概要

海皇山高校のSB。
妄想癖ではないが誤解を招きそうな独特の話し方をする。
趣味で紙芝居を描いている。ペンネームはテルテルミン。
しかしその紙芝居の内容を一言で表すなら「破壊力が凄い」とのこと。
作者曰くハラハラドキドキの連続、作者自身のセルフツッコミで物語に集中できず、後半になるにつれよりコール&レスポンスを求められる地獄を既に関と小暮は7回も見せられたらしい。

哲学一致イベントではスタンプカードをくれる。
嬉しかった事があるとお礼にスタンプを捺し、全部貯まるとすごくいいものをプレゼントしてくれるらしい。
前述の通りのセンスの持ち主なので、主人公は若干引き気味に集められるように頑張ると返していた。

能力

RSBでスタイルはビルドアップ。
高いテクニック(A87)とパス◎の相乗効果、攻(C61)守(C63)のセンスに加え、マークを外すのが格段に上手くなる超特殊能力のステルス、メインポジション以外でプレーすると能力が上がる意外性とまさに神出鬼没のゲームメイカーといった所。
スタミナを削るマッチアップ〇、フェイントが効きにくくなる守備反応、格上相手に強くなる対エース〇を持つため直接的なボール奪取能力は高くないが非常に嫌らしい守備の使い手でもある。

阿久津監督の起用法

2000年代の4-4-2において前述した高いテクニックとマーク外しのセンスが最も要求されるポジションは本来であればSTである。
しかし監督交代に伴うフォーメーション変更では特にポジションが変更が示唆される描写はなかった。
2年生の全国決勝の時点で既に桜羽が台頭し岩渕と2トップを組んでいるのであれば、既に本来のポジションを奪われていたと考えるのが妥当だろう。
STとしての能力を活かすならチャンスメーカーの適用スタイルが示す通り次点でWG。一応4-4-2でもSMFが高い位置を取れば実質WGとして機能させる事もできるが、こちらは青木の定位置である事を考えるとおそらく阿久津監督はスピードとスタミナに優れる選手をサイドに置く事に拘ったのではないかとも思われる。
一般入試組の矢部坂とポジションが被っている点もその辺りの事情が伺える。

まとめると入学当初はSTとして期待されていたが、2年の時点で桜羽が第一線で活躍する事になり、本編開始時点で既にRSBもしくはユーティリティでの出場が多く、最終的にその経験がビルドアップの技術へと昇華し、上級生が抜けた後にRSBに入るはずだった矢部坂を押しのけて張子監督に抜擢されたのかもしれない。

阿久津監督のモデルがアレックス・ファーガソンという疑惑から鑑みると、
STからSBへの転身の元ネタはA(アンディ)・コールとA(アシュリー)・コールだったりするのだろうか。

哲学

初期配置は中央寄りの支配。
おそらく本人の特性から試合中大胆にフォーメーションを変形させてパスを組み立てる偽サイドバックのような戦術がサッカー哲学だと思われる。