おくぞのあゆ
奥園彩結

編集 履歴

登場作品 実況パワフルサッカー
登場シナリオ 海皇山高校編
所属 海皇山高校
ポジション マネージャー
利き手/足 右足
誕生日 不明

概要

 心優しいサッカー部のマネージャー。イベキャラシナリオのテキストによると少なくとも1年以上前から、海皇山高校編のテキストによると中学の頃から主人公に好意を抱いており、何なら彼のことが好きで好きで仕方がない。
 両想いでありながらもすれ違いが続く男女をくっつけるためキューピッド役を買って出るなど、困った人を放っておけない世話焼きな性格をしており、他人の幸せは自分の幸せと心から思っている人格者。一方、自分の恋愛には奥手で、フラれてそれっきり友人同士ですらいられなくなることを恐れ、中々想いを伝えられないでいる。

 主人公が女性と話しているのを見ただけで2人が付き合っていると判断し絶望に沈むなど、思い込みが激しくヤキモチ焼きな一面を持つのだが、詰まる所そういった性格の源流にあるのはイベント『まるっと包んで』で見られるような豊かな想像力であり、また、この想像力が彼女最大の特徴、ずば抜けた共感力と思いやりの心へも繋がっていると言えるだろう。

 パワサカを代表する人気キャラクターの1人であり、第3回パワサカ人気投票女性部門で1位となり、ユニフォームバージョンを獲得。次いで、2022年4月の海皇山高校パワーアップに伴い、2つ目の別バージョンである学園アイドルバージョンが実装された。

海皇山高校

 主人公のお向かいさんという設定で登場。高校サッカー界の横綱・海皇山高校のマネージャーとして様々な雑用をこなす他、中学時代から彼の努力を見守ってきた1人の女性として、プライベートの時間を割いて自主練を手伝い、落ち込んだ時には真心のこもった言葉で励ますなど、熾烈なレギュラー争いに挑む主人公を公私にわたって献身的にサポートする。
 堀場練人郷田四郎也に比べるとスポットライトの当たる機会が少なく、彼らの陰に隠れがちだが、実は海皇山の物語を大きく動かした重要人物。レギュラー陣との意識の差に焦りを見せる主人公へ彼なりのサッカー哲学を見出すヒントを与え、彼を中心に"個性がぶつかり合うバラバラのチーム"が"統一感のある1つのチーム"へとまとまっていくきっかけを作った。

サッカー哲学とか、難しいことはアタシ、よく分からないけど・・・
○○のことなら見てたよ。
中学のとき、サッカー部全員が帰ったあとも1人で黙々と居残り練習してたこととか・・・
川原で夢中になって朝練しすぎて、1時限目に大遅刻したこととか・・・
用具を雑に扱った部員に怒って、大喧嘩に発展しかけたこととか!

哲学ってそういう風に、気持ちや行動に、自然に表れるものを言うんじゃないかな・・・

ランダムイベント

『柔らかい落とし物』

 部室にて彩結のものと思しきシュシュが落ちているのを見つけた主人公は……。

  • 「家まで届けに行く」を選んだ場合、家が向かい同士ということもあり、直接届けに行くことに。すると、道中探し物をしている彩結と鉢合わせし、無事持ち主へ渡すことに成功する。
    • 彩結がデッキにセットされていないとき、練習お疲れ様とねぎらわれ、一緒に帰ることにするのであった。
    • 彩結がデッキにセットされているとき、その辺の雑貨店でも手に入りそうなチープな造作のそれにわざわざ探し回るほどの労力を割いているのを不思議がると、実は中学の頃に彼から譲ってもらった代物だとの答え。何度も洗濯して色褪せてもカバンに付けて元気のお守りにしているというアピールに対し、「そんなに喜んでくれてたのか。じゃあまた、なにか当たったらあゆにあげるよ」と返した主人公は、「・・・うーん、思ったよりさらっと返された・・・」とガッカリされつつ、「でも○○がくれるものなら、なんでもうれしい!楽しみにしてるね!」と歓迎されるのであった。

中学のころからずっと持ち歩いてるからね。何度も洗濯して色あせちゃったし。
でもアタシはこれが一番大事なんだ。中学のころ、○○がくれたものなんだから!

町内会のお祭りでやってたビンゴゲームの景品。
当たった後、あゆにあげるよって。アタシ、すごくうれしくて・・・
カバンにつけて、いつも持ち歩いてると元気が出るんだよ。

  • 「明日部室で渡す」を選んだ場合、1日くらいいいかと翌日渡すことにするが、ちょうどそこへ探し物をしている様子の彩結が現れたので、そのまま持ち主へ返すことに。持っているだけで元気が出ると件のシュシュについて語る彼女に、自分もスパイク、サッカーボール、サッカー雑誌、小学生時代に初出場した試合のビデオなどは似たような位置づけの宝物だと頷き、サッカー関連のものばかりだなと苦笑。「でもそれが一番○○らしいかも!これからも宝物、いっぱい増やしてよね」と笑顔で励まされ、(高校サッカー)三冠を達成し、その記念写真を新たな宝物にしてやると意気込むのであった。

『チーム一丸』

 テキパキマネージャーの業務をこなし、次は洗濯物を干そうとしている彩結を見かけた主人公は、なにか後ろめたさのようなものを感じ……。

あゆはオレたちが集中して練習できるように、いつも全力でサポートしてくれてる・・・
正直、練習してるだけのオレたちより、やることも考えることも多いと思うときがあるよ。

  • 「手伝うよ!」を選んだ場合、選択肢の通り申し出ることに。2人でああだこうだ話しながら洗濯物を干していると、堀場が通りかかる。
    • 彩結と付き合っている場合、「オレも手伝うしぃ」「まー、オレがいたらジャマかもしれないけどぉ」と彼が申し出たことで、「な、何言ってるの!?そんなことないよ!?」「全然ありがたいよ!?」と彩結は大いに動揺。ピンと来ていない主人公は、「なんだろう・・・お前たち2人だけで分かり合ってる気がして、モヤモヤするぞ」「オレも干す!仲間に入れろおおお!!」と嫉妬の炎を燃やすのであった。
    • 彩結と付き合っていない場合、干す前の濡れタオルを1枚もらった彼はそれで体を拭いてスッキリした面持ちで練習へ戻る。「確かに、練習中濡れタオルの方がいいかもな」と呟きつつ、気持ちを切り替えて洗濯物を干しにかかる主人公なのであった。
  • 「オレがやる!」を選んだ場合、洗濯物を干すにしても”オレたちのために”一工程手間をかけてくれている彼女のありがたみを改めて実感する主人公であったが、自分は部員の努力する姿、そして高校サッカー三冠達成の瞬間を見届けたいという自分自身の望みを叶えるためにマネージャーとしてサポートをしているだけだと彼女に言われ、失礼なことを言ってしまったと反省。「一緒に三冠達成に向けて、がんばろう!!」と誓い直すのであった。

アタシ、○○たちのためにマネをしてるわけじゃないよ?
アタシが!みんなのがんばってる姿を見たいの。三冠達成してほしいと思ってるの。
海皇山サッカー部の1人として、アタシもできることをしてるだけ。

その他

 学園アイドルバージョンをセットしていると、シナリオ終盤に追加テキストが発生。アイドル衣装を着込んで、海皇の座を懸け郷田四郎也に挑む主人公を応援し、撃破の暁には祝福の言葉とともにラブパワーを寄越してくれる。

やったね、○○!
ずっと見てたよ!すごいよ、○○がもうひとりの「海皇」だなんて!
○○を信じてきて良かった!これからもずっと応援し続けるからね!

イベキャラ

通常バージョン

みんなを笑顔で応援するマネージャー。お人よしで、人に頼られるのが大好き。いつも誰かのために走り回っている。友達が多く、人の恋バナには積極的に協力するが、自分自身の恋愛には奥手。
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより引用)

ユニークボーナス:キミにファイト!

自己紹介

 練習の合間、休憩に入った部員をスポドリとはちみつレモンを用意して出迎えた彩結は、「今日は日差しも強いし、具合悪いときは無理しちゃダメだよ!」と温かく気遣う。

 場面変わって練習後の部室。用意したタオルを新品と勘違いされた彼女は、テレビで観たというタオルをふかふかにする裏ワザについて誇らしげに説明。「へー、そんな簡単なことで柔らかくなるのか!」とモブが感心して去った一方、「アイツは簡単って言ったけど、オレには結構面倒に聞こえたよ」「オレたちのために、わざわざその手間をかけてくれたんだろ?サンキューな」と主人公には感謝され喜びつつ、「アタシはサポートしかできないけど、その分、雑用はなんでもやるから!がんばってよね!」と激励の言葉を贈り、洗い物をしに去っていく。
 いつも全力で応援してくれる彼女のありがたさを改めて感じた彼は、彼女を手伝ってから帰ることにするのであった。

全レアイベント『アタフタお手伝い』

1回目

 彩結が女友達に掃除当番を代わるよう(弟を看病するため)頼まれていると、ちょうどそこへ主人公が通りかかる。「よっ」と挨拶された彼女はニコニコで「よっ」と返すも、雑な挨拶だと少々不満げ。
 掃除当番を代わるため部活に遅れると伝える最中、話の流れで女友達の口から飛び出した「サッカー部っていいヤツが多いよね。○○(主人公)もこの前、デートに付き合ってくれたしねー」との爆弾発言に「あはは・・・そ、そっか・・・えっと、じゃあお邪魔虫は退散・・・はは・・・あはは・・・」と案の定メンタルブレイクしてしまうも、教材運びを手伝っただけという弁解とともに、一緒に掃除して早く部活へ行こうと誘われたことで、機嫌を直すどころか目を輝かせて大はしゃぎ。「というか、びっくりしたよ、もー!」「驚かせるの禁止!」と安堵混じりに膨れてみせる。
 ここでついに反応が面白いからついからかってしまったとその女友達が自供。笑いながら謝られプンスカしつつも、「弟さんがちゃんと元気になったか、明日、話してくれたら許す!」「看病ファイト!病人には桃缶がいいと思うよ!」「自分まで体調崩しちゃダメだよ!気を付けてねーっ!」と思いやりの深さを見せる彼女について、「やっぱり、あゆっていいヤツだな」としみじみ思う主人公なのであった。

2回目

 放課後の教室、主人公がモブ女子に「ねぇ、いいでしょ?付き合ってよ・・・」と話しかけられているのを目の当たりにした彩結は、「放課後の・・・教室・・・2人きり・・・見つめ合う男女・・・告、白・・・」「お邪魔、シマシタ・・・アタシに、構わず・・・ごゆっくり・・・」とまたしてもメンタルブレイク。しかし、すぐに子猫の捜索の話と判明し、「そういうことなら、喜んで―!!」と飛びつく。

 場面は変わり、住宅地。彩結と子猫を探す主人公は近くを歩いている通行人の男性と女性、どちらかに話を聞いてみることにするが……。

  • 「スーツ姿のお兄さん」を選んだ場合、男性に話しかけてみることにするが、有力な手掛かりは得られない上、男が彩結をナンパし始めてしまう。押しが強い相手を中々振り切れない彼女を主人公ががっちりガード(彩結と付き合っている場合は「オレの彼女にちょっかい出さないでください」と啖呵を切る)し、事なきを得る。
  • 「きれいなお姉さん」を選んだ場合、女性に話しかけてみることにするが、心当たりは特にないとのこと。毎朝通勤途中、朝練に励む主人公を見かけていたというその女性が、サッカーに興味が出てきたので今度試合を観に行こうと思うと言い始めたことで、彩結のヤキモチがスタート。「○○のファン・・・分かる・・・でも・・・」「あ、あはは・・・アタシ、向こうを探してるからあとは若い2人でごゆっくり~・・・」とその場から逃げ去ろうとする。

 いずれの場合でも、そこへちょうど例の子猫が通りかかり、何とか捕獲に成功。2人は無事に見つかって良かったと胸を撫で下ろす。せっかくの休みを割いて猫探しに付き合ってくれたことを感謝され、手伝いを頼まれるのは信頼の証、だからこそ自分は誰かを手伝えるのが大好きだと笑顔で語る彼女に、主人公も「人助けって結局自分のためなんだよな」と肯くのであった。

だからアタシ、誰かを手伝えるの、大好き。相手の喜ぶ顔も見られるし!

Rイベント『感情移入も楽じゃない!?』

 1回目、2回目共に、彩結と付き合っているかどうかでテキストが変化。

1回目

  • 彩結が彼女でない場合、廊下で『はるてれ』こと『キミは踊る舞踏女神(テレプシコーラ)』なる大ヒットドラマについて女友達Aと語り合う彼女を見かけた主人公は会話にお邪魔することに。男子にも人気なので観た方が良いと勧められるが、観るならサッカー中継の方が良いとやんわり拒否し、その友達Aに「・・・ほんと○○はガキよねえ。そんなことだから女友達の気持ちにも気づかないのよ」と呆れられてしまう。いきなりのぶっ込み発言に大慌ての彩結は、彼女を連れそそくさとその場を離れ、一方の残された彼は、何となく『はるてれ』のことが気になり始めるのであった。
  • 彩結が彼女の場合、『はるてれ』を薦められサッカー中継の方が良いと拒否するまでは、彼女でない場合と共通。「・・・ほんと○○はガキよねえ。どうせ彼女もいないんでしょ」と言われたことで、慌てた彩結に引っ張られAの前から離れることに。付き合っているとバレたら絶対からかわれると思って未だ周囲に打ち明けられていないことを説明され納得した主人公は、もう少し間秘密にしておくことを承諾。照れ顔の彼女を見て愛おしくなり、「今まで知らなかったあゆのことをもっと知りたい・・・あゆがハマってるドラマのこともちょっと気になってきたな」と『はるてれ』に興味を抱き始めのであった。

2回目

 廊下にて『はるてれ』最新話の話題で盛り上がる彩結とAの会話に再びお邪魔した主人公は、ドラマの真似をして彼女に壁ドンを仕掛けてみることにするが……。

  • 彩結が彼女でない場合、パニックに陥った彼女に「きゃああ、いきなり近すぎるよーっ!!心の準備が!気持ちの整理が!!」と突き飛ばされ、「○○、ごめーん!!でもムリだー、恥ずかしいーっ!!アタシにはまだ早かったー!」と逃げ去られることに。冗談でやって失敗だった、壁ドンが許されるのはフィクションの中だけのようだと後悔するのであった。
  • 彩結が彼女の場合、真っ赤になってその場にへたり込み、「これは現実でやられると刺激が強すぎるよ・・・」と一言だけ漏らす彼女の様子に照れくさくなった主人公は、「オレにもまだ早かったみたいだ」と笑みを浮かべるのであった。

告白

 校舎裏で何やらブツブツ言っている彩結を見つけた主人公が聞き耳を立ててみると……。

アタシが転んで足をくじいたとき、背負って家まで送ってくれて・・・
アタシ重いのに、平気だよって・・・
調理実習で作ったカップケーキも、おいしいよって食べてくれて・・・
あ、あれ、生焼けだったのに・・・
まずいなんて一言も言わないで・・・
翌日おなかを壊しても、怒らないで、また作ってくれ、って・・・
いつもいつも、すごくやさしくて・・・
○○といるとっ、アタシ、いつもホッとする・・・
サッカーをがんばってる姿はすごくかっこいいし、キラキラして、目が離せないし・・・
友達でいられるだけで満足だってずっと自分に言い聞かせてきたけどっ、どんどん好きになって、もう・・・
毎日、○○のことばっかり考えてる・・・だからその、す、好きです・・・

・・・ぷはあ、ダメだぁ・・・
何度練習しても緊張しちゃって・・・
こんなの、本人には言えないよ・・・

 ……そこで行われていたのは、思い出語りから始まるあまりにも長大な告白練習。情熱的な愛の語らいを耳にし、既に浮かれきった様子の彼に気づきテンパった彼女は、昨日観たドラマのセリフを真似していただけだとごまかそうとするが……。

  • 「・・・残念だ」を選んだ場合、てっきり両想いかと喜んじゃったと残念がられ、気を遣わなくていいからと自らを卑下してしまう彩結であったが、いかに彼女が魅力的かを猛烈に捲し立てられた上で改めて告白を受けたことでついに勇気を出し、フラれた結果友人関係すらも失ってしまうのに怯えてどうしても一歩踏み出せなかったのだと明かす。臆病になる気持ちはわかるが、もう友達では満足できない、彼氏になりたいんだと真っ直ぐに迫られることとなり、「アタシも・・・アタシも○○と付き合いたい。彼女に・・・して、ください」と返事。ついにカップル成立と相成るのであった。(交際スタート)
  • 「なーんだ」を選んだ場合、告白されたのかと思ってドキドキしちゃったという主人公の返事に、「そ、そんなことないって。アタシたち、友達じゃん!?」「・・・いまさら友達じゃイヤだとかいわれても、困るよね?」と友達以上の関係に進む意思があるかさりげなく尋ねてみることに。しかし、そんな意図が込められているとはつゆも知らない彼には「あゆと友達じゃなくなるのはイヤだよ」と無邪気に返され、結局ごまかしたまま別れてしまう結果に終わり、いつも失敗への恐怖が勝って一歩踏み出せないことについて自己嫌悪に陥る彩結なのであった。

デート『気持ちミルフィーユ』

1回目

 初デートは主人公の練習着を求めてショッピングへ。せっかくのデートなのにいいのかと申し訳なさげな彼に対し、サッカーをしている姿が好きなのだから問題ないと彩結は笑顔で応える。そこで同級生のカップルとバッタリ遭遇。いつも喧嘩ばかりしていた2人が付き合っていたことに驚いた彼は、彩結がキューピッド役となって彼らの関係を取り持ったことを知る。
 彼女の語る所によると、仲が悪かったから喧嘩ばかりしていたのではなく、相手のことを思い過ぎるがゆえに誤解が積み重なってすれ違いが生じていたらしく、そんな両者を見かねて仲を取り持つため奔走したとのこと。「2人とも、めちゃくちゃいい人だもん。幸せになってほしいじゃない!」と微笑む優しい笑顔に、「いつだって誰かのために一生懸命なヤツだよなあ」と感じ入る主人公なのであった。

2回目

 待ち合わせに遅れて来た彩結は、謝罪の言葉とともに、様々な不運が重なったこと、今朝の星座占いも血液型占いも運勢が最悪だったこと、このあとの降水確率も80%なことを順に述べ、今日自分と一緒にいたら主人公に迷惑がかかるかもしれないとネガティブ思考全開。励ますために何と言うべきか思案した彼の選択は……。

  • 「オレに任せろ!」を選んだ場合、運勢がどうであろうと自分が最高のデートを提供すれば問題ないと啖呵を切り、デートへ繰り出すことに。やってきたのは室内テーマパークを併設した水族館。降水確率が80%なら屋内で過ごせばいいと言う彼を、本当は他に行きたい所があるのに我慢しているのではないかと心配する彩結であったが、「オレはあゆと一緒なら、どこで遊んだって楽しいよ」と言ってもらい、とある気づきを得る。
  • 「なるようになるさ」を選んだ場合、あまり心配し過ぎるとかえって不幸を呼び込む羽目になるぞ、なるようになるさと言って励まし、ぶらぶらとデートへ繰り出すことに。すると、スイーツ店のチラシにオマケのマカロンが付いている、可愛い猫と出会う、たまたま目に入ったカフェに入店した1000組目の客としてケーキをサービスしてもらう、など大小さまざまな幸せが舞い込んでくる結果となり、彩結はとある気づきを得る。

 いずれにしても彼女は、不幸に巻き込んでしまったらどうしようと怯えてばかりいたが、そうやってビクビクするよりも思いっきり楽しんだ方がお互いにとって良いと気づいたと晴れやかな笑顔を浮かべ、主人公は、その真っ先に他人を思いやる優しさに改めて尊敬の念を抱くのであった。

3回目

 書店にて人気恋愛マンガの新刊を買い求める彩結。何でも幼馴染のサッカー部員にずっと片思いしている女子を描いた作品で、中々距離が縮まらず毎回毎回じれったかった(誰かさんによく似ているような?)のだが、前の巻でついに告白の末付き合うこととなり、その際にはついつい号泣してしまったとのこと。マンガでもドラマでもすぐ感情移入してしまうのが癖の自分にとって、想像しただけでも胸が痛くなる恋煩いの苦悩をイヤというほどてんこ盛りに描いた傑作だとセールストークは続き、主人公の食指が動き始めたと見るや、既刊75巻全冊貸してあげると畳みかける。
 両想いに至るまで75巻もかけたことに驚く彼に対し、これまで散々ハラハラさせられた分、倍の150巻分くらいは幸せな展開を見せて欲しいと彼女は深く頷き、「あそこまで付いていく気なのか。さすがだよ」と苦笑されるのであった。

4回目

 神社にやって来た2人はちょうど神前式を目撃。白無垢の花嫁と紋付袴の花婿に彩結がキレイだと見惚れる一方、主人公が抱いた感想は……。

  • 「作法が難しそう」を選んだ場合、よく見る西洋風の結婚式と勝手が違い、作法が難しそうだとコメント。大事なのは気持ちだから身構える必要はない、作法と言ってもそれは新郎新婦の幸せを願い受け継がれてきたものなのだからと熱弁を振るわれる。
  • 「和食しか出ないの?」を選んだ場合、和食しか出ないんだったら嫌だ、ケーキを食べたいとコメント。披露宴と結婚式を取り違えているとツッコまれ、「やっぱりなんか難しいな」と気後れした様子を見せる。すると、「わー、待って待って!苦手意識を持たないで~!」と慌ててストップをかけられ、幸せになりたい2人とその家族が絆を結ぶ儀式なのだから、堅苦しく考える必要はないのだと熱弁を振るわれる。

 いずれの場合にしても、「あゆ、すごい熱心だな。やっぱり女の子だし結婚式に興味があるとか?」と尋ねてみることに。「じ、自分のはまだ早いよ!!」と前置きしつつ、女だからとかは関係なく、その場にいる全員が他者の幸せを願う、まさに人と人が絆で結ばれる瞬間を目の当たりにできるからこそ結婚式が好きなのだと語る彼女の優しい笑顔に、思わず見惚れてしまう主人公なのであった。

アタシ、結婚式っていう行事が好きなんだ。
結婚する新郎新婦も、その家族も祝う人たちも、みんなが笑顔で相手の幸せを願うでしょ?
人と人が絆で結ばれる瞬間が好き。これから手を取り合って生きていくんだと思えるから・・・

5回目

 最後は公園デート。ボートを漕いで楽しむも、やけに空いていたことを不思議がる2人の前でカップルの破局劇が繰り広げられ、しまいにはフラれた男の方が、「この公園のボートに乗ったカップルは別れるって噂があったけど、ほんとだったのか・・・」と不穏な呟きを残し去って行く。
 ただの噂に過ぎないと主人公が一笑に付す一方、思い詰めた表情の彩結は、「アタシ、もっとがんばるから!」と宣言。「せっかく○○と付き合えたんだもん。別れたくないから・・・」「絶対迷惑かけないようにするからね!ウザかったら、すぐ言って。すぐ直すから!」と続け、「オレはあゆと一緒にいるだけで毎日めちゃくちゃ楽しいんだ。顔色なんて伺って欲しくない!」と一喝される。
 やっと付き合えた意中の相手に嫌われたくない、フラれたくない一心で肝心なことを見失っていたと彼女は反省し、フォローのため彼が繰り出した甘々ノロケのおかげですっかり自信を回復。

バカだなあ、嫌いになるわけないじゃないか。あゆはいつも、自分のことより相手のことばっかり考えて、マンガやドラマでも泣いたり笑ったり。片思い同士の友達がいたら、おせっかいかなーなんて気持ちはぶっちぎって全力で応援しちゃう。オレはそういうめちゃくちゃやさしいあゆが大好きなんだ!

 「このボートに乗るカップルはいつまでも長続きする」という風にジンクスを塗り替えようという提案に従い、もう一度そのボートに乗り直すことにするのであった。

あ、ありがと・・・うれしい・・・
○○が肯定してくれるから・・・アタシも自分に自信が持てるよ。
○○を好きになってよかった・・・大好き・・・

空デート

公園

 2人はのんびり歩きながら話し合うことにするが、つい部活の話をしようとしてしまい、彩結は反省。お互いの話をするよう軌道修正するのであった。

喫茶店

 いつもは外を出歩いてデートすることが多いため、向かい合って座る状況に落ち着かないという彩結は「アタシ、今、○○とデートしてるんだなって実感する・・・」と赤面。主人公も次第に照れくさくなってくるのであった。

カラオケ

 十八番のアップテンポなラブソングを熱唱する彩結を主人公がタンバリンで盛り上げる。

ゲーセン

 クレーンゲームで苦戦する彩結のためにぬいぐるみを取ってあげる主人公であった。

映画

  • 「アクション」では、主人公の観たかった映画『怒りのフューリー4D』を観ることに。大いに楽しんだ彼は、次の機会は彩結の観たい映画を観ると約束。その次は主人公の、次の次の次は、とお互い言い合い、この調子じゃ老後の予定まで埋まってしまうとニヤけると、「うん・・・それ、最高かも・・・」と彩結も赤面するのであった。
  • 「悲劇」では、重苦しい内容に登場人物全員が幸せに未来だってあったはずなのにと落ち込む彩結と、どこでどうしていたらハッピーエンドを迎えられたか延々語り合うことになるので合った。
  • 「恋愛もの」では、登場人物に感情移入しきった彩結が泣いたり喜んだりで大忙し。結ばれた映画の2人が末永く幸せに過ごすことを祈る彼女の優しさに感心する主人公なのであった。
  • 「コメディ」では、鑑賞後どちらが先に笑ったかで言い争い険悪な雰囲気になったのも束の間、結局お互い噴き出して和やかなムードになるのであった。が、恐ろしいことに彩結の評価は下がってしまう。
  • 「動物もの」では、可愛い動物の映像を堪能し、実物と触れ合いたくなったと動物園へ向かうことになるのであった。

遊園地

  • 「歩き回る」では、とりあえず歩き回ってどこへ行くか決めることにするが、一周回った結果、友達グループで来ていた今までと違い今日は2人きりなので、もっと寄り添って歩きたいと彩結が言い出したため、結局もう一周園内を回ることにするのであった。
  • 「ジェットコースター」では、2人で何度も乗り直してジェットコースターを大いに楽しむ。
  • 「観覧車」では、静かな密閉空間に2人きりということで張り詰めた空気に。ここで彼女の発した「うん・・・いつもと違う感じ。でもちょっとうれしい、かも」という言葉に主人公も照れ始めてしまい、「えへへ・・・」「へへへ・・・」「えへへへへ・・・」とお互いにやけ合うのであった。
  • 「シューティング」では、彩結にダブルスコアで勝ってしまい、シューティングは苦手じゃないのに、体調でも悪いのかと心配する主人公であったが、2人乗りのカートで動くたびに肩が触れ合うのが気になって集中できなかったと頬を染めつつ答える彼女の様子に、「あゆのこういう反応、可愛いんだよなあ」と思わず顔がほころんでしまうのであった。
  • 「ホラーハウス」では、嫌がる彩結を無理やりホラーハウスへ連れて行くことに。「・・・もー!すっごく怖かったーっ!!○○のバカバカ!」とポカポカ殴りつけられても、「あはは、効かないなー」とニヤニヤ。「へらへらするの、禁止ー!」とさらに殴りつけられても、「あははは、全然効かないなー」とニヤニヤからかって、涙目の彼女を堪能する主人公なのであった。

  • 夏以外に行った場合、浜辺に落ちていた青い透き通った物体を見て宝石かと驚いた主人公は恐らくシーグラスと彩結に教えられ落胆。じゃあいらないかと捨て置こうとするも、「いるーっ!○○がくれるなら、なんでも宝物だよ!」と彼女が欲しがったため渡すことに。「今日の記念に大事にする。ありがとう、○○・・・」と大喜びされ、「いつか本物を渡せたら・・・」と思うのであった。
  • 夏に行った場合、泳ぐぞとはしゃぐ主人公は、イマイチ元気がない彩結を、去年友達グループで来たときは大はしゃぎだったのにと心配。去年は友達同士だったが、今年は恋人同士だから緊張しているという彼女から「(水着が)似合わなくても笑わないでね?絶対だよ!?」と念を押された彼は、「むしろ楽しみだ!」と煽り立てつつ、「今年はいろんなことが1つ1つ新鮮だ。ワクワクするなあ」とニヤけるのであった。

七夕

お願い前

 せっかくの願い事を「○○が健康でケガもなく、サッカーでプロになって100歳まで生きますように」と主人公に関するお願いで埋め尽くした彩結は、「1人で100歳まで生きたって寂しいだろ。一緒に歳をとろうよ」と彼に言われ、「うん、アタシもそうしたい・・・」と赤面。共に末永く添い遂げる約束を交わす。

願い事

  • 「サッカーがうまくなりたい」を選んだ場合、本当に上手くなった気がすると言い出した主人公に対し、「いいねー!それ、気のせいじゃなくて、絶対に叶うよ!」と彩結は笑顔で応じる。
  • 「健康に過ごしたい」を選んだ場合、本当に体が軽くなった気がすると言い出した主人公に対し、「いいね!帰りは走って帰る?」と彩結は笑顔で応じる。
  • 「あゆと仲良くなりたい」を選んだ場合、「も、もう・・・!そんなこと改めて願わなくても・・・アタシはずっと○○一筋なんだから」と彼女が再び赤面するのを受けた主人公は、「あゆがまっすぐに気持ちを返してくれるのがうれしいよ」と内心呟きつつ微笑む。

夜空に見えたのは……

  • 流星群を見た場合、海皇山高校限定で追加テキストが発生。
    • 海皇山高校以外の場合、「キレイ・・・アタシ、この空を絶対忘れない!」と絶景を喜ぶ彩結を眺め、主人公は「すごくまぶしい笑顔だ。最高の七夕になったな」と笑うのであった。
    • 海皇山高校の場合、上記のやりとりに加えてさらに会話が続くことに。これまで主人公と見てきた思い出深い光景を次々に挙げ、これからも忘れられない思い出を一緒に作って欲しいと半ばプロポーズのような言葉を口にする彩結に対し、「キツいときも苦しいときも、あゆがいたらがんばれるから」これからもそばにいて欲しいと彼も半ばプロポーズするかのように応じ、お互い照れくさくなりながら手を握りしめ合うのであった。

キレイ・・・アタシ、この空を絶対忘れない!

中学のサッカー合宿で見た、海ほたるで光ってた海とか、遠征試合の帰りに偶然見た虹の根元とか・・・
中2の部活で、走りこみのときに一緒に見た、ピンクグレープフルーツみたいなキレイな夕焼けも・・・

○○と一緒にいて、覚えておきたいと思った景色!まだまだ、たくさんあるよ。
○○と一緒だと大切な記憶がどんどん増えるんだ。自分でも不思議なくらい・・・
ふ、ふつつかものだけどこれからも忘れられない思い出、一緒に作ってクダサイ、ネ・・・

もう・・・○○のバカ。
大変なときも、うれしいときも・・・一緒にいさせてね!

  • 天の川を見た場合、「○○と一緒だから、こんなキレイに見えるのかな」と目を輝かせて天の川に見入る彩結を眺め、「そんなことを言うあゆの方が・・・」と口に出しかけるも、流石にクサすぎると思い留まる主人公なのであった。
  • 流れ星を見た場合、願い事を3回唱える前に消えてしまったからもう1回星が流れるまで待ちたいと言う彩結に対して、「無理しなくていいのに」と苦笑しつつも、「でも、オレももう少し一緒にいたいかも」と返す主人公なのであった。
  • 凶星を見た場合、主人公は彩結にショックを与えないよう黙っておくことにするのであった。

夏祭り

 昨年友達グループで来た時よりも盛況している会場の雰囲気に興奮した2人は、祭りに来ればまず行くことにしているというヨーヨー釣りへ。次いで射的、タコ焼き、りんご飴と一通り楽しみ、小休憩。満足感に浸っていると、「あれからもう1年たつんだね・・・」と彩結が感慨深げに呟き始め、去年来た時は主人公の隣に立っているだけで緊張が凄まじかったこと、帰り道告白しようと思ったが勇気が出なくて諦めたこと、だからこそ今年、主人公と恋人同士で来れて夢のような気持ちだということを語る。
 そして、「夢なもんか!これからは友達だったときより、もっといろんなところに行くぞ!」「手始めに、去年は出店していなかった屋台を回ろうか」と彼に応えてもらい、"恋人の自分たち"しか知らない場所で思い出を作ることができるのだと目を輝かせるのであった。

あれからもう1年たつんだね・・・

えへへ、ちょっと去年のことを思い出しちゃって・・・
去年は友達みんなでお祭りに来たでしょ。

うん。すごく楽しかったけど、アタシ、ずっと緊張してた。
隣に○○がいるだけで、心臓の音、うるさくて・・・聞こえちゃわないか、気になって。
去年のお祭りの帰り道・・・本当は告白しようとしたんだよ。
勇気が出なくて、言えなかったけど・・・
だから今年、○○と付き合えて、すっごくうれしいの。夢みたい!

学園祭

 主人公が女性に道案内をしていると、それをちょうどシフトが空いて彼を探しに来た彩結が目撃。例によってイチャついていると早とちり&嫉妬し、トボトボと退散しようとする。

○○が・・・キレイな人と・・・いちゃラブ・・・
見ちゃいけないシーンを・・・見てしまった・・・
グッバイ、アタシの青春・・・

 しかし、道案内を終えた彼からタコ焼きを食べようと誘われたことでアッサリ機嫌を直し、誤解も解消。タコ焼きを楽しんだ後、彼女のクラスが出展しているプラネタリウムを楽しむことになる。

彩結が彼女でない場合

 豆電球で再現された満天の星空に感動する主人公に、サッカーボールに見立てた星座を紛れ込ませたことを語る彩結。サッカー部が空の星のように頂点を極めるよう願いを込めたと意図を説明すると、「あゆこそ、いつもオレたちみんなを見守ってくれる月みたいだよ」と彼から称えられるのであった。

彩結が彼女の場合

 豆電球で再現された満天の星空に感動する主人公に、実はこっそり彼に見立てた星座(!?)を紛れ込ませたことを語る彩結。「○○はいつもアタシを照らしてくれる一等星だから・・・」「なーんて、ちょっとクサかったかな。あはは!」と恋の熱に浮かされているとしか言いようのない言葉で愛を囁き、「あゆこそ、いつも明るくオレを見守ってくれる月みたいだよ」とこれまた恋の熱に浮かされたような返事をもらうのであった。

エピローグ

 屋上で待つ主人公の許へ現れ、約束の時間に遅れたことを詫びた彩結は、友人の告白をフラッシュモブで盛り上げてきたのだとワケを説明(入念な下調べにより両想いだとわかった上でやっているとのこと)。試みは無事成功に終わり、自分まで嬉しくなって泣いてしまったといい、「他人のことにそこまで全力になるのがあゆらしいよ」と感心される。
 さらに続けて、主人公といることで、好きな人と共に過ごす幸せに際限はないと気付いたので、他人のそういった気持ちを応援するため、ウエディングプランナーを目指すことに決めたと宣言。初めは主人公のサッカー選手人生をサポートする職業に就こうと考えていたが、彼との交際を通じて「一緒に歩いていきたいからこそ、自分をちゃんと大事にする」ことが大切だと気付いたとも語り、対等なパートナーとして支え合っていく覚悟を述べる。そして、「オレがオレらしく、あゆがあゆらしくいられたら、オレたちは変わらないと思う。これからもよろしくな!」と改めて挨拶され、「うん!末永くよろしくね!」と目を輝かせるのであった。

アタシ、○○といて気づいたの。幸せな気持ちに限界はないんだって。
友達になれてうれしくて、彼女になれて、もっとうれしくて、付き合ってからはずっと幸せで・・・
他の人も、そうだと思うの。だからアタシ、将来はそういう気持ちを応援したいんだ。

うん、ウエディングプランナー!幸せの形は1つじゃないけど、アタシにとってはそれが一番だから!

ユニフォームバージョン

みんなを笑顔で応援するマネージャー。いつも元気に駆け回っているが、偶然好きな相手のユニフォームを手にしたことから、秘めた恋心がうずいている。想いをこめて、一途にトーキック!
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより引用)

ユニークボーナス:キミとお揃い

 第3回パワサカ人気投票女性キャラ部門を制したことでゲット。"出来心"で主人公のユニフォームを拝借するアブない恋心を垣間見せる。

別Verイベント『まるっと包んで』

 部の洗濯物中に主人公のユニフォームを発見した彩結は、誘惑に抗いきることができず、周囲に誰もいないのを確認した上で、それを着用想い人の汗を幾度となく吸ってきた衣服にくるまり、改めて彼への恋慕を強くしていると、洗濯を手伝いにやってきた本人と鉢合わせしてしまう事態に。そこで彼女がとった行動は……。

え、えへへ・・・ちょっとだけ・・・
わぁ、ぶかぶかだあ・・・
そんなに大柄じゃないのに、やっぱりアタシとは全然違うなあ。
でも、そうだよね。いっぱい練習して、たくさん鍛えて、グラウンドを走り回ってるんだもん。
相手とぶつかって何度も吹っ飛ばされて、それでも立ち上がって、また泥まみれになって・・・
○○のいろんな思いが詰まってる・・・ほんと、すごいなあ。
アタシ、そういうところが好・・・

彩結が彼女でない場合

 動揺した彼女はアレという言葉を多用してその場をごまかし、障害物にぶつかりつつそそくさと退散。ユニフォームを着ていかれ困惑しつつも、「・・・でもちょっと可愛かったな。ぶかぶかのユニフォーム着たあゆ」とニヤける主人公なのであった。

○○!?
いいい、いつから!?
いつからそこにいた!?

そ、そっかー!?よかったーっ!
えっとあのアレだよ!?
これはそういうアレじゃないからね!
ちょっとしたアレなだけだから!
ただそっちのアレだったから、ついアレだなーっって思って、そのアレ!

つまり○○は全然、まったく、露ほども気にすることはないというアレ!
あああ、アタシは行くね!?やることたくさんあるからさ!
いや、負担とかじゃないけどね!
○○も水分補給はちゃんとしてね。ストレッチとかもね!
健康第一!無病息災ーっ!

彩結が彼女の場合

 「やーい、あゆのエッチー」とからかわれてしまった彼女は、ユニフォームを着てみることで主人公の見ている世界を覗くことができるのではと思い、つい出来心でやってしまったのだと白状。「バカだな、いつだってあゆはオレと同じものを見てるよ」「オレはあゆの応援があるからいつもめちゃくちゃがんばれる!キツくても立ち上がり続けられるんだ」「オレたちは一緒に戦ってるよ。だからかな、ユニフォーム姿のあゆもなんだか、しっくりくる気がする」と言ってもらって、目を輝かせて喜び、「これからも○○に力を貸せるよう、がんばるよ!」と宣言する。
 が、この期に及んで恋人が自分の服に身を包んでいる、あるいは自分が恋人の服にくるまっているシチュエーションに2人とも照れくさくなってしまい、「・・・えへへ」「へへへ・・・」「えへへへへ・・・」とお互いにやけ合うのであった。

○○ー!?いつからいたの!?

いやああーっ、冷静に指摘しないでー!
これはアレだから!ただの出来心だから!!
○○のユニなんだよ!?いつも人一倍がんばって、夢に向かって全力で走ってる○○の!
どこを見てるのか、何を考えてるのか、少しでも知りたくて・・・
こうしたら少しは分かるかなって。
○○の見てる世界・・・アタシも垣間見てみたいから、だからその、出来心・・・

デート『気持ちミルフィーユ』

5回目

 せっかくの遊園地デートにもかかわらず、最近のスランプを引きずった主人公は上の空。帰り道ついでに学校へ寄ると、思い詰めた表情でグラウンドを凝視、話しかけられても作り笑いでごまかそうとする。
 ついに彼の様子がおかしいことに斬り込み始めた彩結は、ここ最近の不調を気に病んでいるのだと指摘。何とか励まそうとするが、「そ、そんなことないぞー。ちょっと、何をやってもうまく行かない気がするだけで、オレは元気だってー」「大体しつこいぞー。オレのことはほっといてくれよー」と素直になれない彼から突き放されてしまい、「○○がそんなに強情なら、アタシだって・・・」とどこかへ去っていく。

 1人になった主人公が「オレ、ダメだな・・・本当はあゆの言うとおりだったのに。最近スランプで自信が持てなくて・・・」と自らの言行を悔やんでいると、ユニフォームを着込んだ彼女が登場し、勝負を挑まれる展開に。「無茶してケガしたらどうするんだよ」と心配され、実力を見せてやると息巻く彩結だったが、案の定不甲斐ないリフティングを連発。そのやけに必死な姿を見て「これってアレだよな?オレに喝を入れるつもりで・・・」と察した彼の目には再び闘志の火が灯り始め……。

  • 失敗パターンの場合、スランプなどすぐに克服してやると宣言。その言葉に満足した彼女から「○○はそうやって燃えてるのが一番似合うよ!」「練習ならアタシも手伝うからね」とボールを蹴って寄越されるも、それはあらぬ方向へ。取りに行こうとすると、付いて来ると言われ、手をつないで2人夜のグラウンドを闊歩することになるのであった。
  • 成功パターンの場合、ボールを奪取し、躍起になって向かってくる彼女を翻弄。結局奪い返されることのないまま決着がつき、おかげで目が覚めた、こんな所でくよくよしている場合ではないと吹っ切れた様子を見せる。「うん、○○はやっぱりめらめら燃えてるのが似合うよ」「あんまり思いつめないでね。どんなときも、サッカーは○○の隣にいるよ」と励まされ、頑張ると約束するとともに、どんな時も隣で見守ってくれる彼女の存在に「いつもありがとう。これからもよろしくな」と改めて感謝。「もちろんだよ、○○!ずっと応援し続けるんだから!」と愛情のこもったメッセージで応じてもらうのであった。

エピローグ

 屋上で待つ主人公の許へ現れ、約束の時間に遅れたことを詫びた彩結は、ユニフォームを1着もらえないかと依頼。もちろん不思議がられ、学ランの第2ボタンをもらうのは心臓に一番近いからというが、ユニフォームにはそれ以上に多くの鼓動が刻まれてきたはず主人公の高校生活がギッシリ詰まった衣服だからこそ、大切な思い出として自分も持っておきたいのだと説明し、快く分けてもらう。
 早速着替えたユニフォーム姿を「じゃーん!どう!?」とお披露目すると、「大げさだなあ。服の貸し借りなんてこれから何回だってできるだろ」と言われることとなり、「これから何回も・・・」「そっか、ずっと一緒にいられたら、何回もできるんだ・・・」と2人のこれからに思いを馳せ赤面。何なら365日ペアルックでいることすら可能だという冗談には、それは周囲の目が気になるとツッコみつつ、「でも、そう言ってくれるのがすごくうれしい・・・ずっと、末永くよろしくね!」と目を輝かせて共に寄り添い歩む未来を思い描くのであった。

学園アイドルバージョン

みんなを笑顔で応援するマネージャー。なんと今回は学園のアイドルに大変身!かわいい衣装を身にまとい、キラキラ輝く笑顔でみんなを夢中にさせるが、彼女の瞳に映るのはただ一人・・・
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより引用)

ユニークボーナス:キミだけのアイドル!

 自らも高いポテンシャルを有しているにもかかわらず、常に一歩引いてサポート役を引き受けていた彩結が、地域で評判の学園アイドルという形で主役を張ることになる別バージョン。

別Verイベント『ときめき☆アイドル』

 練習の合間、休憩に水分を補給しようとした主人公は、いつもの場所にウォータージャグがないことに気づく。そこへ、華やかな衣装に身を包んだ彩結が駆けつけ、慌てて水を差し出す。

  • 既にデート5回目を見ていない場合、呆気に取られて「一瞬誰だかわからなかったよ」と漏らす彼に、オープンスクールの出し物でアイドル的なパフォーマンスをすることになったので、時間ギリギリまでその練習をしていたのだと説明。「衣装のせいかな・・・本物のアイドルみたいで、ドキドキする・・・」と思わしめるまで主人公を魅了してしまう。
  • 既にデート5回目を見ている場合、商店街のイベントで来ていた服をなんでまた着ているのかと尋ねられ、そのパフォーマンスが好評だったおかげで学校でもやることになったので、時間ギリギリまでその練習をしていたのだと説明。「前に一度見ているとはいえ、この格好のあゆにマネージャーをされると、なんだかドキドキする・・・」と思わしめるまで主人公を魅了してしまう。

 いずれの場合にせよ、そんなことはつゆも知らず、目を合わせようとすると逸らされることに気づいた彼女は、「やっぱりヘンかな・・・」「あはは、ヘンだよね、アタシなんかがこんな格好・・・」と自虐混じりに着替えに向かおうとしてしまう。そこで、あまりにも似合っていて可愛いせいで気後れしてしまったのだと慌てて打ち明けられ、すっかり自信を回復。「そ、そっか・・・ありがとう、○○。えへへ、アタシ、がんばるよ!」と宣言してみせるのであった。

デート『気持ちミルフィーユ』

5回目

 地元商店街のイベントでアイドル的なパフォーマンスをすることになったと彩結から告げられ、いつも支えてもらっている分、お返しに皆で応援に行くと張り切る主人公であったが、「みんなじゃなくて・・・○○に観てほしくて。だ、ダメ、かな?」といじらしくリクエストされ「ダメなもんか!」とデレデレ。最前列での観覧を約束する。
 数日後迎えた本番、会場は大混雑で、苛立った観客同士が小競り合いを始めるなど混沌とした様相を呈するが、普段のテンパり具合からは想像できない落ち着きっぷりを見せる彩結の声かけでアッサリ秩序を取り戻し、パフォーマンス開始が刻一刻と近づいてくる。そんな中、約束を果たさんと最前列を目指す主人公は、サッカーの要領で人混みを掻き分けていこうとするが……。

みんな〜、ちょっとアタシの話聞いてくれないかな。せっかくのイベントなんだから、ケンカなんかしちゃダメだよ。
これだけ人が多いから、足を踏まれちゃったりすることもあるかもしれないけど・・・きっとわざとじゃないはずだよ。
お互いに気遣いを忘れずに、一緒にアタシたちを応援してね!

  • 失敗パターンでは、人混みに遮られ、最前列到達を断念。失意に沈みながらも、オタク達の一糸乱れぬ応援に混ざり、楽しく観覧を終える。終了後、楽屋にて彼女を労いつつ約束を果たせなかったことを詫び、もっと間近で観たかったと悔やんでみせると、「ううん、いいよ。○○が一生懸命応援してくれたのは見えてたもん」「それぐらい、いつだって見せてあげるよ。だってアタシは○○のアイドルだもん!」と愛情のこもったフォローをしてくれるのであった。
  • 成功パターンでは、人混みを上手く掻き分けていき、最前列へ到達。約束を完遂するため、人波に流されまいと踏ん張り続けていると、ステージ上の彩結とガッツリ目が合っていることに気づく。そして彼女の口から飛び出たのが「だいすきだよっ☆」の言葉。自分に言ってくれたのかと驚くも、我こそが「だいすき」と言われた張本人だと周囲の観客がはしゃいでいるのを聞き付け、考えることは同じかと苦笑を浮かべる。終了後、楽屋で彼女をねぎらい、約束通り最前列にいてくれて心強かったと感謝された直後、単刀直入に「だいすきだよっ☆」の意図について尋ねると、「もちろん、○○へだよ。アタシは○○だけのアイドルだもん!」と赤面しながらの返事が。喜びと共に、「あゆはオレだけのアイドルだ!」と愛おしさを噛み締める主人公なのであった。

エピローグ

 屋上で待つ主人公の許へ現れ、約束の時間に遅れたことを詫びた彩結は、アツいリクエストに応えて最後のアイドルパフォーマンスをしてきたと報告。自分も観たかったと言われ、「○○になら、いつだって見せてあげるよ」と顔を赤らめる。
 そして、「オレ、あゆのパフォーマンス観るの好きなんだよ」という言葉をきっかけに、初めは主人公とサッカー部の応援を優先したいと思っていたのでオファーを引き受けるか迷ったが、アイドル活動を通じ、頑張る姿を見せて励まし合うことの良さに気づいたと語り始め、「これからも、アタシは○○を応援してるし・・・○○だけのアイドルなんだから!」と宣言。それに「オレもあゆだけのアイドルになるぞ!」と反射的に応じた主人公が、アイドルでいいのかと首を捻るのを受け、どちらかと言えばヒーローのような存在だと自らの主人公観を告白、大いに喜ばれるのであった。

○○はアイドルっていうよりも・・・
アタシのヒーロー、って感じかな。
あはは、何言ってるんだろ・・・恥ずかしいな・・・

コンボイベント

『キラキラ輝け!』

 加賀美愛華とのコンボイベント。
 自信に満ちていてキラキラ輝いているその在り方を手本にしたいと彩結に迫られ、その必要はないと考えた加賀美は、主人公に意見を求めることにするが……。

  • 「加賀美をマネしたら?」を選んだ場合、主人公は彩結の背中を押すことに。すると、翌日現れた彩結は、加賀美顔負けのアルファベット略語(例:紅白戦=K・S、マジ気合い入れる=M・K・I)を連発。「あゆセンパイってば努力家だからおぼえが良いんだよね♪」「ううん、愛華ちゃんの教え方がいいんだよ!」と師弟で絶賛し合うも、よりにもよって略語を取り入れたのか、とツッコまれてしまうのであった。
  • 「そのままでいい」を選んだ場合、まっすぐで素直で、いつも笑顔で明るいそのままの彩結がいいと主人公は主張することに。努力家で、悩んでいる人と一緒になって悩んであげる優しさも備えていると応じた加賀美に、当事者より落ち込んでるように思えるくらい人の気持ちに寄り添うこともできる、と付け加え、「つまり、あゆはありのままが一番ステキってことだよ」とトドメの一言で彩結をメロメロに。話の落とし所も見えてきたところで、加賀美の提案により、駅前に新しく出来たクレープ屋に行くことにする3人なのであった。

その他

勧誘イベント(天空中央高校編)

 親身になって友人の買い物に付き合う彩結を街中で見かけた主人公は、「なんか明るくて、親切な子だな。あの子なら、話を聞いてくれるかも」と彼女をロックオン。エンジェルへの勧誘をナンパと勘違いされ一度は断られるが、熱意を持った説明を加え懐柔に成功。予想外にアッサリ警戒心を解くことができたため、「ちょろ・・・いや、ありがたいけど」との感想を抱くのであった。

新規作成日: 2020/10/17 14:40
最終更新日: 2023/01/03 02:30
最終更新者: 匿名ユーザ
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