しるふ
識布

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登場作品 実況パワフルサッカー
登場シナリオ 紋星高校編
所属 紋星高校
ポジション マネージャー(紋星高校ではモンスター一族の長、表向きは理事長)
利き手/足
誕生日 5月29日

概要

モンスターを統べる一族の現当主で紋星高校の理事長。
人間社会との協調に心を砕く平和主義者。
(パワサカ公式Twitter掲載の設定画キャプションより)

 紋星高校の理事長兼サッカー部マネージャー。モンスター族全体の長でもある。
 白い体毛にライトブルーの瞳を持ち、「ファンタジー映画のお姫様みたい」と評される常人離れした美貌を誇る。身に付けているのは蝶の髪飾りに薄い水色と白のワンピースドレスとこれまた透明感と気品に溢れている。
 きりんとは疑似的な母子関係を築いており、歯磨きなど身の回りの世話をしてあげている。後述するエピソードからわかる通り母性原理の強烈な体現者であり、包容を志向する性質ゆえ嫉妬深い面がある。

 モチーフは言わずと知れた風の精霊シルフ。火のサラマンダー、水のウンディーネ、土のノームと並んで四大元素を司る精霊としてパラケルススにより存在を提唱された。詳しくはこちら

 第4回パワサカ人気投票の女性部門で1位を獲得し、ハロウィンバージョンが実装された。

モンスター族の長

 紋星高校の理事長とモンスター族の長の地位を亡き祖父から継いでおり、長の守護者を代々務めてきたドラゴン族出身の度羅言からはお嬢と呼ばれ慕われている。
 ソーマの枯渇によりモンスター人口が減少の一途を辿っているため、やむなく紋星高校への人間の入学を許可することにし、手始めに征佳第一から主人公を受け入れた。
 長というだけあってモンスターの中でも屈指の強大な魔力を持ち、感情次第で無意識に天候を左右してしまったりするが、そのように制御不能な状態に陥ることはごく稀で、ソーマを捧げてサッカー部のチームメイトを召喚したり、風を自在に操って情報の伝達・収集に利用したりと普段はうまく力を役立てている。精神力も並外れており、木芽等らが屈してしまうような精神操作にも全く動じない。

 一族を守り、正しい方向へ導かねばならない、と長としての責任を強く感じており、自分のことも厳しく律せんとしている。そしてその矜持が彼女を悲劇的な結末へ向かわせることも……。それでも決して怒りには囚われず一族全体への深い愛情を貫き通す。

シットの精

 イベキャラとしてセットすると彼女にすることが可能。紋星高校の場合、色恋沙汰には距離を置いていたが、長としての責務を言い訳に主人公への恋心から目を背けていただけであると認め、彼と付き合い始めることになる。

 彼女となった識布は、高貴で可憐かつ聡明で従順な普段の姿とは裏腹にとても独占欲が強く、嫉妬深い一面を見せることになる。

  • 初デートで主人公は親切心から識布そっちのけで道に迷った女性を案内、自分以外の女性が彼に優しくされていることに嫉妬。(デート1回目)
  • 公園デートの最中、主人公に懐いてきた野良猫に嫉妬。猫の鳴き真似をして張り合い出す。(デート3回目)
  • 学園祭で主人公が他の女子とフォークダンスしているのに嫉妬。ただならぬ気配を主人公は察知することになる。(学園祭)
  • 女性にチヤホヤ囲まれて主人公がデレデレするのに嫉妬。(ゲーセン空デートやハロウィン版デート5回目)
  • 樹輪のエピローグに風を介して乱入。「これはどういうことですか?」と主人公を問い質し、大一番△を寄越す。(樹輪との二股時エピローグ)

 本人は張り付いたような笑顔を浮かべて体裁を取り繕っているものの、空模様を見れば機嫌が悪いのは一目瞭然。雨雲が押し寄せ、ゴロゴロと雷の気配さえし始める。
 置かれた地位や境遇もあってか責任感が強い彼女は理想のあるべき姿を追い求めて「はしたない」などとこれら本来の自分を抑え込もうとしがちであったが、主人公の交際を通じて肯定できる、というより開き直るようになっていく。

風の精

 普段の出で立ちはあくまで世を忍ぶ仮の姿。真の姿を別に持っており、自分の意志で自在に変化できる。人間体のままでは持てる力を出し切ることが出来ないらしく、風の精としての能力を十二分に発揮せんとする際には変身する。
 真の姿を主人公に見られることを恐れており、隠し事をしていることへの後ろめたさを感じつつも中々一歩踏み出せず、葛藤を続けている。

 そんな彼女も主人公とデートを重ねるうちに決心を固め、デートを完走した場合エピローグにてついに真の姿を見せ、彼に受け容れてもらう。そして、大切な人にのみ告げるという真名も……。

イベキャラ

通常バージョン

静かながら意志の強さを秘めた瞳に高貴な雰囲気を漂わせるマネージャー。鋭くこちらの意図を言い当てては、「風の噂で聞きました」とはぐらかす。実は結構なヤキモチ焼きらしい。
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより引用)

ユニークボーナス:風と共に

自己紹介

 大荷物をテキパキと片付ける識布を見かけた主人公は彼女に手を貸す。噂通り気遣いのできる素敵な人だと褒められて噂になっているのかと喜ぶが、風の噂で聞いたのだと付け加えられ、それではアテにならないと微妙な気持ちになる。
 本当に風に聞いたのだと言う彼女に、主人公はその真意を尋ねるが、秘密だとはぐらかされ、しっかり者だがミステリアスなところもある不思議な子だと内心呟く。

全レアイベント『識布のエール』

1回目

 遠くに落ちているスクイズボトルを持って来てもらおうと主人公はその近くのモブに声を掛けるが、届かない。

  • 「走って取ってくる」の選択肢では、埒が明かないと主人公が自分で走って取ってくることにする。識布は練習で疲れているだろうし自分が声を掛けてみると言うが、彼女の控え目な声量では無理だと彼は聞き入れない。ものすごいスピードでボトルを取ってきた彼を識布は風よりも速いと称える。(イベント終了)
  • 「識布に呼んでもらう」の選択肢では、主人公は識布に任せてみることにする。彼女は囁くように声を掛け、その声量では届かないだろうと彼はツッコむが、なんと届いたようで、モブがボトルを持ってきてくれる。不思議がる主人公に、どんなに小さな声も風にさえ乗れば試合中だろうと届けることができると言い、次の試合でエールを届けてみせると識布は約束する。

2回目

 迎えた練習試合、1点リードで有利に進めるも、主人公の疲労はピークに達しようとしていた。そんな彼の下へルーズボールが転がり込み、彼は追い付けるかどうか微妙なところだと考える。そこに「諦めないで。あなたならきっとできる・・・」と識布のエールが風に乗って届き、主人公は闘志を燃やす。

  • 「ボールに向かって走る」の選択肢では、体が軽くなった彼は猛ダッシュで見事ボールに追い付く。試合後、声を聞いた途端体が軽くなってまるで風に乗ってるようだったと識布に感謝の言葉を述べると、「・・・おかしいですね。プレーに影響するような風は吹かせていなかったのですが・・・」と彼女は怪訝に思うが、すぐに気を取り直して主人公の走りに勇気をもらえたと彼を褒める。
  • 「どっしり待ち構える」の選択肢では、落ち着いて対処し、試合後識布が応援してくれたおかげで落ち着くことができたと彼女に感謝する。

Rイベント『風の便り』

 部の買い出しに出かける主人公と識布。彼女は子供の泣き声が聞こえたと走り出し、何も聞こえなかった主人公は呆気に取られる。彼が追い付くと識布は迷子の男の子を連れており、母親を探すと言ったそばから目を閉じて黙り込んでしまう。

  • 「黙って見守る」の選択肢では、主人公は彼女にも何か考えがあるのだろうと信じて待つことにする。しばらくすると彼女は母親の居場所がわかったらしく、「さあ、行きましょう。お母さんも、ずいぶん心配しているようですよ」と迷子を案内し、無事親子は再会。どうやって突き止めたんだと尋ねられ、「風の便りに聞きました」と答える。
  • 「子供と遊ぶ」の選択肢では、男の子の不安を解消させてあげようとおもちゃ屋に連れて行き、童心に帰って彼と戯れる。そうこうしているうちに迷子呼び出しのアナウンスで主人公と男の子の名前が読まれ、呼ばれた先で男の子は母親と、主人公は識布と再会。彼は手がかりのない状況からよく母親を探し当てたなと感心しつつも、自分も迷子扱いすることはないじゃないかと不満を言い、識布は「そのほうが確実でしょう?」とイタズラっぽく笑う。

告白

紋星高校

 片付けの最中、足を滑らせた彼女を主人公が受け止める。密着状態に胸の高鳴りが収まらない彼だったが、識布も同じだったようで、主人公から自分のと同じドキドキが聞こえると顔を赤らめ、急いで彼から離れてしまう。彼女を追いかけた主人公は同じドキドキがするということは気持ちが通じ合ってるのかもしれないと色めき立つが……。

  • 「勢いで告白!」の選択肢では、意を決した主人公が「オレ、識布のことが好きだ!付き合ってほしい!」と直球に告白、識布は自分が長の立場を言い訳に主人公への気持ちから目を逸らしていたことに気付き、自らの抱えていた葛藤を洗いざらい独白。そして、もう迷わないと彼女の方からも告白してくれる。もう既に重さの片鱗を覗かせているような……。

好き・・・!?
じゃあ、さっきのあの鼓動は・・・
私の、この心臓の音も・・・

・・・実は、このところ私、なんだかおかしかったんです。
○○くんを思うと、鼓動の音がいつもと違って、でも、その理由がわからなくて・・・
ううん、ごめんなさい、本当はわかっていたんです。
でも、それを認めるのが怖かった。

羽比はずるいです。○○くんとあんなに自然に接して、楽しそうで・・・
私もあんなふうにできたらってすごく羨ましかったんです。
なのに、その勇気が出なかった。

本当にずるいのは私です。
自分の気持ちがわかっていながら、それを抑え込もうとばかりしていました。
私は長なのだから、そういった感情から距離を置かなきゃいけないって。
本当は、種族の違いやそれによる困難、そして何より、○○くんに拒絶されることを恐れていただけなのに。
でも、もう私は逃げません。自分の願いから。この胸の高鳴りから。
○○くん、私もあなたのことが好きです。一緒にいてくれますか?

  • 「ちょっと自信ない・・・」の選択肢では、昨日テレビで観たサッカーの試合の興奮が残っているのだと主人公はヘタレてごまかしてしまい、後悔する羽目になる。

紋星高校以外

 「勢いで告白!」後の識布のセリフが変わり、胃もたれしそうな紋星高校版と比べるとかなりあっさり目になる。

好き・・・!?
じゃあ、さっきのあの鼓動は・・・
私の、この心臓の音も・・・

・・・実は、このところ私、なんだかおかしかったんです。
○○くんを思うと、鼓動の音がいつもと違って、でも、その理由がわからなくて・・・
でも、今、そのわけがわかりました。
この鼓動は恋だったのですね。この音は、私の恋の音・・・
私もあなたのことが好きです。一緒にいてくれますか?

デート『風と心を通わせて』

1回目

 待ちに待った初デート、「少しでも早く○○くんに会いたくて・・・」と識布はのっけからデレデレ。しかし、道に迷っている女性を見かけた主人公が識布そっちのけで女性の相手をしてしまい、空には暗雲が垂れ込め、ゴロゴロと雷の気配さえし始める。やっと女性の案内を終えた彼は慌てて識布の元へ戻ると、彼女は引きつった笑みを浮かべつつ「い、いいんですよ」と寛大に振る舞うが……。

  • 「謝る」の選択肢では、折角のデートでほったらかしにして悪かったと主人公に謝られ、優しいところを好きになったのに他の女性に親切にしているのを見て嫉妬している自分ははしたないと彼女は反省。彼は「むしろ妬いてもらって嬉しいかも」と完璧なフォローを入れ、識布は機嫌を直して空もにわかに晴れ上がる。
  • 「気持ちを伝える」の選択肢では、「オレが好きなのは識布だけだよ!」と改めて言われることで、嫉妬が表情に出ていたことに気付き、はっきり言ってもらえて安心できたと正直な思いを語る。彼女の機嫌が直るとともに空も晴れ上がっていき、主人公は識布と天気が連動しているみたいだと内心驚く。「○○くんは親切でやっているだけなのに、見知らぬ女性に嫉妬したりして・・・」「私、自分が恥ずかしいです」と反省を口にする識布に、彼はやはり「むしろ妬いてもらって嬉しいかも」と完璧なフォロー。顔を赤らめる彼女を見て「これからも識布のこと、しっかり見つめていよう」と思うのであった。

2回目

 2人でサッカー観戦に行くも一方的な試合展開になってしまい、少し残念がる主人公にまだ逆転の可能性はあると識布は言い、負けている方がここから巻き返すにはどうすればいいと思うか尋ねてくる。

  • 「ガンガン攻める」では、攻めて行って積極的にシュートチャンスを作るべきと彼は主張し、ちょうど劣勢のチームが追い風に乗ったロングボールから1点を返す。主人公は大喜びし、選手の思いに風が応えたようだと識布も微笑む。
  • 「しっかり守る」では、無理に攻め込まず守りをしっかり固めるべきだと彼は主張するが、劣勢のチームはロングボールで攻めに打って出、「あらら、言ってるそばからあんな無理なロングボール・・・」の感想。しかし、識布はむしろこれはチャンスだと言い、彼女の言葉通り突風で一気にゴール前までボールが届き、得点に繋がる。「よくわかったね」と驚く主人公に「ふふ、風の便りに聞いただけです」と識布は微笑む。

3回目

 公園で駄弁る2人のもとに野良猫がやって来る。主人公は猫とじゃれ合って可愛がるが、その様子に識布は嫉妬。我に返った彼女は猫にまで嫉妬してしまうことを情けなく思うが、そんな自分でも主人公は好きって言ってくれているのだからこれでいいのだと開き直って猫のマネをしながら主人公に甘え始める
 ナデナデしてもらって、恥ずかしがりつつも満足気の彼女を見て「甘えんぼうの識布もかわいいな・・・」と主人公もニヤニヤ。

ず、ずるいです、○○くん!その子ばっかり・・・

にゃ、にゃあ~・・・

4回目

 デートも終盤に差し掛かり、「今なら、識布のこと、何でもわかりそうな気がする」と浮かれ気分の主人公は、「識布の好きそうな服があるよ!」と目に入ったアパレル店へ一目散に向かっていく。しかし、そこに横からトラックが迫り、彼はその場で立ち止まってしまう。絶体絶命かと思われたその時、識布は咄嗟に真の姿を解放して彼を助ける。

  • 紋星高校の場合、主人公は識布が助けてくれたと理解し、彼女に感謝を述べる。識布は真の姿は見られずに済んだと安心しつつも、いつまで隠し通せるだろうかと心中穏やかでない。

どうやら、真の姿は見られずに済んだようですね。
でも、いつまで隠しておけるものか・・・

  • 紋星高校以外の場合、主人公は自分を守ってくれるかのように突如吹いた突風を不思議に思う。識布は関与していないフリをしつつも、真実を隠していることに心を痛める。

私は、○○くんに真の姿や力を隠している。
心が痛みます・・・

5回目

 識布はデート中ずっと上の空。心配した主人公は何でも1人で抱え込まず、何でも話して欲しいと気遣う。

  • 紋星高校の場合、未だに隠し事をしているずるい女な自分が彼女でいいのかと改めて不安になる彼女を、どんな隠し事があっても受け入れる覚悟は出来ていると主人公は励ます。彼に身を寄せて鼓動を感じ、彼の言葉が本心からのものと確認した識布は心を決め、もう少しだけ時間をくれれば全てを告げると約束する。
  • 紋星高校以外の場合、「隠しごとのある女の子は嫌いですか?」と尋ねる彼女に、「ちょっとヤキモチやきなとこも全部ひっくるめて、オレは識布が好きなんだ。どんな識布だって、オレは受け入れるよ」と主人公は真っすぐに思いを伝える。彼に身を寄せて鼓動を感じ、彼の言葉が本心からのものと確認した識布は心を決め、もう少しだけ時間をくれれば全てを告げると約束する。

・・・噓偽りない、頼もしい鼓動の音。
○○くんの気持ちはこの音を通じて全て伝わりました。あなたを、信じます。

もう少し・・・
もう少しだけ時間をください。
きっと、私のすべてを・・・

空デート

公園

 デートスポットとして有名な公園だったらしく、周りはイチャつくカップルだらけ。主人公は気を遣って早く離れようと言うが、識布は大胆に腕を組んでくる。

これで周りの人たちと同じです。恥ずかしいですが・・・
いえ、恥ずかしくないです。

喫茶店

 落ち着いた雰囲気の店で、まさに識布にぴったりだと主人公は評する。彼が食事を大量に注文したのに対し、彼女が頼んだのはハーブティーだけで、主人公は少しばつの悪さを感じる。

カラオケ

 識布はめったに行かないからと不安がって主人公と一緒に歌いたがる。
 彼女の歌声はやさしい風に耳をなでられているみたいな涼やかで耳に心地いい声だと主人公は評し、一生懸命歌っている彼女の姿に目を細める。

ゲーセン

 キックターゲットをプレイする主人公は、通りすがりの女子学生にチヤホヤされ、デレデレ。ヤキモチをやいた識布により屋内にもかかわらず風が吹き、主人公はボールをスカる。

きっと、風のいたずらですね。

遊園地

 妖精の格好をした遊園地スタッフを見て主人公は羽がキレイですごく華やかだとはしゃぐが、識布は妖精の羽はあんなに派手じゃないとコメント。

映画

 悲劇『悲しみのソロー』を鑑賞し、身分の違いから離れ離れになってしまう作中のカップルに感情移入し、自分の身に起きたらと考えるとやりきれないと識布は不安げにするが、主人公に「オレたちならきっと大丈夫だよ!」と声をかけられ、笑顔を見せる。

 夏に来ると、主人公は彼女を気遣って泳がないで砂浜で過ごそうとするが、識布は潮風に勇気をもらったからと一緒に泳ごうと言ってくる。

この力強い潮風が私に勇気をくれました。
あなたと一緒に泳ぎたい。

 夏以外に来ると、静かで潮風の心地いいオフシーズンの海が好きだと語る識布を見て愛おしくなった主人公は彼女の写真を撮ろうとするが、識布の提案により2人で自撮りをすることになる。

七夕

 生憎の曇天に識布が「晴れますように・・・」と祈りを捧げると、空はにわかに晴れ上がり、満点の星が姿を見せる。驚く主人公に、彼女は素知らぬ顔で「祈りが天に届いたんでしょうか」と微笑む。

夏祭り

 顔色の優れない彼女は一瞬フラついて倒れかけてしまい、天候が悪化してきたこともあって、2人はお祭りの喧騒から離れて休むことにする。お祭りを楽しみにし過ぎて寝不足になってしまったという彼女を主人公は優しく労わり、2人は身を寄せ合う。
 心臓の鼓動が聞こえそうな密着状態で過ごしているうちに天気は持ち直し、もう天気の心配はいらないと思うので、一休みしたらまた一緒にお祭りを回りたいと彼女も元気を取り戻す。

学園祭

 フォークダンスの時間、主人公は識布の視線に気付きながらも誘われるがままに他の女子と踊り始めてしまう。誘うべきだったかと後ろ髪を引かれる思いで踊っていると、急に雲行きが怪しくなり、彼女の方から冷たい風が吹いてくるようになる。
 流石に色々と察した主人公は意を決して識布をダンスに誘い、「どうして、私が踊りたいってわかったんですか?」と尋ねられて「識布風に言うと「風の便り」ってヤツ?」と洒落た返事。彼女はまたまた表情に出ていたことに気付き、またまた「はしたない」と反省する。そんなことないとまたまた主人公がフォローすることで機嫌を直し、空も晴れ上がって美しい夕焼けが2人を照らす。

エピローグ

デート未完走の場合

  • 紋星高校の場合、プロ入りした主人公を祝い、「これからもよろしくね!」と言われるが、浮かない表情。自分といるのがイヤになったのかと問われ、そうではなく、種族の壁を乗り越えられるか不安になったのだと弁解し、「こんな面倒な私でも、これからも一緒にいてくれますか?」と尋ねてくる。どんな識布でも好きだし、識布がそばにいてくれたからがんばってこれた、だからこれからもずっとそばにいて欲しいという主人公の返答を聞いて「そう言ってくれると思っていました」と笑顔になり、「これからも同じ風に乗って進んでいきましょう」と共に歩んでいくことを誓う。
  • 紋星高校以外の場合、プロ入りした主人公を祝い、「これからもよろしくね!」と言われるが、浮かない表情。自分といるのがイヤになったのかと問われ、そうではないと言い、普通の女の子ではなく、嫉妬深くて隠しごとに敏感で、そのくせ自分は隠しごとをしている面倒な自分でも、これからも一緒にいてくれるのかと尋ねてくる。どんな識布でも好きだし、識布がそばにいてくれたからがんばってこれた、だからこれからもずっとそばにいて欲しいという主人公の返答を聞いて「そう言ってくれると思っていました」と笑顔になり、「これからも同じ風に乗って進んでいきましょう」と共に歩んでいくことを誓う。

デート完走した場合

 途中まではデート未完の場合と同じだが、自分といるのがイヤになったのかと問われてからの展開が変わり、「あなたなら、どんな私でも受け入れてくれると信じています」と真の姿を見せ、彼に「どんな姿をしていたって、キミはオレの大事な識布だよ」と言ってもらう。「そう言ってくれると信じていました」と彼女は笑顔になり、人間には聞き取れないかもしれないがそれでもいいと一番大事な人にしか告げてはならないという真名を彼に伝える。

ありがとう。そう言ってくれると信じていました。
そんなあなたになら、伝えられそうです。本当の私の名前も・・・

一番大事な人にしか伝えてはいけない、風の精としての私の真名・・・
人間に聞き取ることはできないかも知れません。
それでも私は、あなたに聞いてもらいたい・・・

 そして、「それはそよ風のように耳をくすぐる音だった。確かに聞き取れはしなかったけど、とても識布らしい音色だ。オレたちはこの優しい風に包まれて、一緒に歩んでいくんだ。これからも、ずっと・・・」という主人公のモノローグで締めくくられる。

ハロウィンバージョン

静かながら意志の強さを秘めた瞳に高貴な雰囲気を漂わせるマネージャー。時に深い闇の如き衣をその身にまとい、礼節と感謝を忘れた愚かなる者どもを断罪しつつも救済する。これもまた愛。
(パワサカイベキャラ図鑑のプロフィールより引用)

ユニークボーナス:女王豹変す

 感情の昂りによって普段の白と水色の爽やかなワンピースドレスから紫(本来は黒だが光沢により紫のように見える)とオレンジの鮮やかなコントラストが映える妖艶な肩出しドレスに変化した姿。蝶の髪飾りも同様の色彩に。
 彼女は、感情をコントロールしきれていない未熟さの証として恥ずかしがっているが、「威厳があって、すごくきれいだった!」「きれいでかっこいい」「何度見てもすごく似合ってるね」と主人公には好評。

デート『風と心を通わせて』

5回目

 貧血気味で自分では着ることができないからと通りすがりの男性に頼み込まれて主人公は仮装大会に飛び入り参加することに。ミグりんの衣装を着た彼は司会のアイドル2人組に「キモカワ~!!」とチヤホヤされる。
 着ぐるみ越しで表情は見えないはずであるにもかかわらず、識布は彼の浮ついた気持ちを見抜いて、嫉妬のあまりいつものワンピースドレスから鮮やかな色合いの妖艶なドレスに衣装が変化。「誇りあるモンスター(紋星高校)/偉容ある怪人(紋星高校以外)を模しているにしては、いささか威厳というものが足りないのでは?」とステージに乱入して物言いを付けるが、すごい衣装だ、凛としていて気品があってファンタジー映画のお姫様みたいだ、と彼女自身が注目を集めてしまい、会場の全員が興奮し始めてパニックになる。
 2人は慌てて会場から逃げ出し、落ち着いた彼女は元の姿に戻る。以降の展開はハロウィンのイベントを先に見ているかでセリフが変わる。

  • 紋星高校の場合、
  • 紋星高校以外の場合、驚く主人公に対し

別Verイベント『漆黒の妖精、降臨!』

 本来のハロウィンでの伝統行事から逸脱した不良(っぽい仮装)に憤りを感じ、変身して説教することも。
彼女キャラの別バージョンなので、選手の容姿にも変更が出来る。2Pだと通常版風のカラーリングになっている。

エピローグ

コンボイベント

『天をも動かす』

紋星高校

新規作成日: 2020/10/17 14:40
最終更新日: 2022/07/25 00:27
最終更新者: 匿名ユーザ
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