おおやまどか
大家まどか

編集 履歴

登場作品 実況パワフルプロ野球2014, 実況パワフルプロ野球サクセススペシャル
登場シナリオ
所属 LOLI高校へ進学
ポジション 管理人代理
利き手/足
誕生日 不明

概要

この子は・・・オレのオカズだ!

 主人公をお兄さんと呼んで慕い、何かと世話を焼く中学生の少女。祖母が体調を崩したことによりアパートの管理人代理を務めることになったのがきっかけで住人の彼と出会い、合鍵で部屋に上がっては絶品の手料理を振舞い、掃除洗濯も行うなど、さながら押し掛け女房、あるいは通い妻のようになる。
 お察しの通り主人公に好意を寄せており、持ち前の押しの強さでグイグイ彼の生活に入り込んでいくのだが、恋愛対象とはみなしてもらえず、もどかしさを感じている。
 実は、物心つく前に父が他界しているらしく、さらには母も小学生の頃に亡くしているという境遇であり、健気に振る舞い、決して人前で表明することはないものの、そのことについて複雑な思いを抱えている。主人公に対しても純粋に恋愛感情のみを抱いているというよりは、同時に寂しさを埋め合わせる家族としての役割を求めている節がある。

 ヘアピンとゴムバンドで髪を留めた容姿にはまだあどけなさが残っているが、同学年の男子からは人気を集めているらしく、「母に似て、美人だって言われるんです」と本人も自信がある様子。
 また、学業は優秀であり、模試で第一志望(偏差値75)のA判定を取り続けるほど。そのため、高校受験を控えた3年生になっても主人公の練習を頻繁に見学し、身の回りの世話をしてくれる。

 現状、有名なオレのオカズ発言のほか、「アタシの初めてを食べてもらっていいですか?」のように意図せず下ネタと紛らわしい言葉遣いをする、スク水の彼女とプールに行くイベントがある、エピローグで明らかになる進学先の高校名がLOLI高校であるなどとあまりに露骨で狙いすぎなキャラ付けが注目を集め、そのことばかりが取り沙汰されがちになっている。しかし、ただのイロモノ下ネタロリと侮るなかれ。両親を失った少女との暖かな交流や中学生の甘酸っぱい初恋物語などパワプロサクセス史上でも異色のイベキャラシナリオも十分注目に値する出来となっている。

パワプロ2014

 システム上は彼女キャラであるが、恋人関係になるわけではない。デートコマンドからは汎用デートしか行うことができない、季節モノイベントに潮干狩りと花火がある、など他の彼女候補陣とは異なる特殊な部分がある。

自己紹介

 病室。「すまないね」と謝る祖母に、もう中学2年生なんだから任せといてとまどかは頼もしい返事。

 所変わって主人公の部屋。何度もドアをノックされても、グースカ昼間まで寝ている彼は目覚めない。痺れを切らした彼女に合鍵で押し入られてはじめて目を覚ます。
 気付けば部屋に見知らぬ少女が入り込んでいるというシチュエーションに混乱する彼に、祖母の代理として管理人を務めることになったと自己紹介したまどかは、散らかった部屋に昼過ぎまで寝ているなんて不摂生極まりないと呆れるも、こういう人を支えるのも管理人の務めだと思い直す。

 そんなことをしていると、いくら管理人でも勝手に解錠して侵入するのはいかがなものかと苦言を呈されてしまい、「ごめんなさい・・・アタシ、こういうの初めてで・・・右も左も分からなくて・・・」としおらしく振舞い、素直に謝罪することとなる。しかし、ここで一筋縄ではいかないのがまどか。そこまで気にしなくて良いと言われた途端、満面の笑みで「ですよね!」と乗っかり、呆気に取られる彼を残し去っていくのであった。

 ……と思われたが、すぐさまUターン。自分は野球が好きなので主人公が所属する野球部(例によってユニフォームを着っぱなしのため、彼女も一瞬で把握した)の練習を覗かせてもらうと宣言。返事も聞かず再び去っていってしまうのであった。

練習後イベント『練習後にまどかちゃんと』

通常時

 練習終わり、「お兄さん、今夜アタシの初めてを食べてもらってもいいですか?」とまどかに話しかけられ、慌てて聞き返す主人公。本当は新作の創作料理を試食して欲しいと言いたかったのだと判明し、了承。手料理をおいしくいただくこととするのであった。

ラブパワー時

 練習終わり、「お疲れ様です!」とまどかに声をかけられた主人公はホント疲れたし、これからミーティングもあるし、片付けもあるし、と甘えモード。「そうだろうと思いまして!」とレモンのはちみつ漬けを差し出され、一口食べて「う~んっ♪」と機嫌を直すのであった。

Nイベント『おいしいゴハン』

1回目

 「まったく、いつまで寝てるんですか」とまどかに叩き起こされた主人公は、まだ朝の7時だと反撃。たじろぎつつも「き、規則正しい生活しなきゃダメです」と何とか体裁を保とうとする彼女をジットリ見つめながら、何の用か尋ねる。
 作り過ぎたオカズをお裾分けしに来たとの説明に、そういうのは普通朝ゴハンではなく晩ゴハンではとツッコむと、「こ、好意は黙って受け取るものです」と開き直られてしまい、今から一緒に朝ゴハンを食べようと言われるが……。

  • 「黙認する」を選んだ場合、「ま、いっか」と観念。一口目を頬張る彼の反応を窺うようにまじまじと見つめるまどかは、「うまっ!?」との感想にホッと顔をほころばせ、「ダテに料理歴、長いワケじゃありませんから」とドヤ顔を浮かべるのであった。
  • 「帰ってもらう」を選んだ場合、後で食べるから置いておいてと言い放つことに。そして、まどかが置いて行ったゴハンを1人で食べた彼は、あまりのおいしさに驚くのであった。

2回目以降

 やはり叩き起こされて一緒に朝ゴハンを食べようと誘われた主人公の答えは……。

  • 「うん、わかった」を選んだ場合、素直に承諾。「うまいっ!」とおいしそうに頬張る彼を眺めつつ、「誰かと一緒に食べるゴハンって、おいしいですよね」と笑顔を浮かべるまどかなのであった。
  • 「帰ってもらう」を選んだ場合、1回目とほぼ同内容。ただ2回目以降ということでおいしさに驚くことはない。

Rイベント『おそうじ』

 主人公のいない間に部屋に入り込んだまどかは「よし、キレイにするぞ~!」と掃除に精を出し、(キラキラッ)とした部屋を見て「お兄さん、喜んでくれるかなぁ」と満足げに立ち去って行く。
 その後帰宅した彼は、部屋がキレイになっていることに気付き、誰の仕業か案じることとなるが……。

  • 「大家さんの仕業だな」を選んだ場合、まどかの仕業だと看破。「もはや、あの子の中ではオレんちは勝手に入っていい場所になっていいのか?」と何とも言えない気分になるのであった。
  • 「ドロボウの仕業だな」を選んだ場合、「ド、ドロボウだ~っ!?」と慌てるが、そんなドロボウいるわけがないとすぐに冷静さを取り戻し、「謎は深まるばかりだ・・・」と首を傾げるのであった。
  • 「妖精の仕業だな」を選んだ場合、妖精の仕業に違いないと考え、「おーい、妖精さ~ん」「恥ずかしがらずに出ておいで~」と呼びかけるが、部屋は静まり返ったままなのであった。

Rイベント『日曜日』

1回目

 帰宅するやいなや勉強しているまどかが目に入って気が動転した主人公は、部屋を間違えたと謝り、出て行ってしまう。改めて自分の部屋だと確認し、一言物申してやろうと話しかけると、「あ、おかえりなさいっ!」とまるで部屋の住人であるかのように挨拶された彼の取った行動は……。

  • 「なにしてるの?」を選んだ場合、苛立ちを押し殺して「なにしてるの?」とにこやかに問うことに。高校受験の勉強だと素直に答えられ、「いや、どうしてオレの部屋にいるの?」と言い直してみるも、自分の部屋だと集中できないからとやはりイヤミが通じない返答。「なんだか、ドッと疲れが・・・」とうなだれると、「大丈夫ですよ。疲れに効く晩ゴハン、用意してありますから」とやはり無邪気に返され、色々なことを諦めて受け容れることにするのであった。
  • 「帰れー!」を選んだ場合、「帰れーッ!」と怒鳴りつけることに。「そんな怒鳴る事ないじゃないですかーッ!?」と応戦するまどかであったが、「逆ギレか、このヤローッ!!」との反撃に、「ん~・・・っ!」と詰まってしまい、やっとひねり出したのは「バカーッ!!」ともはやただの罵倒。「なんだと、このヤローッ!!」「バカーッ!!」「2回も言うなーッ!聞こえてるわーッ!!」と売り言葉に買い言葉の応酬が続くも、隣人にうるさいと怒鳴られると、口を揃えて「すいませーーーんッ!!!」と叫ぶ仲の良い2人なのであった。(イベント終了)

2回目

 2人の何気ない1日を切り取ったイベント内容となっている。

 朝、練習に向かう主人公はアパートの前の道路を掃除するまどかに挨拶し、「いってらっしゃい」と送り出される。

 昼、主人公がランニングに励む一方、まどかは病室の祖母に彼のノロケ話をする。

 夕方、主人公が守備練習に臨む一方、勉強に打ち込むまどかは、ふと時計を見てもう晩ゴハンの支度をする時間だと慌てる。

 夜、練習を終え帰宅した主人公をまどかは「お帰りなさい!」と出迎え、「もう少ししたらゴハン出来ますから先にお風呂入っててください」ともはや新妻の風格を漂わせる。そして、食卓を囲みつつ今日1日あったことについて2人で話し合う(ここで「満塁ホームランを打った」「ファインプレーをした」「盗塁に成功した」の選択肢が出てくるが、テキスト内容に影響はない)。食後、主人公に少しだけ勉強を教えてもらい、いい時間になったところで「おやすみなさい」とまどかは帰宅。

 こうして何気ない1日が終わりを告げるのであった。

SRイベント『まどかの友達』

 街中で、まどかと女友達が談笑しているのを見かけた主人公の取った行動は……。なお、2人は誰それに彼氏が出来ただの、まどかも男子に結構人気だがどうなんだ、いやアタシは全然興味ないだのと恋バナに花を咲かせているのだが、彼に会話の内容は聞こえていない。

  • 「声をかける」を選んだ場合、主人公は2人に挨拶し、そのときのまどかの声色から目ざとく恋心を見抜いた女友達は、「なるほど、そういうことか~♪そりゃあ、同級生の男子にキョウミが出ないはずよね~♪」とニヤニヤで、もしかしてまどかの彼氏なのかとからかってみることにする。
    • 「そうだよ!」を選んだ場合、彼も「いや~、まどかがいつもお世話になってます~」と全乗っかりで、慌てたまどかに「い、いい加減にしてください!」とたしなめられる。ウソだという事はわかってるから安心してとニヤニヤしながら言い、「仲良いんですね、まどかと」と主人公に話しかけた女友達は、いつも自分がお世話になっている方だよ、ジャマして悪かったねと爽やかに応対して離れて行った彼に、中々感じの良い人だと感心。「アナタ実は、お兄さんのことマンザラでもないんでしょ♪」と鋭く指摘し、躍起になって否定するまどかを眺めて「そういうことにしといたげる~♪」とからかうのであった。
    • 「ちがうよ」を選んだ場合、彼は即座に否定。まどかも「ほ、ほらっ。ちがったでしょ?」と乗っかるが、女友達はなおもニヤニヤ。主人公が去った後、「ふ~ん?へぇ~?」「両想いになれるといいわね…♪」とイジられ、「もうっ、何の話よ~」と照れるまどかであった。
  • 「声をかけない」を選んだ場合、そのまま通り過ぎることに、もちろん特に何も起きないのであった。

全レアイベント『告白?』

 彼女候補の告白に相当するイベント。厳密には彼女でないため、「キズナが深まった」という表現が用いられている。この『告白?』でまどかとのキズナを深めることで、これより下のイベント(バレンタイン除く)が発生するようになり、デートコマンドから空デートに行けるようになる。
 本イベントにて発せられる「オレのオカズだ!」というセリフは、パワプロ2014を代表する迷言として未だに語り継がれている。

 本屋の軒先で人気マンガの新刊に目を輝かせる主人公は、ちょうど不良2人組にナンパされるまどかを見かけ……。

  • 「助ける」を選んだ場合、不良を止めに入ることに。「お前に関係ないだろ?」と言われて、「関係あるさ、なぜならこの子は・・・」と反論を始める。
    • 「オレの彼女だ」を選んだ場合、まどかは彼女だと高らかに宣言し、意外に行儀の良い不良らを素直に引き下がらせることに成功。助けてもらった感謝を述べられ、こちらこそ勝手に彼女とか言って申し訳ないと謝るが、「気にしないでください」と笑顔で返される。ここでシーンが切り替わり病室。鼻歌まじりに祖母を見舞い、やけにゴキゲンじゃないかとの指摘にも、「んー?そうかな~♪」とゴキゲンのまどかなのであった。(2人のキズナが深まる)
    • 「オレの妹だ」を選んだ場合、まどかは妹だと述べた上で、「もし何かしてみろ、タダじゃおかないぞ!?」といきり立ち、不良らの興を削いで退散させることに成功。彼と別れ帰宅したまどかは、啖呵を切る彼の勇姿(?)を思い出して「今日のお兄さん、カッコよかったなぁ・・・」とウットリ。胸の高鳴りは収まらず、初めて去来する感情に「あれ・・・どうして胸が苦しくなるのかな・・・」と混乱するのであった。(2人のキズナが深まる)
    • 「オレのオカズだ」を選んだ場合、選択肢の通りまどかはオレのオカズだと言い出し、その場の全員がハテナを浮かべる事態に。朝夕とオカズをくれるまどかはプロ選手を目指す自分にとって健康的な食事を得られるまさに生命線なのだと述べ、彼女を自分から奪おうものなら容赦しないと凄み、あまりの剣幕に不良たちは退散。これで一安心だと満足げに頷く主人公であったが、「アタシのこと、炊き出しみたいに思ってたんですね」「・・・大丈夫ですよ。これからもオカズ持っていきますから」と傷付いた様子のまどかにやらかしを悟り、「ちょ、ちょっと待って、まどかちゃーん!!」と追いかける羽目になるのであった。(もちろんキズナは深まらない)
  • 「放っておく」を選んだ場合、「ま、なんとかなるだろ」と見て見ぬフリをし、帰宅してマンガを読み耽ることにするのであった。もちろんフラグはへし折れる。

全レアイベント『大丈夫です』

 彼女候補のデートに相当。シナリオ固有イベで渋滞し気味の後イベを5つも占めるため、実戦的に完走させるのは至難の業。何ならデッキにまどかしかセットしていなくても完走しないことすらある。

1回目

 主人公は、勉強に励むまどかをもう夜だからと帰そうとするが……。

  • 「お母さんが心配するんじゃない?」を選んだ場合、選択肢の通り母親に心配されると言ってみることに。すると、「・・・大丈夫ですよ」と切り出したまどかは、母を小学生のときに、父を赤ちゃんのときに亡くしたと語り、気の毒そうな表情を浮かべる彼に対して、祖母もまだ30年は生きるし、身体は健康で学業は優秀、容姿も母に似て美人と褒められると続け、「だから、大丈夫です」と健気に笑う。さらには逆に主人公の方がプロになれるか心配だと冗談めかして言い、「未来のプロ野球選手のために栄養満点の晩ゴハン、作りますね」とキッチンへ向かうのであった。
  • 「お父さんに怒られるんじゃない?」を選んだ場合、父親に怒られると言われたまどかは父を赤ちゃんのときに、母を小学生のときに亡くしたと語る。後は上の選択肢と同内容。
  • 「なんでもない」を選んだ場合、何も言わないことに。腹が減ったとまどかは我が物顔で晩ゴハンの支度を始めるのであった。(イベント終了)

 結局いずれの場合でも帰宅させることに失敗し、晩ゴハンを作ってもらうことになる。
 いつもこうやって彼女のペースに呑まれて家事を任せ切りにしてしまっているのであろう。

2回目

 主人公はまどかのショッピングに付き合うことになるが、アパレル店で一緒に服を見繕ったりするなど、傍から見れば完全にデート。買い物を終え、「あー、楽しかった!」と満足げに笑う彼女にお礼を言われたりしていると、そこへ警官が登場し、まどかが中学生であることを確認した上で、彼の素性を尋ねてくる。
 ここでは「大学生です」「野球部です」「兄です」「ワタシ ニホンゴ ワカリマセーン」の4つの選択肢が出てくるが、どれを選んでも最終的な展開は変わらず、彼とどういう関係なのかと水を向けられたまどかが「えっと、その・・・お兄さんはいつもアタシのワガママに付き合ってくれてるって言うか・・・」としどろもどろで答えた結果、警官から「え?付き合ってる?」と勘違いされてしまう。

 結局祖母の病室まで案内させられる羽目になり、事情を説明してもらって一件落着。帰りに立ち寄ったファミレスで、迷惑をかけたお詫びに奢るから好きな物を頼んで欲しいと言い出した彼女は、遠慮する主人公に対し、「大丈夫です。アタシんち、お金は沢山ありますから」「それに、何かおわびしないとアタシが祖母に叱られてしまいます」といつもの押しの強さを見せるのであった。

3回目

 父親が生きているらしいとまどかから告げられた主人公は驚愕。たまたま彼女の親権について書かれた父からの手紙を見つけ、祖母に真実を教えてもらったとのことで、昔の写真しか持っていないが、それを頼りに父を探したいと言い出した彼女に何か意見を述べることになるが……。

  • 「やめておきなよ」を選んだ場合、高校受験と祖母の入院でドタバタしている今するべきことではないと諭し、彼女も納得。父探しは一旦保留とするのであった。(イベント終了)
  • 「許せるの?」を選んだ場合、ある意味父の被害者と言えるが、そんな父を許せるのかと尋ねることに。父には父の事情があったんだと思う、自分が許せばそれで済むのだから自分が被害者の側で良かったというやけに達観した答えに、「わかるような・・・わからないような・・・」と首を捻る彼であったが、当のまどかは「ですよね!実は自分でもわかってません」「あ、そうだ!ケーキおごってくださいよ」「父が生き返ったお祝いってことで!」など、あっけらかんとした様子を見せるのであった。
  • 「オレがいればいいじゃないか」を選んだ場合、キメ顔で「なぁまどか、オレがいればいいじゃないか」とふざけてみることに。突然のことに固まったまどかは、「な~んてね~」とネタバラシされてもドキドキが収まらずオーバーヒート。「もうっ、変なこと言わないでくださいよー。危うく通報するところでしたよー?」と何とか平静を装いつつも内心はメロメロで、「お父さんも大事だけど・・・今は、この時間を大切にしようかな」と彼と過ごす日々を優先することを決めるのであった。(イベント終了)

大丈夫、大丈夫・・・
落ち着け、アタシ。
スゥー・・・
ハァー・・・

4回目

 写真を頼りに父について聞き込みを続けるまどかだったが、連日の無理がたたり熱を出して倒れてしまう。しかし、幸い倒れたのが主人公の部屋だったため、彼に看病してもらえることに。

 看病も一段落つき、彼女のために何か用意しようと考える主人公。「市販のカゼ薬」「おかゆ」「氷マクラ」から1つ選択肢を選ぶことになるが、展開に影響はなく、いずれの場合も立ち上がったちょうどその時、「待って、行かないで・・・」「お父さん、お母さん・・・もうアタシを1人にしないで・・・」とまどかは孤独な身の上についての本音を寝言で漏らしたのを聞き、「しっかりしてるけど、もう中学生だもんな・・・」としみじみ考えることになる。

 そして、翌朝スッキリ目覚めた彼女は、隣に眠る主人公が一晩中看病してくれていたことを悟り、つい愛しくなって彼をナデナデするのであった。

5回目

 まどかはついに父の消息に関する目ぼしい情報を掴むが……。成功率はかなり低めなので、見るのには根気と忍耐が必要。

  • 失敗パターンの場合、まどかは単身父と思しき人物の家を訪ねるが、よく似た別人であることが発覚。お父さんに会えてるかなと案じる主人公の元に戻って人違いだったことを報告し、高校受験と祖母の見舞いを優先して一旦父探しを保留にすると語る。そして、ゲン担ぎとしてトンカツを奢って欲しいと要求し、「いやいや、ホントはお腹へってるだけでしょ?」「あはは、バレましたー?」と朗らかに彼とじゃれ合うのであった。
  • 成功パターンの場合、単身父と思しき人物の家へ向かうまどかであったが、その道中で目の前に現れた男性を一目見て「あの人だ!」と直感。緊張を振り払い、意を決して話しかけようとするが、父と思しきその男が子供を連れていることに気付き、さらに2人の会話内容から彼が円満な家庭を築いていることを理解してしまう。

あっ・・・
ああっ・・・
あそこにアタシの居場所は・・・
あの幸せの形にヒビを入れるなんてこと・・・

 あの幸せにヒビを入れることはできないと彼女は身を引くことを決意し、父に伝えるはずだったメッセージを胸中で唱え、その場を立ち去ることに。そして主人公の元へ戻り、「大丈夫です。ホントに大丈夫ですから・・・」と彼の胸の中でただ涙に暮れるのであった……。

お父さん・・・はじめまして、まどかです。
お父さん・・・まどかはこんなに大きくなりました。
最近、おばあちゃんがね、『まどかはお母さんに似てきたね』って言ってくれるよ。
ねぇ、お父さんから見ても、やっぱり似てるかなぁ?
お父さん・・・アタシね、この前のテスト、学年で1番だったよ。
ねぇ、頭がイイのは、お父さんゆずりなんだよね?
お父さん・・・アタシには弟がいたんだね。
弟たちの面倒、見てあげられなくてごめんね?
お父さん・・・
お父さん・・・
お父さん・・・・・・
どうか、お元気で。さようなら・・・

クリスマスイヴ

 クリスマスイヴの夜、1人お笑い番組を見て笑う主人公の許へ訪ねて来たまどかは、「うわぁ・・・イヴの夜に独りですか・・・」とドン引き。「どういう意味やねん!」とちょうどテレビの音声が彼の気持ちを代弁するかのように響く。すると彼女は、「これ面白いですよねー」とその番組に見入ってくつろぎ始め、「ここはお前の家かっちゅーねん!」と彼の気持ちを代弁するかのようなテレビの音声が再び響く。
 結局はそのお笑い番組を最後まで見ることになり、そこで主人公は何かを切り出そうとするが……。

  • 「お腹すかない?」を選んだ場合、買い出しに行くことに。向かった店内で七面鳥を見つけたまどかはスイッチが入ったのか、ハーブやクリスマスケーキなど色々と買い込む。主人公は、それらの食材を活かした彼女手作りのクリスマス料理に「うまっ!」と舌鼓を打ち、寒風吹きすさぶイヴの夜にあって、「あー、今日はあったかいなぁ・・・」としみじみ感じるのであった。
  • 「イルミネーション見に行かない?」を選んだ場合、街に繰り出すことに。綺麗なイルミネーションを楽しむ2人であったが、周囲がカップルだらけで何かと居心地が悪い。そのイチャイチャムードに力を得たのか、少し大胆になったまどかは、スカートで寒いからと思い切って彼のポケットに手を突っ込み、スキンシップを楽しむ。満更ではない様子の主人公は、寒風吹きすさぶイヴの夜にあって、「あー、今日はあったかいなぁ・・・」としみじみ感じるのであった。
  • 「サンタさんにお願いはした?」を選んだ場合、選択肢の通り尋ねてみることに。「うちはそういうのナイんです」(祖母と2人暮らしのためか)とまどかを少し不機嫌にしてしまうが、すぐに機嫌を直した彼女から、「いつも健気にお兄さんへゴハンを振る舞っている、アタシへのプレゼント」として晩ゴハンを作って欲しいとの要求が。申し訳なく思いつつも袋麺と玉子チャーハンという簡素なメニューを振舞うと、「大丈夫です。料理で大事なのは真心ですから」などと励まされる。クリスマスらしいことはできていないものの、2人和気藹々と過ごす、そんなかけがえのないひとときに主人公は、寒風吹きすさぶイヴの夜にあって「あー、今日はあったかいなぁ・・・」としみじみ感じるのであった。

初詣

 まどかの選んだ神社で、2人は待ち合わせて初詣を行うことに。「野球がうまくなりたい」と「健康に過ごしたい」、いずれの選択肢を選んでもまどかは自分自身のことではなく、彼と同じ願いを捧げる。
 何をお願いしたのと尋ねられたまどかは高校受験のことだと嘘を吐くが、ここはスポーツの神様ではとツッコまれ、慌てておみくじを引こうと話題を逸らしごまかす。

バレンタイン

 バレンタイン前夜、主人公への気持ちをこめたチョコを自作するまどかであったが、気持ちをこめすぎた結果、持ち運ぶには大きすぎる代物となってしまう。

よし、作るぞ~!
お兄さんへの気持ちをこめて・・・
こめて・・・
こめすぎた・・・

 当日、周りの野球部員が皆まどかからの義理チョコをもらっているのを知った彼は当然自分ももらえるものと思い、その時を心待ちにするが、結局もらえずじまい。落胆しつつ帰宅し、冷蔵庫を開けてみると、「お兄さんへ♡」とのメッセージが添えられた巨大チョコを発見することとなり、「毎日少しずつ食べる」か「一度に全部食べる」かを選ぶのであった。

潮干狩り

 絶好の行楽日和に主人公はまどかと潮干狩りへ出発。帰宅した後、採れた貝で作った料理を振る舞ってもらい、舌鼓を打つこととなる。
 なお、一切貝が採れないパターンも存在し、その場合は、インスタントラーメンを食べることとなる。

SRイベント『ある暑い日』

 夏に発生。うだるような暑さに音を上げた主人公の取った行動はは……。

  • 「プールへ行く」を選んだ場合、プールへ赴くことに。ちょうど用意をまとめたところでやって来たまどかを連れてプールを満喫した後、心地よい夜風に吹かれながら、2人屋台でおでんに舌鼓を打つのであった。なお、まどかの水着はスク水だったとのこと。
  • 「ひたすら耐える」を選んだ場合、我慢して乗り切ろうとすることに。すると案の定熱中症で意識を失ってしまうが、ちょうどその時やって来たまどかにより発見され、事なきを得る。そして、元気を取り戻した彼は、まどかこだわりの薬味が添えられたざるそばに舌鼓を打つのであった。
  • 「デパートへすずみに行く」を選んだ場合、選択肢の通りデパートへ向かい、バッタリまどかと遭遇。創作料理の食材を買いに来たという彼女に冷房目当てでやって来たことを見抜かれ、「うちへ来ませんか?料理を試食して意見を聞かせてくださいよ」「・・・冷たい飲み物もありますよ」と気を回してもらうことになる。場面はまどか宅に移り、主人公の前に創作料理が供されるが、それは冷やしラーメンの上にバニラアイスらしきものが乗せられた奇妙な代物で、面食らいつつ一口食べてみると、予想に反して大変な美味が口に広がる。驚いた主人公は、上に乗っかっているのはバニラアイスじゃないんだなと指摘し、「あえて名付けるなら、濃厚トンコツスープアイスですかね」と正体を教えてもらうのであった。

花火

 家で1人腹を空かせた主人公は、やって来たまどかに花火を見に行かないかと誘われ……。

  • 「うん」を選んだ場合、誘いに応じることに。人ごみではぐれちゃいけないからと言い訳して主人公の手を握り、花火を見物するまどかは「キレイですねぇ・・・」としみじみ。それに対する彼の返事は……。
    • 「はかなさを感じる」を選んだ場合、一瞬輝いてパッと散る花火には儚さを感じると言い、彼女に意見を求める。儚いからこそ思い出に焼き付くのだとまどかは答え、心の中で「そう、お兄さんと過ごした今日という日も・・・」とセンチメンタルに呟くのであった。
    • 「案外近くに感じる」を選んだ場合、低空に打ち上げられているせいか案外近く感じると言うことに。手を伸ばせば届きそうと応じるまどかであったが、「おっ、そんな気がするな」「ま、届くワケないけど」と笑う彼を見つめ、「ホント、届きそうで届かないキョリだなぁ・・・」と2人の関係に思いを馳せ溜息を吐くのであった。
    • 「そんなことより人が多い!」を選んだ場合、人ごみに文句を垂れることに。「まぁ、仕方ないですよね」と相槌を打つまどかだったが、何者かにぶつかられて体勢を崩した拍子に抱き留められたことで、お互い密着し合い、直ににおいを感じとれるシチュエーションに興奮は最高潮。勢いに任せ、彼をギュッと抱き締めながら好きだと告白するが、花火の音にかき消されてしまい想いは届かず。聞き返されることになるも、既に勇気を使い果たしてしまった彼女は屋台メシに話を逸らしてごまかしてしまうのであった。

あー、お兄さんのにおいだ・・・
もう、ダメかも・・・
アタシ、ガマンできない・・・

お兄さん。
あのね・・・
あの、アタシ・・・!
おに・・・・こと・・キ・・!

  • 「ヤダ」を選んだ場合、選択肢の通り気乗りしないからと断ろうとするが、それならばと用意していた手持ち花火を取り出され、近所の公園で楽しむことになるのであった。

エピローグ

 プロ入りに伴い住み慣れた部屋からも退去することが決まり、しんみりムードの主人公に、管理人代理として退室に必要な準備をまとめたメモを渡すまどか。
 受験勉強で忙しいのに申し訳ないと謝られるが、「大丈夫ですよ。アタシ、頭いいですから」と自信満々に答え、偏差値75の超難関校として知られるLOLI(ロード・オブ・ラーニング・インターナショナル)高校を受けると話し、模試の判定もずっとA判定だと語る。そして、「そこまで頭よかったのか。勝手に部屋に入ってくるような子だからむしろ逆かと・・・」と驚く主人公の絞り出すような「すごいね・・・」との褒め言葉には、すごいのはプロ野球選手になった彼の方だと褒め言葉で返す。
 さらに続けてこの1年を振り返り、寂しくなると言いつつも、「オレがいなくても大丈夫・・・だよね?」との気遣う言葉には、もうすぐ祖母も退院するから大丈夫だと明るく答え、さらに内心では、主人公と過ごしたあたたかな思い出がこれからを生きる糧になると付け加える。

それに、お兄さんと過ごした月日。このあたたかい思い出があれば、アタシは強く生きていけます・・・

 しかし、それでもやはり名残惜しくなって、退去の準備を始めようとする彼を呼び止め、「最後にギュッてしてくれませんか?」と頼んで抱き締めてもらい、「お兄さん・・・大好き・・・」とあらゆる想いを乗せて呟く。そして、「うん、オレも好きだよ!」という主人公の返事から「・・・やっぱり、アタシの好きとお兄さんのそれは違うんだ・・・」と理解。何とか笑顔を浮かべて「はい、おしまいっ!お兄さん、がんばってくださいね!」と激励の言葉を贈り、「さよなら、アタシの初恋の人・・・」と失恋の味を噛み締めるのであった……。

サクスぺ

何かと主人公の世話を焼きたがる、管理人代理の女の子。けなげで純真な性格だが、意味深な言葉を口にすることも・・・?
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルN~PRプロフィールより)

中学生ながら、管理人代理として何かと主人公に尽くしてくれる女の子。いつも明るく振る舞うが、胸の奥には温かな家庭を求める思いがある。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルSR~PSRプロフィールより)

ユニークボーナス:世話焼き管理人さん

 栄えある2020年パワプロの日のサクスぺオリジナルキャラとしてデビュー。流石に彼女候補キャラではなく相棒としての登場となった。2014での濃密な交わりとは比べ物にならないくらいイベントが淡白になったものの、下ネタと紛らわしい物言いは健在。
 サクスぺオリジナルキャラ定番のキャッチコピーは「管理人代理の世話焼き中学生」。

自己紹介

 主人公が散歩に出かけると、管理人の孫を名乗る少女=まどかと出くわす。祖母が体調を崩したため代理を務めることになったため挨拶しに来たらしい。その他彼の質問に答えて現役中学生であること、両親はおらず祖母と2人暮らしなことなどを語った彼女は、野球が好きだからと今後度々主人公の練習を覗かせてもらうつもりだと言い出す。
 さらに、彼が腹を鳴らしたのを目ざとくキャッチして、キッチンを借りて料理を振る舞い、その上、管理人の務めと称して今度部屋も片付けに来ると宣言。厚意をありがたく思いつつも、「年下の女の子に世話を焼いてもらうのもなぁ・・・」と苦笑いする主人公なのであった。

全レアイベント『教えてください、お兄さん』

1回目

 「ペンギンがいるのは北極と南極、どちらか」という問題がわからないから教えて欲しいとまどかに頼まれた主人公の答えは……。

 「北極」「南極」「どっちにもいる」いずれを選んでも展開は変わらず(ただし、正解である「南極」を選ばない限りイベント終了)、まどかはページをめくって答えを確認し、「・・・教科書見ればわかるならオレに聞かなくてもいいじゃないか」とツッコまれてしまう。実は教えてもらいたいというのは建前で、自宅で集中できなかったので遊びに来たのだと明かした彼女は、「あの・・・ダメでしたか・・・?」と反応をうかがうが、「いや、いいよ」と認めてもらい素直に喜ぶのであった。

2回目

 再び勉強しに来て保健体育の質問があると言うまどか。身構える主人公だったが、ソフトボールの規定イニング数は何回かと聞かれ、拍子抜け。
 「7回」と答えても「9回」と答えてもその後の展開は同じで、保健体育まで真剣に勉強するなんてと驚く彼に、偏差値75の高校を志望しているので副教科も疎かにできないのだとまどかは語り、そんな難関校で大丈夫かとの声には、模試の結果も悪くないのでこの調子で行けば、と自信を見せるのであった。

 家でゆっくりする主人公を訪ねたまどかは、以前約束した片付けをしに来たと言う。早速積み上がった本の束に手を付け始めたのを見た彼はアレな本が混ざってたかもしれないと慌て始めるが……。

  • 「まどかちゃんを止める」を選んだ場合、彼女を止めようとするが、本の山が崩れ落ち、アレな本があらわに。慌てて隠すが、「○○さん・・・そんな本を読むんですね」と言われ、動揺を隠せない。「熱心なのはいいですけど、知識だけじゃ意味がありませんよ。ちゃんと実践、できてますか?」とさらに続けられて、アレな本の内容を実践するなんてと固まってしまい、極め付きには「もしかして相手がいないんですか?それなら・・・アタシが相手になりましょうか?」「こう見えて、結構詳しいんですよ?」と畳みかけられ、完全にパニック。ここでまどかは足元に転がっている本を見て野球の練習の話をしていたことが明かされ、「あっ、そっち・・・」と安堵とも落胆ともとれる返事をした後、彼女の提案を歓迎するのであった。(絆が結ばれる)
  • 「まどかちゃんの気を逸らす」を選んだ場合、「あっ!UFOだ!」とあまりにも陳腐な手段で気を逸らそうとし、「・・・は?何言ってるんですか」と突き放される。めげずに「ほら!まどかちゃん!あそこ!ほら!」と必死に訴えかけ、何とかよそ見をさせることに成功。アレな本を回収し、ホッと一息つくのであった。(絆結ばれず)

親交

1回目

 初めての練習、メニューを作って来たと胸を張るまどかであったが、確認してみるとかなりの分量で、主人公に心配されてしまう。
 実際本当にハードな内容にバテてしまった彼女は、「偉そうなこと言いましたけど、実践が足りないのは、アタシのほうでしたね」としょげてしまうものの、中学生でここまでやれたら上出来、メニューもよく調べて作られてるとフォローされ、顔を赤らめる。そして、せっかく考えてくれたメニューだからやれるところまでやってみようとの励ましに笑顔で頷くのであった。

2回目

 練習を重ね、上達を見せるまどか。近くの親子連れの幸せな家庭を思わせる会話を聞いて顔を曇らせるが……。

  • 「お腹が空いた?」を選んだ場合、お腹が空いたのかと尋ねられた彼女は、先程の親子連れの会話に出てきたハンバーグを自分も作ると言い出す。主人公もご相伴にあずかることになり、あまりのおいしさにがっついて頬張った結果、口元が汚れているとハンカチで拭ってもらう羽目に。油とソースでベトベトになったそのハンカチを気にする彼も、洗濯するから大丈夫というアッサリした答えが返ってくるのであった。
  • 「どうかした?」を選んだ場合、晩御飯の支度があるとまどかは帰ってしまうが、親子連れを見て表情が変わったことと、家に両親がいないと言っていたことから、実は孤独な境遇に寂しさを感じているのではと感づく主人公なのであった。

3回目

  • 2回目で「お腹が空いた?」を選んだ場合、いつもの練習を始める前、主人公は先日汚したお詫びだとハンカチをプレゼント。「汚された、だなんて思ってないです。アタシがしたくてやったことですから」と彼を気遣いつつも、大事に使わせてもらうと大喜びするまどかであった。
  • 2回目で「どうかした?」を選んだ場合、いつもの練習を始める前、先日汚したお詫びにと主人公はバット/ボールをプレゼント。「わっ・・・すごく立派なバットですね!」「わっ・・・革の匂いがすごい・・・」などやはり紛らわしい感想を言って喜ぶ彼女にどういう風の吹き回しか尋ねられ、先日寂しそうだったので元気づけようと思った、家庭の事情は知らないけど野球にはいつでも付き合うと返答。自分は幸せ者だと感動するまどかなのであった。

正月

 初詣帰りのまどかと街で出くわした主人公。おみくじの話題を振ると、大吉だった、お兄さんにも運を分けてあげたいと言われる。それは難しいなと相槌を打っていると、これなら分けられると屋台で買ったベビーカステラをお裾分けしてもらい、一緒に食べることになるのであった。

エピローグ

 主人公のプロ入りを祝い、新生活へ向けて引っ越しの手伝いをするまどかは、受験生なのに大丈夫なのかと心配され、模試でA判定を取っているし大丈夫、主人公の世話をしなくて済む分むしろヒマになりそうだと笑う。続けてこの1年の付き合いについて感謝の言葉を贈られて別れを惜しんだ彼女は、「○○さんは、アタシの初めての人ですから」と顔を赤らめる。何のことだと慌てる彼に、プロ野球選手になる初めての知り合いだということだと何食わぬ顔で説明し、再び別れを惜しむが……。
 以下、親交イベントの進行度合いで分岐。

親交2回目で「お腹が空いた?」を選んだ場合

 まどかは「今夜はご一緒してもいいですか?」と提案、かつて一緒に食べた特製ハンバーグを再び振る舞う。主人公と食卓を囲むのも今日が最後だと名残惜しげに呟いた後、彼が近くに帰ってくる時は必ず手作りの弁当を差し入れると宣言し、それは心強い、楽しみだと歓迎されるのであった。

親交2回目で「どうかした?」を選んで3回完走した場合

 妙案を閃いたとばかりに最後にもう一度野球の練習をしようとまどかは提案、日が暮れそうになるまで続け、ついに別れの時がやってくる。彼女はまたしても意味深に聞こえる言葉で別れを惜しみ、自分が寂しくならなくて済むよう、テレビでもネットでも彼の話題で持ちきりになるくらい活躍して欲しいと主人公を激励するのであった。

・・・今日は、帰りたくないです。
ずっと、ずっと・・・朝までしていたいくらいです。これが最後だって思うと・・・
2人でこうしている間は、さみしさを忘れていられましたから。

親交2回目で「どうかした?」を選んで未完走、あるいは親交消化が1回以下の場合

 妙案を閃いたとばかりに掃除でも洗濯でも呼んでくれれば寮まで行くとまどかは宣言するのであった。

新規作成日: 2021/02/13 17:41
最終更新日: 2022/07/26 23:21
最終更新者: 匿名ユーザ
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