概要

パワメジャ2009におけるサクセスモードの主人公。
特に記述がない限り、日本から渡米してきた20歳のマイナーリーガーである（ただし、年齢が開示されるのは彼女候補のイベント）が、前歴がそれぞれ異なる。

ゴールデンアップルズ編

幼なじみの海空大地と張り合ってきたが、高校でプロに指名されなかった。
このままでは大地に勝てないと感じたため、国内の大学には行かず一人渡米し、2年を経てAAAのゴールデンアップルズに入団した。
国外でのプロ実績もコネもなしに、身一つでアメリカ球界に飛び込んでわずか2年でAAAに入るという偉業を達成したが、その割にゲーム開始時の所有経験点は一番低い。

ギガンテス編

高校ではプロ入りできず、株式会社パワフル（と思われる会社）の高卒社会人として野球に励んでいたが、エアメールによってAAAのギガンテスへ招かれる。
実力ではなく占いの結果であることに落胆するが、同僚のジョナサン・ダイアモンドと張り合った末に1年で昇格出来なければ引退とタンカを切るハメになった。

グァヴァストロベリーズ編

気がつくと砂浜に流れ着いており、野球以外の記憶を失っていて前歴不明。自分の名前さえあやふや。しかしどういうわけか英語は問題なく話せる。
AAAのグァヴァストロベリーズにテスト入団を果たすが、そこで監督兼GMから「3人メジャーリーガーを出さないと呪われる」と言われてしまい、自分の練習ももちろんだが有望な選手を育てる手伝いをさせられることになる。

彼の過去は時折見る断片的な夢という形でしか語られない。10歳までアメリカで育ち日本でプロを目指したが、チームメイトの大変な不祥事で日本球界に居場所をなくし、一人アメリカへ渡ったものの海辺で事故に遭い記憶を失ったようである。
その事故は偶然知り合ったジュリア・キッドマンが崖から落ちそうになり、彼女を助けようとして起こったものであることが、ジュリアを攻略すると発覚する。その時主人公自身も一時的に記憶を取り戻すが、攻略の進め方によっては再び失ってしまう。

エピローグは最終的に記憶が戻らず、自称身内が173人も名乗り出るが過去への未練を捨て去るパターンと、最終的に記憶を取り戻すが、家族は名乗り出ず自身も「世の中には忘れた方が良いこともある」と沈黙を貫くパターンに分かれる。過去の不祥事のためか、それとも一人渡米したためかは分からないが、家族とも縁切り状態なのかもしれない。
どのみち彼の過去について詳細は明らかにならない。

モンモンモンキーズ編

高校時代は応援係、大学時代は球拾いであり、日本では全く活躍できなかった無名の選手。ダメ元で受けたAAAのテストに合格するが、そこは解散寸前のゴタゴタで寄せ集め軍団となっているモンモンモンキーズであった。チームメイトとは会話が通じず、練習もまともにできない状況で、ひたすらリーグ戦を戦うことになる。
モンキーズ編のみ推定22歳以上である。

ギャラクシーシャークス編

NPB所属の元プロ。日本一の選手になるために年俸全額寄付を宣言したところ、AAAのギャラクシーシャークスからオファーがあり、AAAとしては破格の条件で契約を結ぶ。だが同時に契約金を全額寄付させられることになり事実上タダ働き。

関連人物

後藤、滝川

グァヴァストロベリーズ編における、主人公の日本時代のチームメイトらしき人物。主人公の夢の中で名前が登場。
会話に出るのは後藤のみであり、滝川が「大変なこと」をしたと主人公に伝えに来る。その詳細は不明だが、主人公たちは日本で野球ができなくなってしまった。