冴木が上回ってしまうのだろうかと率直な疑問を口に。すると、返ってきたのは「自分で言うのも何だが・・・それは、技術の差だな」という答え。引き続いて、野球のあらゆるプレーにおいて技術は身体能力の差を埋め合わせ、さらには凌駕までしてしまうのだと教えられることとなり……。

  • 「その技術、教えてくれ!」を選んだ場合、その技術を伝授してくれるよう頼み込むことにするが、今冴木が身に付けている技術は、あくまで彼女自身の肉体に合わせて磨いたものなので、そのままを伝えることは出来ないと言われてしまうことに。が、落胆したのも束の間、フォアザチームの精神を決して忘れず、チームメイトに合った技術についても理解を深めていた彼女から、自らの肉体にフィットした技術をレクチャーしてもらうのであった。

この技術は私の身体に合わせて身につけたものだ。キミには、また別の技術が必要になる。

だから、キミに合わせた技術をレクチャーするが、それでいいか?
ああ、チームメイトの役に立つ技術も学んでいるからな。
野球は1人ではできない。そうだろう?

  • 「負けるもんか!」を選んだ場合、冴木の技術に対抗して自分はフィジカルを磨こうと筋トレに励むことに。それを見かけた彼女も一緒に付き合ってくれるのであった。
  • 「オレの技術を授けよう!」を選んだ場合、成否判定が発生。
    • 成功パターンでは自分の授けられる技術を見定め、うまく伝えることに成功。有意義な時間になったと感謝されるのであった。
    • 失敗パターンでは何となく見切り発車で進めた結果、レクチャーに失敗。他人に教えることの難しさについて学べたという意味ではいい経験じゃないかとフォローしてもらう羽目になってしまうのであった。

まあ、自分ができることでもそれを他人に教えるのは難しいものだ。
だが、そういう意味ではキミにとって学ぶ事があったはず。この経験を忘れないようにな。

SRイベント『冴木の夢』

1回目

 書店で見かけた海外発の最新野球理論についての本に食指が動いた主人公。そこへ冴木が現れ、「む・・・先を越されてしまったか」と呟く。奇しくもその本がお目当てだったという彼女から、「キミが興味を持ったようだし致し方ない」と譲られることとなったた彼の反応は……。

  • 「残念だったね」を選んだ場合、そのまま独り占めしてしまうことに。しかし、ほとんど英語で記された専門書を読み解くのに難儀し、かろうじてわかった基礎トレーニングについて書かれた内容しか実践できずじまい。結局は後日同じ本を購入した冴木が全訳したものを分けてもらうのであった。(イベント終了)
  • 「一緒に読もう」を選んだ場合、割り勘で購入して2人で読むことに。しかし結局は、英語がチンプンカンプンの主人公に代わり、冴木が読み解いた内容をもとに練習メニューが作成されることとなる。すると、女性がこなすにはあまりにハードなものが完成。男女のフィジカル差を考慮してメニューを見直すべきではと心配する主人公であったが、「調整?その必要はない」「同じ練習量でやるぞ。キミに後れを取るわけにはいかない」と冷徹に突っぱねられてしまうのであった。

2回目

 前回組んだハードな練習メニューをこなし続けてきた主人公が効果を実感する一方で、冴木はついていくので精一杯。体力の限界を迎え、ふらつきを見せた彼女は、体を気遣ってくる彼に対し「大きなお世話だっ!」と珍しく感情を昂らせてしまう。らしくない取り乱し方に自身さえも驚いたらしく、「少し頭を冷やしてくる」と去っていったのを受け、主人公が取った行動は……。

  • 「追いかける」を選んだ場合、冴木を追うことに。腕を掴んできた彼を払いのけることもできず、男女のフィジカル差を改めて痛感した彼女は、「頑張る以前の話だ。私には、スタートに立つ資格すらない」「キミの腕すら振りほどけない・・・思い知ったよ」とメンタルブレイク。例のメニューに関しては、すっかり諦めてしまうのであった。(イベント終了)
  • 「そっとしておく」を選んだ場合、無理に追いかけないことに。しっかり定められた練習メニューをこなしてから部室に戻ると、寝りこけている冴木を発見。目を覚ました彼女から主人公の身体になっている夢を見たことを語り、女の身であることを嘆く彼女を前に、ただ何も言えず立ち尽くすのであった。

ん・・・ああ、キミか。
キミの体になっている夢を見ていたよ。
ああ、鍛えたら鍛えたぶん素直に筋肉がつく、男の体だ。
バットが軽かった・・・ただ思いきり振るだけでボールが飛ぶんだ。
・・・なあ、どうして私は女なんだ?こんなに野球を愛しているのに・・・

3回目

 後日、例のメニューに基づいて練習を続ける主人公の許に冴木が姿を現わし、2人での特訓を再開することに。その合間、やはり体に堪えるのか、肩で息をする彼女の姿を見た彼は……。

  • 「練習メニューを変えよう」を選んだ場合、選択肢の通りメニューを変えるよう説得することに。男に負けまいと躍起になってしまっていたと反省した彼女は、自分に合ったメニューを組み直し、何事にも惑わされない不動の精神を体得。練習試合で鮮やかな逆転タイムリーを放って見せるのであった。
  • 「手加減はしないぞ!」を選んだ場合、冴木の意思を尊重してハードなメニューのままで行くことに。揺るぎない自信を身に付けた彼女は、鍛え上げたパワーで力強いホームランを放ってみせるのであった。

望むところだ!
女である事は言い訳にしない!できるかどうか、それだけだ!

エピローグ

 プロ入りを果たした主人公を祝う冴木は、甲子園で活躍したおかげで女子プロ野球からのオファーが舞い込んだこと、自分と同じ野球を愛する女性たちの集う世界を盛り上げるため、女性の活躍できる場を広げるため、女子プロの世界へ進むことを決意したことを語り、「同じ野球をする者どうしまた道が交わる日があるだろう。それまで、さよならだ」と笑顔でお別れを済ませるのであった。

王子バージョン

女子選手、冴木創が王子姿で登場。第4回パワプロ人気投票で優勝した事を記念した特別バージョン。似合いすぎて女子のファンが急増中。
(パワプロアプリR~PRのプロフィールより)

冴木創が王子姿で登場!第4回パワプロ人気投票で1位に輝いた記念の特別バージョン。演劇部に着せられたのだが、本人もこの姿が気に入っている様子だ。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)

女子選手、冴木創が王子姿で登場。まるで映画の中から出てきたかのような凛々しさと華やかさから、女子のファンが急増しているらしい。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルR~PRのプロフィールより)

冴木創が王子姿で登場!演劇部に着せられたのだが、本人もこの姿が気に入っている様子。さすがにその格好で野球はしないよね・・・?
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルSR~PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:プリンスへの憧れ

別Verイベント『誰かが王子に』

 公演を間近に控えているにもかかわらず、主演俳優を筆頭に部員のほとんどが風邪でダウンする危機的状況に陥った演劇部。台本の読み合わせを手伝っていた縁で彼らから泣きつかれた冴木は、性別にとらわれない主人公の提案により、主役たる王子を代役として演じることとなる。
 そして、一方の主人公もまた、人員不足を埋め合わせるため何か仕事を引き受けることになるが……。

  • 「場内整理」を引き受けた場合、迎えた公演には本来主演を務めるはずだった俳優のファンが大挙して押しかけ冴木に冷たい視線を送る、完全アウェイの状態で開幕。しかし、彼女の堂々たる演技により「やだ、かっこいい♡」「待って、尊い・・・」と観客たちは次々掌を返していき、最終的にはスタンディングオベーションが巻き起こるほどの大成功を収めることに。その結果、見物に集まった大勢のファンから、王子という呼び名でキャーキャー黄色い声援を浴びせられるようになるなど冴木フィーバーが巻き起こってしまい、渦中の本人はほとほと困り果ててしまうのであった。
  • 「その他大勢の役」を引き受けた場合、セリフが1つしかない脇役中の脇役を割り振られることに。しかし、緊張のあまりそのたった1つのセリフを飛ばしてしまい大ピンチ。冴木が機転の利いたフォローをしてくれたおかげで、何とか事なきを得るのであった。

SRイベント『冴木の夢』

1回目

 選択肢までは通常バージョンと同様。
 「一緒に読もう」を選んだ場合、割り勘で購入し、共同で読み進めることに。理想の自分を明確にイメージするのが大事だという一節に感化された2人は、各々どんな自分になりたいかを決めた上で、それを実践へと移すことにするのであった。

2回目

 どんな自分になりたいかを中々定められない主人公は、冴木の許へ相談に向かうことに。すると、豪勢な王子の衣装を見にまとった彼女が登場。子供の頃見た映画に出てきた、苦難を厭わず戦い続ける王子の姿に憧れを抱いているらしく、そのことについて演劇部の友人に相談したところ、まずは形から入ってみるべきだとその衣装を与えられたのだという。以上のエピソードに刺激を受けた彼は、とある理想の自分像へ辿り着くこととなるが……。

いや、男じゃなくて王子になりたかったんだ。
子供の頃に見た、映画の登場人物。連れ去られた姫を救うためどんな苦難も乗り越え闘う王子・・・
ふつうの女の子は王子様に救われる姫に憧れるだろうに、変だろう?

  • 「プロ選手だ!」を選んだ場合、子供の頃に憧れたプロ野球選手の姿こそが理想だと定めることに。どんな自分になりたいかについて、日が暮れるまで冴木と語り合うのであった。
  • 「お姫様だ!」の選んだ場合、お姫様が理想像だと冗談のつもりで言ってみると、それを真に受けた冴木から「私はキミの危機を救えるような王子様を目指して努力するとしよう」と約束されることに。翌日の紅白戦、最終回に迎えたピンチの場面でファインプレイを見せた彼女に感謝すると、「いえ。ご無事でなによりです、姫」(キラーン☆)とすっかり王子になりきった返答が。そのあまりのイケメンっぷりにお姫様扱いも悪くないなとニヤけてしまうのであった。(イベント終了)

3回目

 迎えた練習試合では、初回から大量失点を喫した上にこちらは無得点と敗色濃厚。ベンチに諦めムードが漂う中「どんな苦難にも闘志を失わず突き進む王子・・・それが私の理想だ」とただ1人士気を高く保つ冴木は、次の打席で1点を取って反撃の糸口を作ると宣言し、その通りホームランを放ってみせる。

どんな苦難にもくじけない!それが私の描く理想の自分だ!

 ベンチが活気を取り戻し始めた中、続いて打席に立った主人公は、裏をかいたセーフティバントを試みるが……。

  • 成功パターンでは、目論見通りセーフに。勢いに乗ったチームはまさかの逆転勝利を収め、「お互い理想の自分に一歩近づけた気がするな」と誇らしげな冴木と笑い合うのであった。
  • 失敗パターンでは、アッサリ読まれてしまいアウトに。チームの勢いを削ぐ結果となってしまうが、周囲には最後まで諦めずに食らいついていたことを評価され、冴木からも「結果は出なかったが目指している道は間違っていなかったようだな」と励まされるのであった。

大筒バージョン

右投げ左打ちの二塁手。9人兄弟の末っ子で上は全員男。父親は野球好きで、自分の子供だけで野球チームを作るのが夢だった。
(パワプロアプリR~PRのプロフィールより)

攻走守バランスの取れた内野手。現在、一人暮らしをしている。「創」という名は、父親が彼女の事を最初の子のように愛しているという意味でつけた。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:大筒の星

別Verイベント『図解、難解、何度もトライ』

 最新の野球技術理論について成書を当たりながら図解を書いている冴木と出くわした主人公。チラリと見た彼が「わかりそうでわからないな・・・」と言う通り、彼女も「図解にしてもまだ少しわかりにくい」と思ってはいるものの、どう改善すれば良いか悩んでいるらしく……。

  • 「先生に聞いてみる」を選んだ場合、選択肢の通り提案。「キミは私が考えつかないようなひらめきをするな!」と感心した冴木は、"先生"の教えを仰ぐことになる。しばらくの後、どうなったか彼女に尋ねると、細かい解説をしてもらい、今度議論を交わすことにもなったと聞かされる。話を詳しく聞くと、"先生"は"先生"でも著者本人に直接コンタクトを取ったと判明、冴木の行動力に脱帽することとなるのであった。
  • 「図を動くようにする」を選んだ場合、工作を加えて図を動くようにすることに。せっかくなら現実に即した形にしたい、筋肉の動きも見せられるようにしたいとこだわりにこだわる冴木に対し、それならばもう人間が実演した方が早いとツッコむ主人公なのであった。
  • 「一緒に考える」を選んだ場合、いざ詳細に確認してみると主人公にはわからないことだらけ。「素晴らしいな!わからない部分がこんなに出てくるとは!」「キミのおかげで改善作業がとてもはかどりそうだ!」と感謝されるも、プライドは確実に傷付いてしまうのであった。

SRイベント『冴木の夢』

1回目

 選択肢までは通常バージョンと同様。
 「一緒に読もう」を選んだ場合、割り勘で購入し、共同で読み進めることに。しかし結局は、英語がチンプンカンプンの主人公に代わり、冴木が読み解いた内容をもとに彼の練習メニューが作成されることとなる。せっかくだからと他の部員の分までメニューを組むことにした彼女に助力を申し出るも、「ありがたいがキミはその練習メニューをこなして強くなってくれ」「メニューは家に帰ってからこちらで組んでおくよ」と断られてしまうのであった。

2回目

 冴木の組んだメニューがキツすぎると嘆く控え部員と出会った主人公はそのことを早速彼女に報告。チームの力を底上げするつもりでやっていたことが負担になっていたとはとショックを受けた彼女は、画一的にフィジカル強化を図るメニューを抜本的に見直し、各々の実力・個性に合わせたものに修正することを決断、主人公の助力を仰ぎつつ新メニューを作成する。
 そして、個々人に合ったメニューに変わったことに気づいたチームメイトたちに対し、独りよがりなメニューを押し付けていたことを謝罪、今後も一丸となって努力を重ねていくことを誓い合い、チームの団結は一層強まることとなるのであった。

3回目

 練習試合、冴木が組んだ練習メニューのおかげもあって強豪校相手にもがっぷり四つで喰らいつくナイン。満塁のチャンスで回ってきた主人公の打席結果は果たして……。

  • 成功パターンでは、走者一掃のヒットを放ち、チームも勝利を収める。こうして一段階上のチームになれたのは彼のアドバイスがあったからだと冴木から感謝されることとなるが、メニューを作った冴木もそうだし、チーム全員の力が合わさってこそだと返答。これからもチーム一丸で突き進んでいくことを誓い合うのであった。
  • 失敗パターンでは、浅いフライを打ち上げてしまうが、冴木のタッチアップで勝ち越し点をもぎ取り勝利を収める。以降は成功パターンと同様。

コンボイベント

『ちょっとくらいはね』

 宮田良哉とのコンボイベント。

  • 「冴木に説教してもらう」を選んだ場合、
  • 「宮田を褒める」を選んだ場合、

『冴木とクッキング』

 宇佐崎詠子とのコンボイベント。

  • 「アドバイスする」を選んだ場合、
  • 「宇佐崎に合わせる」を選んだ場合、

パワサカ

巧みなボールキープと鋭い戦術眼で敵サイドを攻め上がるMF。本分は野球で、走攻守に優れた内野手。女子であるがりりしい口調で話し、ひたすらストイックに自分を追い込む。
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより引用)

ユニークボーナス:りりしき球道者

新規作成日: 2020/10/22 07:03
最終更新日: 2024/04/11 00:58
最終更新者: エチレン @etilen_pawa
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